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どのタイミングで僕は、君に【好き】と言おうか?

作者: 七瀬









君が僕からの【告白】を待っている事は知っている。

僕は君が大好きだ!

君も僕の事が、少し気になる存在になったらしい。

ずっと、僕は君に何気なくアプローチをしていたのが

やっと君に届いたのだろう。





僕と彼女は、ずっと“友達の関係”で恋愛対象にならなかった。

いや? 僕はずっと前から彼女の事が好きだったのだけど、、、?

彼女から見る僕は、たくさんいる友達の中の一人にすぎなかった。

僕に、元カレの悪口や今好きな男の話を普通にしてくる女。

本当に鈍感というか? 僕の気持ちなんかお構いなしだ!

もう少し、気を遣ってほしいもんだよ。

平気で僕の前だと、くしゃみやゲップ、オナラまでする。

座ってると胡坐もかくし、口も悪い。

それでも、僕は君が大好きだ!

こんな君の裏の顔も、僕は君を大好きだと想える。

きっと、彼女の好きなタイプの男の前で絶対に見せないような姿を

僕は近くで見ているから。

それだけ君は、僕に安心しきっているのだろう。

それが僕は嬉しかった。





・・・だけど? 心を彼女が僕に許してくれるという事は?

“恋愛対象”として全く僕を見ていないという事でもある!

どんなに、僕が彼女にアプローチしても彼女が僕をいいと想って

くれなかったら? 好きにもなってくれない。

僕は彼女への気持ちが報われたからいいものの。

僕の男友達は、好きな女の子にしつこくしすぎて完全に嫌われる!

もう望みが全くないと分かっていても、彼はしつこく好きな女の子

にアプローチをし続け。

とうとう、彼女が新しい彼がデキて、ボコボコに殴られ彼の恋は

終わってしまった。

あんな“片思い”は悲しすぎる。

報われない恋は辛いよ。

それならずっと友達のままでいい!




・・・なんて! そう想えたらいいのにね。

きっと僕も、彼のように好きな女の子に猛アピールしてしつこく

付き纏うと思う!

例え、めちゃめちゃ彼女に嫌われても諦めないだろう。

【嫌われる】事を覚悟してしつこくしてるんだから、結果が実際に

嫌われたとしてもそうすると思う。

僕は、たまたま彼女に気に入られただけ。

僕の想いが彼女に伝わって幸せだ!

一方的にだけだと、感じられない想いもある。

でも? どのタイミングで僕は彼女に告白しようか?

変なタイミングだけは、絶対にしたくない!




『あのさー!』

『うん?』

『夏帆の事、好きかも?』

『えぇ!?』

『本気で!』

『嘘?』

『ホント!』

『私も光希の事好きだよ。』

『じゃあ、僕たち“付き合う?”』

『うん!』







何気ない、僕と彼女との会話の中で自然に言えた言葉だった。

違和感があるようなないような、そんな会話の中で僕は彼女と

付き合えた。

この時、僕の心臓はバクバクしていて音が漏れてないか?

不安で仕方なかったよ。

平常心を装い、僕はちゃんと彼女に告白するために用意していた

言葉を全て言えた事も満足でいっぱいだった。

このまま、彼女との結婚も考えている。

僕はそれほど、“彼女の事が好きだったのだと気づかされた。”

いつまでも、君を心から愛しています。

僕の心は絶対に変わりません! 君に誓う。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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