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教科書にはこう書いてあるのだ

自己満足で書いております。


 超能力というものが空想でなくなったのは、今から25年も前のことである。

 アメリカのマジシャン発掘番組で出た一人の男、自分の事を「ミラクルマン」と呼ぶ彼は、奇跡をお見せしようと言い、野球ボールを浮かした。

 そこまでは何もおかしなことはなかった。番組はそのまま終わったのだ。さほど彼は注目されなかった。ボールを浮かすのはそこまでめずらしいことではない。

 彼に対する見方が変わったのはその一ヶ月後のことである。彼は毎週日曜日になると、公園で小さなマジックショーをやっていた。テレビ番組に出たため、ギャラリーはいつもより多かった。

「この前のリベンジだ!」

 そう叫んだ男は乗用車を宙に浮かした。それが動画投稿サイトに載せられたあと、間もなく彼は伝説の超能力者となったのであった。

 というのが今の歴史の教科書、つまり2040年の歴史の教科書にある超能力についての説明である。

 大変なのはその後のことだが、それをどのようにして伝えるか、未だに悩んでいるらしい。25年も経ったのだからいい加減なんとかして欲しいが、世界が終わりのない迷宮に入り込んだ大事件なのだ!というのをずっと言い続け、今に至るのだ。

 大変なのは伝説の超能力者誕生の後のことである。

 さまざな番組や人間が彼を信じ、疑い、崇め、批判した。彼は世界中から注目を集めたのだ。

そんな中、突然彼は殺された。そう、それは本当に突然のことであった

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