7-2 養成学校にて-2(その2)
第22話です。
宜しくお願いします。
<<主要登場人物>>
キーリ:本作主人公。スフォン冒険者養成学校一回生。成績も良く、運動系の能力は非常に高い。欠点は魔法の才能が絶望的にないこととイケメンを台無しにする目つきの悪さ。
フィア:赤い髪が特徴で、キーリのクラスメイト。ショタコンで可愛い男の子に悶える癖がある。キーリに剣の指導を施す程達者だが魔法もそれなりに使いこなす。勉強はできるが机に座っているのが苦手。
クルエ:キーリ達のクラスの副担任。魔法学・魔法薬学が専門。いつもヨレヨレの白衣を着ている。良い人。
午後の授業が恙無く終了し、いつも通りキーリとフィアは放課後も二人で訓練を行っていた。
訓練施設の一角を使って二人は激しく打ち合う。剣戟が激しく舞い、木剣がぶつかる度にミシミシと音を立てる。
至近距離の鍔競り合いから一転、フィアの方から距離を取った。直後、フィアの左手に魔素が集まり、生まれた火球がキーリに向かって飛んで行く。キーリは首を捻って避け、牽制とばかりに空中に創りだした氷の小さな礫をフィアに向けた。
短くフィアが詠唱。それと同時に地面から激しい炎が一瞬でせり上がり、飛来した氷の礫を溶かしていく。キーリの魔法はフィアには届かず、しかしフィアは炎に向かって地面を蹴った。
フィアが自らが創りだした炎の壁に駆け出すと同時、それが風をまとったキーリの剣によって切り裂かれる。出来た「孔」をキーリは一陣の風の如く駆け抜け、そして再び二人の剣がぶつかり合う。
そうしてしばし剣戟と魔法が入り混じった攻防が続き、やがてフィアの突きがキーリの喉を、キーリの振り落としがフィアの首をとらえたところで同時に二人の戦いに終わりを告げた。
「ふぅ……魔法を使われると相変わらずやり難いな。詠唱がほぼ省略されるから隙を見つけるのがムズい」
「それはこちらのセリフだ。魔法を剣にまとわせるという発想はこれまで無かったものだし、普通はそんな事無理だ。今回は私でも初見では無かったから受け切れたが、やはりお前の着想は脅威だと思う。
ただ、剣に関して言えば何でもかんでも受けきろうとするのは問題だな。なまじ反応が良いからだろうが、避けるべき剣と受ける剣との見極めを磨くのも必要だと私は思う」
「なるほどな。分かったけど、中々難しい注文をしてくれるぜ」
「そう言いながらお前は一月もすれば身につけてしまうのだから大したものだ。このままでは私もうかうかしていられないな。
……私も魔法を剣にまとわせる練習をしてみるか」
「お前にできるのか?」
「やってみなければわかるまい」
挑発する物言いのキーリに、フィアは不敵に笑って応えてみせる。
そうして感想を言い合いながらしばし二人は休憩していた。キーリはフィアの指摘を頭の中で反芻し、イメージを膨らませていく。そうしていると、フィアの方からキーリに話しかけてきた。
「ところで、正式に通達があった探索試験だが、パーティはどうする? 私はぜひお前と組みたいと思っているのだが……」
「ん? ああ、俺は別に構わねーよ。てか今更他の連中と組むよりは俺の方こそお前と組みたいな。カレンはアリエスと組むだろうし、イーシュは……アイツは友達多いし、どうでもいいか」
「そうか。そう言ってくれると私も嬉しいな」
「ってことは、当然迷宮探索科からはレイスだろ? 後は魔法科、か……どうすっかなぁ」
「悩む必要はあるまい、と思ったのだが……ユキではダメなのか?」
「あー、アイツなぁ……ダメじゃねぇけど……」
キーリの頭に昼休みのユキの様子が思い浮かんだ。
数人だった取り巻き連中はいつの間にやらユキをグルリと取り囲む程に増えていた。近づく男は誰彼構わず威嚇し、先日偶然すれ違いざまにユキから声を掛けられた時は四方八方からの殺気に冷や汗を掻いたものだ。女の嫉妬は怖いとは聞くが、熱狂的ファンの妬みもまた怖いものだとつくづく思った。
そんな信者を着々と増やしてるユキをパーティに引き入れればどうなるか。
「いや、やっぱダメだな。つーか、アイツと関わったらアウトだ」
パーティに入れれば信者からの妨害がある。ユキならば絶対に面白そうという理由で信者をキーリ達にけしかける。パーティに入れなくてもユキのパーティと迷宮内で遭遇した時点で信者たちが「色目を使った」だの「口を開くな」だの理不尽な難癖をつけてくるに決まっている。というか、そういう未来しか見えない。
「ふむ、そうかもしれないな。最近彼女の周りに妙な人間が多いと思ったが、なるほど、確かに彼女には他人を引き付ける魅力というか、魔性というか、そういったものがある。そういった人間が現れるのも当然と言えば当然と言えるか」
「極力連中とは接触しない方向で。近くに居たら回避を最優先にすべきだ」
