表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若宮さんの憂鬱日記  作者: 咲野 音葉
6/46

君子危うきに近寄らず…ですね

あー…やってしまったー。


上条先輩。

そろそろ本気で怒るんじゃないだろうか


「………っくく…」


…へ?


「…っふは!」


え、


「はははははっっ‼」


わ、笑ったー?!

え?え?!私なんか面白い事した⁈

それとも怒りすぎてー⁈


「はー…ねぇ、集まりってどこでやってるんだっけ??」


笑いすぎて若干涙目の上条先輩…


はっ!いってくれるのかな⁈


「と、図書室です!」


ていうか、図書委員なんだから普通そこだよね?


「うん。わかった、ありがと」


あー、良かった良かった


今からなら少しの遅刻で…


ひょいっ


あれ⁇


「さっ!急ごうか!」


爽やかな笑顔の先輩…


っじゃなくて!!!!


「かっ上条先輩⁈」


「んー??」


いや、んー??じゃないでしょ!!


「なんで担いでるんですか‼」


そう、担いでいるのだこの人は

え?そうです、私をです。


「いやーだってさ、俺が走る方が君より速いでしょ⁇」


いや、確かにそうだけれども…


「…それに、君に邪魔されたくないし」


「…え?」


今なんて…


え、ちょっ待って⁈

この人いつまで担いでるの⁈


もう着くんですけど!


扉目の前!!


「あっ!あの上条先輩!降ろしっ…」


ガラッ



あー…



当然こちらに集まって来るたくさんの視線



今日何度目だろ、泣きたい…








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