意味わかりません
そんな視線を感じていないのか
感じているけど気にしないのか
上条先輩はあの爽やかな笑顔のまま皆の前を通り過ぎて行く
「……~っ」
うー、辛い、めちゃくちゃ辛い!
いつまで担いでるのこの人‼
言いたいけど言えない~!!!
「えー、皆さん、遅れました、委員長の上条です。」
何事もなかったかのように話す上条先輩…
え、もうあれかな?
私の事担いでるの忘れてるのかな??
ジタバタするべきかな??
「あ、今日なにしにきたかと言うとー…」
ぐるんっ
「…っっ?!?!」
いきなり私を机の上に…
え⁈す、座らせっっ
「この子、副委員長にしたから、その報告だけ」
…………え?
え?
副…え?
はっはぁぁあああ?!私?!?!
しかも何?!
し、したから?!決定ですか!!
「…っ!……っ?!」
今だ理解も出来ず文句も言えない私を
はじめよりも異様な目でたくさんの人が見ている…
わ、私だってよくわかりませんよー?!
え、どうすんのこれ?
しーんとしちゃってるよ??
てか1年って副委員長になれるんだっけ⁇
「んじゃあ!俺帰るから」
…は?
「あとはよろしくねー!副委員長ちゃん♪」
さぼるなよー、とか言いながら
上条先輩は本当にそのまま帰ってしまった…
さ…
サボってんのはお前だー!!!!
きっとそう思ったのは私だけじゃ無かったはず…
っていうか、私が何をしたっていうんですか!!!!