01-02 たんぱく質の構造
この作品は、科学的根拠を元に論理的思考で考えていきます。
そして、それでも足りないものを予測したいと思います。
不明な事柄が多く、投稿済みEP.への追記が多くなる気配ですので、適切だと思う時期にまとめ作品としてリニューアル投稿したいと思います。
さて、たんぱく質について考えていきます。
尚、全ての情報はネット上のものです。
しかしながら、たんぱく質について考えるとなると、物凄い情報量が必要になるので、できるだけ簡潔にしたいと思います。
次の項目について考えたいと思います。
①たんぱく質の概要
②たんぱく質の構造
③たんぱく質の修飾
たんぱく質の生成確率に関与するのは、①②の一部分だけになります。
しかし、先のことですが、DNAとの繋がりを考える時、①~③が必要になると思うので、ここで「たんぱく質」についての情報を取り敢えず確定しておきたいと思います。
①たんぱく質の概要
・DNAを設計図として作られるたんぱく質は、酵素も含みます。
・人体は、約10万種類のたんぱく質で作られます。
・たんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されています。
・人体の最小のたんぱく質は、インスリンで、51個のアミノ酸配列で作られています。
尚、人工のたんぱく質の生成成功は、シニョリンで、10個のアミノ酸配列で作られています。
・人体の最大のたんぱく質は、タイチン(titin)で、34,000個以上のアミノ酸配列で作られています。
・人体のたんぱく質のアミノ酸配列数の平均は、約430です。
②たんぱく質の構造
たんぱく質は、生成過程で次の4つの構造になります。
1-一次構造
たんぱく質はアミノ酸20種類から構築されます。
この時、アミノ酸の繋がる種類の順番が重要になり、つながったアミノ酸たちのことをアミノ酸配列と呼びます。
そして、このアミノ酸配列は、DNAの設計図を元にエラーがない限り忠実に構築されます。
ここからが、たんぱく質の構築の確率の最も重要な部分になりますが、長文になるので、次話(EP)「01-03 たんぱく質とアミノ酸配列を重複順列で解く」で記述します。
2-二次構造
一次構造を、そのまま横に並べていくと、数メートルのアミノ酸配列ができます。
この状態では、細胞の中どころか、人体にも収まらないので、折り畳みを行います。
基本的にこの折りたたまれた構造が、二次構造です。
3-三次構造
たんぱく質は、いくつかの部分の結合体になります。
三次構造は、二次構造から、1個のサブユニットを、3次元構造化します。
4-四次構造
四次構造は、三次構造で作ったサブユニットを、必要な分、結合します。
③たんぱく質の修飾
例えば、20種類のどのアミノ酸にもカルシウム(Ca)は、含まれていません。
では、何故骨ができるかというと、この修飾の働きがあるからです。
たんぱく質は、一次構造から四次構造の前後で、この修飾を行います。
素材を食物などを分解して取り込んでいると、単純に考えても、いいかもしれません。
尚、二次構造から四次構造と修飾は、一次構造に依存していると考えられています。
DNAのアミノ酸配列を書き込んだ設計図だけが元なので、「DNA凄い!」と言いたいですね。