15-7 イエスタディをうたえるように(その7)
第60話です。
宜しくお願いします。
<<主要登場人物>>
キーリ:本作主人公。体を巡る魔力は有り余っている反面、各要素魔法との相性が壊滅的に悪い。教会の聖女を始め、英雄たちに激しい憎悪を抱いている。
フィア:赤髪の少女でキーリ達のパーティのリーダー格。自分が考える「正義の味方」を追い求めている。
アリエス:帝国出身の貴族のお嬢様。金髪縦ロール。実はかなりムキムキマッチョウーメン。
ユキ:キーリと共にスフォンへやってきた少女。キーリとの付き合いは長いらしく、事情に詳しいが語ることを禁じられているらしい。
「こうしてみると、余り探索試験の時の敵と変わらないな」
目の前のモンスターを切り倒しながらフィアは独りごちた。
入り口から一つ階層を降りるとすぐにモンスターが現れるようになったが、出てくるのはFランクのスライムやはぐれゴブリンといった、いわゆる雑魚モンスターばかりだった。
探索試験であれだけの激闘を繰り広げたフィア達にとってそれは物の数でもなく、難なく退けながら彼女たちは迷宮の地下へとどんどん進んでいく。
「まだ低階層ですもの。ここで高ランクモンスターが現れるようになったら、私達のようなFランクやEランクの冒険者は生活できなくなってしまいますわ」
「探索試験のような事は早々起きるはずもない、か」
油断はしないながらも、適度に力を抜いたリラックスした状態でアリエスも氷漬けにしたEランクモンスターを砕いていく。入ってから一時間弱が経過している。まっすぐに下へと降りて行っているため、すでに地下五階程度まで降りているだろうか。
「ですけれど、もうそろそろDランクモンスターも現れるエリアだと思いますわ。今のワタクシ達のランクからしてもかなり格上になりますし、一層注意が必要ですわよ」
「ああ、分かっているさ。油断はしない」
「それで、次はどちらの道ですの?」
「……たぶんこっちだな」
スフォンの迷宮は地下に向かっても広いが、横も広範囲に広がっている。そのため、数多くの分かれ道が存在しているが二人は迷うこと無くキーリの後を追いかける事ができていた。
その理由としてフィアの不思議な直感があった。漠然とした感覚だが、どちらにキーリが向かったかが何となく分かるのだ。
最初の分かれ道でどちらに向かうかを二人で話し合った時に発覚したのだが、試しにフィアが指し示す道に試しに進んでみた。疑わしげな視線を向けていたアリエスだったが、進んだ先で罠が解除された痕跡があったのを見てからは素直にフィアの直感を信じるようにしていた。どのみち分かれ道でキーリがどちらに進んだかなど、後から追いかける二人には分かりようなど無いのだ。少しでも信じるに足る根拠があるのであれば、アリエスとしても無駄に疑う必要など無いし、フィアが嘘を言うなどとも思っていない。
「こちらも罠が解除されておりますわ。ということは当たりですわね。
……一体どういう理屈ですのよ。気になりますわね」
「さあな。私にも分かりようが無いからな。ユキにでも聞いてくれ」
恐らくは昼間にキーリの記憶を見たことが原因なのだろう、とフィアは考えていた。そしてそれはアリエスには伝えていない。記憶を垣間見えた理由も不明であるしキーリの記憶だという確証も無い。キーリの記憶であればなおさらそれを無闇矢鱈に他人に吹聴するわけにもいかない。
或いはユキにキスをされた事か。こちらの方がとてもアリエスには話すことなどできない。今思い出しただけでも顔から火が出てきそうだ。今なら口からだって炎神魔法を使えそうな気だってする。なので、迷宮に入る前に使ったあの魔法陣に何らかの仕掛けがされてあったのだろうということにしておいた。
そうして更に奥へと二人は進む。モンスターの襲撃を警戒して慎重に歩いて行くが、途中の罠が全て解除されているため二人だけのパーティであるにもかかわらずペースは順調そのものだ。
「これだけの罠を全て解除してるとはな……アイツ一人でも迷宮に潜れるんじゃないか?」
「普通なら一笑に付されるところですけれども、今日聞いた話やキーリの様子からすると、初めからそのつもりで訓練していたのかもしれませんわね」
こうしてみると、戦闘力でも隠密性でも知識でもキーリは自分たちよりも頭一つ、いや二つ分くらい抜きん出いている。魔法がまともに使えないというのは、戦う上でも大きなハンディキャップであるがこれまで彼女が見てきた限りだととてもハンデとなっているようには思えない。
