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〚Noise+1〛

作者:つくり≒
最新エピソード掲載日:2026/02/17
眠らない繁華街、その喧騒を九条蓮は「音」として知らない。
生まれつき音が失われた世界に生きる九条は、拳に伝わる振動と、夜を震わせる空気の震えだけで世界を読み取ってきた。
彼が所属するのは、繁華街の闇を統べる自警団『魁漆座(さきがけしちざ)』。
拠点の店「RIRIERU」のオーナー・一癒宮が贈ってくれた補聴器は、言葉を届けてはくれないが、街が放つ不穏な「騒音」だけは教えてくれる。
トップに君臨するのは、最恐の顔を持ちながら「平和」を愛する五島景虎。
周囲が支配人の沈黙を「静かなる怒り」と読み違える中、音のない世界にいる九条だけは、その震えが「恐怖」によるものだと気づいていた。
一匹狼だった元狂犬の九条。
笑顔の裏に狂気を孕む相棒・戈山。
言葉の通じないはずの彼らが、九条の背中を見て、その拳が刻むリズムを信じてついてくる。
他校の襲撃、街を侵食する裏組織の影――。
言葉はいらない。
ただ、この街の熱と、自分を拾ってくれた大切な居場所を、漆黒の闇の中で守り抜くために。
――これは、誰よりも静かな少年が、誰よりも熱く夜を駆け抜ける物語。
+1〚音の存在しない世界〛
2026/02/12 18:30
+2〚魁漆座〛
2026/02/13 18:30
+3〚公揺党〛
2026/02/14 18:30
+5〚夜の静寂〛
2026/02/17 18:30
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