さぁ学校へ行きましょう
ピピピッピピピピッ
「…36.3℃」
熱が下がりました。
「うん、これなら平気そうね。学校いってらっしゃい」
「…。」
つまり今日からまた学校へ行かなければならない日なのです。
「はぁ…」
学校は嫌いじゃない。勉強は得意じゃないけど面白いこともあるし(うとうとしちゃうときもあるけど…)友達と話すのも楽しい。…けど、けどっ
先輩とのことは!!!どうしたら良いんでしょうか!!!
結局あの後私は寝てしまったらしく気がついたときには先輩はもう帰ったあとだった。本当に良い子だったわねぇあんなイケメンな彼氏お母さんも欲しいわぁ、なんて話すお母さんにツッコミを入れる気力もなく私が最初に感じたのは〝安堵〟だった。
〝君は、冗談だと思う?〟
…あの時の先輩の声が頭から離れない。今まで冗談だなんだと誤魔化してきた先輩だから、私も自然と先輩の言葉をどうせ冗談なんだろう、という気持ちをどこかで持ちながら接してきた。
けれど、もし
「もし、本当に冗談なんかじゃなかったとしたら…」
先輩は…私のことが…
「小那都!!学校行くんでしょう?!遅刻するわよー」
「あ、はーい…」
…柚花、に相談しようかな
そう考えることを放棄した私はいそいで支度をして家を出た…ところで
「あ…」
「や、おはよう。もう元気そうだね」
「…おかげさまで」
…忘れて、はいなかったけど…なんで家の前にいるんですか先輩。
今回短めですー(´=ω=`)作者は亀更新ですが止まっているわけではありません、ちょこちょこ書いてます…という生存確認のためこの長さなのですがとりあえず投稿させていただきます!次は!しっかりとボリュウムのあるものを心がけます!




