010.風が吹けば桶屋が…その3
海上に潜望鏡中のチン〇アナゴーのようにウネウネと超巨大な何かが顔を出している。
あっ、ごめんなさい。
伏字も長音符も必要ありませんでした。
普通に、チンアナゴです。
気になったので、巨大なチンアナゴを鑑定してみた。
と言うか、チンアナゴじゃないし…………。
ちなみに鑑定結果は個人個人のユニークな結果を出すので、誰もが同じ結果にはならない。
それに、力量差があり過ぎると鑑定結果に反映しない。
だから、ボクを鑑定魔法で見ようにも、普通は見ることが出来ない。
でも、それだと拙いので直接鑑定魔法で見られた場合は、ダミーの情報を結果として返すようにしている。
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【ランスロット・ベンウィック・ブリタニアン】
ローリーペッタン王国ブリタニアン領の領主の一人息子。
また、シーターさまの加護を持っているので何でもありのハイエルフである。
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お父様が、この世の終わりみたいな表情をしてるのは、未来視を含めて見ることが出来るお父様の鑑定魔法の鑑定結果にボクの行動が反映していなかったからだろう。
【鑑定】
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【シーサーペント】
うなぎとそっくりな味と肉質を持った食材。
蒲焼にすると、〇国産のうなぎよりは美味しい。
火の魔法で倒すと、白焼き状態でアイテムがドロップする。
蒸してから、タレをつけて本焼きすると最高。
強さ?
弱い、弱い、木剣で充分。
いや、パンチだけでもいけちゃう。
でも、ドロップために
火属性の付与魔法を追加したほうがいいかも。
あ、火魔法が強すぎると、炭がドロップするよ。
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くっくっくっくっくっくっくっ。
こ、これは倒すしかない。
海上汚染の全くない海の生物だから美味しいはずだ。
じゅるり。
ボクのお腹を満たすためにやられちゃってくださいね。
あ~醤油と砂糖とみりんと欲しいです。
白焼きだから、わさび醤油でも可です。。
調味料に関しては、本当に早急に問題解決が必要ですね。
「ボクが倒してきますね~。一応、マーリンを盾代わりに連れて行きま~す。マーリンシールド・カムヒア」
両親が心配するだろうから、マーリンを連れていく。
周りを見回した限り青い顔をしていなかったのはマーリンだけでしたし…………。
鳴らない口笛を吹いて無関係を装ってそっぽを向いてとも言う。
「マーリンは、お腹が痛いので無理ですぅ」
子供に子供のような言い訳をするなよ!
いや、逆にいいのか?
でも、見た目は子供、中身は大人げないボクですから、もちろん、許しませ~ん。
「大丈夫。大丈夫。単なる食べ過ぎだから、軽~く運動しよう」
ボクはマーリンが食べ過ぎでメイド服のスカートのフックを外したのを知っている。
ちなみにこの世界の下着は残念仕様なので、色気なんか全く無いですよ。
ええ、まぁ、これっぽっちもね。
【念動力】
逃げようとしていたマーリンを念動力で捕獲した。
「マーリンシールド装備完了」
マーリンは念動力でボクの周りをグルグルと回っている。
溜め技で武器にもなる本当にシューティングゲームのようだ。
「無理ですぅ。無理ですぅ。盾代わりなんて無理ですぅ」
う~ん。
マーリンの力量では無理なのか?
一応、マーリン防御結界の上に防御結界を張ってやる。
「何言ってんの? エルフティア王国最強の盾、マーリンでしょ?」
ボクが防御結界を張ったことにも気付かないくらいマーリンは慌ててる。
「それでも無理ですぅ。そんな二つ名返上しますぅ。これから、国王や上司の言うことを聞きますから、盾役じゃなく、今すぐにでも、本国に戻らせてくださいよぉ。だから、シーサーペントの盾なんてさせないで下さいよぉ~~~」
上司の言うことを聞くっていうマーリンの言質を取れたのでミッションコンプリート。
これで、マーリンに無理難題を言わなくても良くなった。
「分かったよー。じゃあ、最強の武器で♪ さぁ、マーリン行ってこーい」
まぁ、言わなくても良くなっただけなので、言っても問題無いです。
「(せめて、バン……ツ、)あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
攻めて、パンツァーゴー?
ボクに聞こえる程度の小さな声で聞き取りにくかったが、マーリンも気合い入ってるようだ。
「お父さま。ボクも行ってきますね」
さぁて、今日の夕飯は君に決めた!
うしゃしゃしゃしゃしゃ、食材ハントだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!