普段のキーリはフィアやレイス、シオンを尊重して必要だと示してくれるが、本心ではパーティメンバーなど不要だと思っていたのだろうか。だとすれば、それはキーリが悪いのではなく、必要と感じさせなかった自分らの力不足に過ぎない。アリエスは臍を噛む思いだった。
「試験ではキーリに勝ったとバカにしてましたけれど……総合力ではとても敵いそうな気がしませんわね」
「私としても悔しい限りだ。ま、それもキーリさえ連れ戻せば幾らでも挽回のしようはある」
「ふんづかまえたらアイツの秘密をキリキリと吐かせて私の力としてみせますわ。
……また分かれ道ですわね」
そんな会話をしている二人の前に何度目か分からない分岐が現れた。モンスターのレベルもそうだが、この無数に枝分かれした蟻の巣の様な複雑さがスフォンの迷宮を未だに高難易度の迷宮たらしめていると言える。
フィアは分岐点の真ん中に立って意識を集中させる。すると、右手の方にキーリが居るような気がしてきた。根拠も何も無いが、これまでと同じようにその感覚を信じることとした。
「こっち……」
「フィア、左から何か来ますわ」
自身の選択をアリエスに伝えようとするが、それを遮ってアリエスが警告を発した。フィアも意識を切り替え、耳を澄ます。微かな息遣いと足音が聞こえた。
「モンスター……のようだな」
「数は……二つ、いや三つですわね」
荒い獣じみた呼吸音が少しずつ大きくなり、暗がりの奥から闇に光る双眸が見えてくる。やがて距離が二十メートル程にまで近づいてきた時、その姿が明らかになる。
全身に生えた茶色い体毛に二メートル程の大きな体。眼光は鋭く、豚のような鼻からは呼気が擦れて独特の音が発せられている。粗末な布切れを腰の辺りにまとい、肩には槍や棍棒を担ぎ、持っている腕はフィア達の胴体程もある。
Dランクモンスターのオークだ。
「……いよいよお出ましですわね」
ランクEとは明確に実力の違う相手。オークは魔法を使うことは無いが、その分純粋なパワーに優れたモンスターだ。普通の人間であれば一撃で殺すこともでき、それなりの冒険者であっても油断すれば一瞬で命を落とすこともある危険な相手である。魔法に対する耐性もそれなりで、欠点らしい欠点が無いというのが教科書的な特徴だ。
フィアは緊張の面持ちで剣を強く握りしめる。アリエスは乾いた唇を軽く舐めて湿らし、右手の剣を構え、左手に魔力を集め始める。
これまでよりも遥かに強いモンスターを相手にして、果たして自分の力はどれほどか。探索試験ではキーリはランクCのゴーレムを圧倒した。力押しという点ではオークと同じである。キーリとの距離を、自分の現在地点を測る試金石とフィアは捉えていた。
対峙するオーク達は彼女たちを獲物と捉えているのだろう。モンスターの表情はよく分からないが、ニヤリと笑った気がした。そして銘々にボロボロの槍や棍棒といった武器を構えて鼻息を荒くした。
「さて、ワタクシはいつでも宜しいのですが、フィアは宜しくて? 産まれたての動物みたく脚が震えてたりはしてませんの?」
「バカ言うな。逆に自分の実力がどの程度か、ワクワクしてるくらいだ。そういうお前こそ魔法を暴発させて自分を氷漬けにするのだけは止めてくれよ?」
「ご冗談を。たかがオークを前にして緊張して失敗するほどヤワな訓練はしてませんわ」
「そいつは重畳だ」
「ガアアアアアアアアアアアアアァァァァァァッ!!」
二人が軽口を叩き合っていると、目の前のオークの一体が威圧するように雄叫びを上げる。低い重低音が反響し、ビリビリとした重圧が掛かる。だが二人共それに臆すること無く好戦的に笑みを浮かべてみせた。
「ワタクシが水神魔法で二体を足止めしますわ。フィアは残り一体をさっさと斬り倒してしまいなさいな」
「了解だ――行くぞっ!!」
叫ぶやいなやフィアが加速した。脇構えのまま地を這うような姿勢でオークとの距離を一気に詰めていく。それを横目で確認したアリエスも蓄えていた魔力を解放した。
「フリーズ・バレットっ!!」
アリエスを中心とした空気中の水分が一気に凝結し、無数の氷の弾丸を作り出していく。それらが一斉にオーク達に高速で撃ちだされていった。アリエスの卓越した技術によって制御され、フィアが襲いかかった個体を除く残り二体に正確に向かっていく。
第四級魔法であり弾丸の一つ一つは小さく、また元が氷のため強度は弱い。人間ならばいざしらず、固い表皮を持つオークに対しては突き刺さる事もなく砕けていく。事実、オーク達は鬱陶しそうに棍棒などを振り回しながらアリエスに少しずつ近づいていっていた。
しかしこの魔法の利点は攻撃力では無い。
