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どうロード 〜道路、Do?〜 原付女子が行く〈!〉  作者: 網野 徳
プロローグ 迷い道のろのろ
1/10

国道0号 霧の向こうの基礎工事〜最初は計画からだけど!〜

霧で見えない。

ノロノロと、亀よりも遅く(少なくとも自分はそう思った)原付を走らせていく。

周りは木だらけ霧だらけ。こんなジョークにもなってないことを考えながら、峠の入口を探していく。


不意に、赤い鳥居が見えた。縦に長く奥に石階段がある。ここだ、きっとそうだ!

左に廃道がある。新人くんのようだ。

その道を霧だらけの中進んでいく。

メーターを見る。測定不能なぐらい遅い。むしろ遅く。


「おーいーーー」

微かだがはっきりとした、聞き覚えの声だ。

はつの声だ。

徐々に、初の原付が見えてきた。目立つ緑(霧でなかったら林に隠れていただろう)。

『もう着いた!』

その瞬間、アクセルをふかしすぎて……



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鳴南(めいなん)大学工学部環境自然学科1回生

百井 明(ももい めい)明目線の文章が多くなるかと
橋岡 初(はしおか はつ)明の良き相棒
神戸 海(かんべ かい)不思議ちゃん
渋井 星(しぶい せい)地元の真面目娘
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