幼い心
わたしの心は幼い
未だに夢見て
この世界に留まっている
この世界でたくさんの夢を見て
夢を見させてもらって生きている
親は「そろそろ、真面目に」と言うけれど
わたしには
この世界は
生きていく上で必要不可欠
いつまでも夢を見ていてはいけないの?
現実は分かる
でも、
「普通になって」というあなたたちの言葉
一体、
「普通」って何?
わたしには「普通」が分からない
って言ったら
怒られた
ものすごく
心で涙しながら思った
表ではへらへらと笑いながら思った
「世の中の普通というい意味を300文字以内で説明して下さい」と
こう思うのも
わたしが幼い心を持っているからなの?
幼い心
大人の姿のわたしは
小さな姿のわたしの手を握り続ける
離さないようにずっと
そしてこの世界で生きている