「もう一発っ!!」
最大のメリットは、その速射性にあった。
続けざまに、詠唱を省略してアリエスが叫ぶ。その途端に再び氷の弾丸が広がり、オーク達の視界を奪っていった。
「――、―――ッッ!!」
「オーホッホッホっ! こちらですわよっ!!」
苛立ったのか、耳をつんざくような怒声が洞窟内に響いた。既に二体の注意は完全にアリエスへと向けられ、フィアには目もくれない。アリエスはほくそ笑みながら、わざとらしく高笑いをしてみせた。
「相変わらず敵を引きつけるのが上手い」
哄笑を響かせるアリエスを称賛しながらも、フィアはオークまで一足という距離まで接近していた。
立ち止まること無く鋭い一歩を踏み出し、裂帛の気合の声を上げ下段から剣を振り上げた。
「はああああああぁぁぁっ!!」
素早い動きを見せるフィアだが、オークもやや遅れながらも棍棒を振り下ろす。既の所で剣戟は受け止められ、攻撃は届かない。
だがフィアは剣がぶつかると、棍棒の表面をなぞるように剣を傾け、滑るような動きでオークの背後へと回りこんだ。
「ふっ!」
がら空きになったオークの背にフィアは剣を振り下ろし、固い表皮を切り裂く。
「ガアアアアッッッ!」
裂けた傷口から赤い血が迸る。オークの口からは悲鳴か怒声か分からぬ声が漏れ、しかし攻撃は浅く斬り裂いたのみであり、オークは闇雲な動作で棍棒を振り回した。不意を突かれたフィアの鼻先を棍棒が掠めていった。
フィアは小さく舌打ちをしもう一撃、と無駄の無い動きでオークの死角へと回りこんでいく。もう一度斬りつけてみるがやはり表皮を浅く斬り裂くだけ。致命傷には至らない。
三度目の攻撃に動こうとしたフィアだが、棍棒を振り回していたオークが大きく口を開けた。何をしようとしているかを察したフィアは耳を塞ごうとする。だがそれよりも早くフィアの視界が揺れた。
耳鳴りと同時にめまいにも似た症状が現れる。魔法の使えないオークの特殊能力の一つである、特殊な音波による攻撃だ。平衡感覚を狂わされたフィアの脚が止まった。当然その隙をオークが見逃すはずがなく、フィアの頭をザクロにせんとばかりに棍棒を持つ豪腕を振るった。
顔の前でフィアは腕を交差させる。鈍い音がしたかと思えば、オークに比べて遥かに華奢な体が吹き飛ばされる。だがフィアは吹き飛ばされて宙に浮いたままクルリと体勢を整えると、何事も無かったようにアリエスの傍に着地した。
「大丈夫ですの?」
「ああ、問題ないな。流石に少々手は痺れたが」
そう言いながら手をプラプラと振ってみせる。その様子を見るに、本当にダメージは無さそうだ。アリエスは軽く息を吐いて緊張を解いた。
「自己魔力制御の訓練のせいか、反応も良いし動きもよく見える。確かにこれは極めれば武器になりそうだな」
「そうなんですの? でしたらワタクシも本格的に訓練してみますわ」
「中々に難しい訓練だがな。あと、とても疲れるから覚悟しておいた方がいいぞ」
目でオーク達を牽制しながら会話を交わす二人。今の攻防でオーク達もフィア達が強者であると感じ取ったのだろう。低い唸り声を上げてはいるが、闇雲に襲い掛かってくるような事はない。
アリエスはオーク達の動きを具に観察しながら尋ねた。
「それで、Dランクモンスターと殺り合ってみて、どうでしたの?」
「問題ない」淡々とフィアはそう言い放つと、再び脇構えをとった。「警戒していたが、慎重に行けば大したことはなさそうだ。ただ、武器の攻撃力が必要だが」
「そういえばフィアのは生徒向けの剣でしたわね。必要ならワタクシの剣を貸しますわよ?」
「お前のはエストックだろ?」
「刃が付いている特殊な作りになってますからフィアでも使えると思いますわよ?」
「どちらにせよ私の剣とは馴染まないさ。それに――」
フィアが意識を集中させる。体を巡っていた魔素が腕に集まっていき、彼女の周囲を漂う空気が少しずつ熱を帯びていく。
「普通の剣でダメならば普通じゃなくせば良いだけだ」
「グオオオォォォォォォォォォォッッッ!!」
にらみ合いに痺れを切らしたか、オーク達は雄叫びを上げて鼓舞し、一斉に二人に向かって飛び出した。だが――
「地精霊の障壁」
アリエスの声が響き、オーク達の目の前で地面が急激に迫り上がって行く手を阻む。勢い込んで突進していたオーク達は壁にぶち当たり苦悶の声を上げた。
だが『地精霊の障壁』もたかが第四級魔法でしかない。故に即座に魔法を行使できたのだが、ただぶつかっただけですでにヒビが入っている。それに気づいたオーク達は一度退き、勢いをつけてもう一度体当たりをしかける。
