22.
351話 次の服
鋼「これはなんですか?」
ずいと出すのは医者の服。
絵「整体院の人が着てたから」
鋼「ああ」
鈴「なぜ納得?!」
絵「ちょっとりんりんにマッサージ? 指導? してくれる?」それ着て
鋼「了解です」
鈴「なんで?!」
352話 しかえし
鋼「安心してください、おれ、ジムでも腕がいいって褒められてます」
鈴(心配そっちじゃないから!)
鈴「ねぇそのみん、漫画にはさぁ、リアルが大事なんだよねぇ?」
絵「うん!!」キラキラ
鈴「じゃ、大変さも痛みも知らないとだよね?」
絵「うっ」いやな予感
353話 ぎゃー
鈴「自分で痛みを実感しなさぁい!」
絵「ぎゃー!!」
絵「もうだめ……」
鋼「いやあ、凝ってましたね」
鈴「明日からがんばれるよ! ねぇ?」ブラック鈴
354話 効果あり
絵「りんりんこうくん! すごいよ、身体軽い!」
鈴「それはよかったね」
絵「でもさ、よく思い出すと、見られないから絵描けないんだ」
鈴「問題ない」
鈴「撮ってあるから」
『注、許可あり』鋼の。
絵「あたしのは?!」
写真には、痛そうな絵美が映っている。
355話 やさしい痛み
絵「りんりんもやってよぉ!」あたしだけ痛いとかずるい!
鈴「やりません」きっぱり
鋼「ははは」
絵「痛くないのはないの?」
鋼「もちろんありますよ」
絵「えっ」
絵「なんでそれやってくれないのぉ?!」
鋼「え、漫画家さんって肩とか腰を痛めていると思ったので、そのあたりをやっただけなんですが」
鈴「つまり痛すぎるほどに凝ってたってこと?」いたがりもあるな。
356話 ふたりめ
鋼「気持ちよくもできますよ」クールダウンってありますよね
絵「気持ちいいほうしてほしかった」
鈴(それだと多分、寝ちゃって起きないパターンだよなぁ)
絵美がスライムみたいに床で寝ている絵を思浮かべる。
鈴「やっぱり私もお願いしようかな」気持ちいいんでしょ?
鋼「そのはずですが」
鋼(力加減がわからない!!)
『さっきまで絵美にしていたことを忘れている』
357話 気になるのは漫画家の性
鈴、うつぶせに
鋼「では、もみ、は、始めます」
絵(揉みますでいいのに!)残念!
絵(りんりんが痛がるところも見たい)
絵(りんりんが気持ちよくなってるところも見たい)
絵(どっちも見たいし生の声を聞きたい!)
『ネタにしたいだけ、へんな性癖ではありません』
358話 普通にマッサージ
鈴「ふぇぇぇ、きもちいい~」
枕につっぷしてよだれが垂れそうなかんじ、目は横棒なかんじ
絵(なんか違う)
鋼(ふぅ、うまくいってるかな)安心安心、と汗ぬぐう
鈴「眠くなってきたぁ」とろとろぽやぽや
鋼「寝てもいいですよ」
鈴「ん、そこ、いた気持ちい」
鋼「ここですね」
359話 現実
鈴「いっ」
鋼「わぁっ」
鋼「すみません、強かったですか?」
鈴「ちょっとね、でも気持ちい」
絵(なんか惜しい、惜しいぞ)
絵(あーんな想像してたのにぃ)の想像図
360話 ぴしゃぁ!
鋼「これくらいにしておきましょう」やりすぎもいけません
鈴「はぁい」
鈴、うつ伏せのまま斜め上を見る。鋼のほう。
鈴「気持ちよかった」ありがと
眠そうでとろんとした目に、口元に微笑。
鋼に雷落ちる。
絵(ううん、いまいち)
『結局ネタと絵は自分のほうとなった』