だが――
「目の前にしか注意が向かないのは、やはりモンスターだな」
すでにフィアは跳躍していた。天井にスレスレまで飛び上がり、壁の上を越えていく。
そして、剣にまとわせた魔素が業火へと変わる。
「はあぁぁぁっ!!」
フィアの雄叫びが空気を斬り裂く。同時に振り下ろした剣がオークの体に吸い込まれていく。バターを斬るように体を容易く斬り裂き、傷口から炎が迸る。そして瞬く間にオークの体は全身が炎に包まれていった。
声を上げる間もなく絶命。倒れ伏し焼かれていく仲間の姿に、壁に突撃していたオーク達の動きが止まる。そしてまず倒すべきはこちらだとばかりにフィアに意識が向けられる。
だが。
「舐めないで頂きたいですわ」
アリエスの声と同時に、壊れかけた土の壁が一気に破壊された。石や土の塊がオーク達に降り注ぎ、その後ろから氷杭が雨の様に降り注ぐ。オーク達はその場に釘付けにされ、襲い来る氷の嵐に体表を斬り裂かれながらも腕を交差させて耐える。
そして氷杭の背後からアリエスが現れた。
「このワタクシを侮った報いを受けなさいな」
空中に飛び上がった彼女は右腕のエストックを一気に突き出した。閃光の様な鋭さで突き出されたそれは、交差したオークの腕の隙間を正確にすり抜け、眼を貫いて脳髄を破壊した。
血を撒き散らしながら倒れていく二体目のオーク。残された最後の一体は、今更ながらに自分たちが襲った獲物が獲物ではなく、自分こそが獲物であると知った。
だがその後悔をする間も許さない。左右に別れていた彼女たちの剣が、残ったオークを中心にして交わる。
「はあぁぁぁっ!!」
「おおぉぉぉっ!!」
重なる二人の声。フィアの炎の剣が胴を薙ぎ、アリエスの片刃の付いたエストックが首を斬り落とす。三つに分断されたオークの体が崩れ落ち、転がった上半身が炎で燃えていく。やがてオークの体は魔素の粒子となって消えていった。
それを見届け、アリエスは「ふぅ」と息を吐き出した。
「……Dランク三体を相手にするのか、と思ったのですけれども何とかなるものですわね」
「アリエスが二体を上手く足止めしてくれたからな。一体を仕留めて同数にできれば後は心配ないと思っていた。お前が居てくれて助かったよ」
「それを言うならフィアも最初の一体をキチンと倒してくれたからですわ。ワタクシもフィアが仲間で良かったと思ってますわよ」
二人の言葉はどちらも本心からだ。互いが互いを讃え合い、それが気恥ずかしくなりどちらともなくクスリと歯を見せて笑いあった。
「まったく、いつから剣に炎をまとわせるなんて器用な真似できるようになったんですの?」
「ここまでキチンとまとわせる事が出来る様になったのはつい最近だな。自己制御の訓練をしていると剣も自分の腕の延長みたいに魔素を扱えるのに気づいてな」
「その訓練を始めたのも合宿に行ってからですわよね? ……本当に、どんな才能をしてるんですのよ」
「元々炎神魔法は私と相性が良いからな。そのせいもあるんだと思う。アリエスも才能はあるんだし練習すれば出来るようになるんじゃないか?」
「ワタクシの得意は水神魔法ですもの。武器を強化するにはあまり向いてないですし、素直に通常の魔法を鍛える方に努めますわ。ところで――」
オーク達が倒れていた場所にアリエスは目を向けた。
絶命したオーク達の体は黒焦げになったり切断されていたりするが、それは魔素となって迷宮に還っていく。ただし全てが即座に魔素になるわけではなく、ある特定の部分や還る前に体から切り離されたものはそのまま残って持ち帰ることができ、素材として各所で重宝される。
「せっかくのDランクモンスターの素材ですけれども、どうしましょう? 剥ぎとって持ち帰りますの?」
「そうしたいのは山々だが……今の私達は無断で侵入しているからな。持ち帰っても売るのに苦労しそうだ。別に素材を持ち帰るのが目的では無いし、今回は断念だな」
「そうですわよねぇ……少々もったいないですが、仕方ないですわね」
最近の散財で財布の中に不安を覚え始めていたアリエスは名残惜しそうにオーク達の素材を眺めていたが、すぐに気持ちを切り替える。
「さて、急ぎましょう。余計な時間を取ってしまいましたわ。さっさとキーリの所へ行かないと夜が明けてしまいますわね」
彼女の言葉にフィアも頷く。戦いが終わって少し緩んだ気持ちを引き締めると、二人はフィアの示した右の道の奥へと進んでいった。
2017/6/4 改稿
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