「……おおげさだな、キーリは」
「いや、お前はアイツの事を知らねーからそう言うんだって」
「いいさ。付き合いの長いキーリの言うことを聞くとしよう。しかしそうなると、我々の伝手は」
「後一人……ん?」
持参したドリンクを飲みながら何気なく訓練場を見ていたキーリは、ちょうど自分たちとは反対側にある魔法訓練のスペースに見知った人影を見つけた。
「お、シオンじゃん」
「む? ああ、本当だな」
以前に酒の席で話した時に攻撃魔法が苦手だと言っていたが、それを気にしているのだろう。シオンは額に汗を浮かべ、厳しい表情をしながら的に向かっていた。
両手に魔力を集め、炎神魔法を構築。第四級魔法を唱え、人の頭ほどもある大きな火炎が掌から立ち上る。そこまでは順調。
「うぅぅ……フレイム・バーストっ!」
掌から的に向かって大きな火炎が一気に伸びていく。しかし伸びた炎は数メートル進んだところで掻き消え、的には届かない。それを見てシオンがガックリと肩を落としたのが遠目からも分かった。
「アイツも頑張ってるな。まだ制御が甘いみたいだけど」
「だがシオンが居るならちょうどいい。声を掛けてみるか」
フィアが腰を上げたのを見てキーリも立ち上がる。そして訓練場の対角上にいるシオンの方へと歩き始めたその時、二人は違う方向からの魔力の高まりを感じ取った。
二人は弾かれた様にそちらを見て、同時に叫んだ。
「避けろっ、シオンっ!!」
「えっ?」
遅れてシオンも異変に気づき、後ろを振り向いた。
直後、爆発。
破裂音が訓練場全体に響く。白煙が立ち昇っていき、フィアが風神魔法で煙を吹き飛ばすと、倒れたシオンの姿があった。
「シオンっ! 大丈夫かっ!」
「う……あ、あれ? フィアさん……とキーリさん?」
二人が駆け寄り、倒れたシオンを抱き起こす。全身を確認していくが、かすり傷程度で大きな怪我は無いようだ。無事に訓練用の保護魔法が作動したのだろう。
大事がない事を認めてホッと胸を撫で下ろしたフィアだったが、そこに少年たちの楽しそうな声が聞こえてきた。
「いよっし! 命中命中!」
「くっそっ! またお前の勝ちかよ!」
「へっへっへー! ほら、掛け金だせよ」
フィアとキーリはその声に反応した。
赤毛の少年が悔しそうにしながら金髪の少年に銀貨を渡す。彼らの目には倒れたシオンや、駆け寄ってきたフィア達の姿は入っていないらしく、爆発にも気にした様子が無い。
つまり――
「……何をやった、貴様ら」
「俺に勝とうなんて――ん? 何だよ、お前ら」
フィアから怒りのこもった声をぶつけられ、そこでようやく気づいた少年たちは訝しげに眉根を寄せた。
「質問しているのはこちらだ」
「はっ、平民が偉そうに。ま、いいや、今の俺は気分が良いから答えてやるよ。
ゲームだよ、ゲーム」
「ゲーム、だと?」
「そうさ。ちょうどいい的がそこにあったからな」金髪の少年の視線がキーリに抱き起こされているシオンに向けられた。「どっちが先に的に当てられるか賭けてたのさ、なあ?」
「ああ。なあ、も一回やろうぜ? 今度こそ俺が勝つからな!」
「へへ、いいぜ。返り討ちにしてやるよ」
「ふざけるなっ!!」
悪いことをしたとも思っておらず、平然として説明する少年。更にもう一度繰り返そうとする二人に、フィアが怒りを爆発させた。
「人を、シオンを何だと思っているっ!!」
「何怒ってんだよ?」少年は不思議そうに首を傾げた。「たかが亜人だろ? しかも平民。そいつをどうこうしようと俺らの勝手じゃん?」
「そうそう。おまけにそいつ一人だけ攻撃魔法も使えねぇ役立たずだから授業も進まねぇしさ。もし魔法の不備でもあって怪我でもしてくれたら授業の進みも良くなって万々歳ってな」
心底不思議そうに言った。何を当たり前の事をと言わんばかり。行動に悪意はあれども意識に悪意は無し。そんな彼らの考えを理解していたつもりだったがフィアは改めて衝撃を受けた。
貴族とはここまで古い考えを持つ者が多いのか。ここまで亜人を見下すのか。
平民の間にはすでに亜人を下と見る向きは少ない。亜人達の存在無くして彼らの生活は成り立たないからだ。
武器を打つのが得意な地人族。数は少ないけれど魔法全般に優れ、魔道具の開発に必要な長耳族。迷宮や街の外でモンスターを発見する斥候役には人狼族や猫族が向いている。しかし貴族は彼ら亜人達と直接接する機会は少なく、養成学校で平等を説こうとも家に帰り彼らの親やその周りの人間によってその意識は塗り潰される。
曰く、所詮亜人。
曰く、我らは貴族。平民の上に立ち、平民を支配する者。
曰く、我らは貴族。各神々の寵愛を受ける者達。
フィアは振り返ってシオンを見た。シオンは彼らの言葉に反論せず、俯いて聞いているだけだ。
貴族は支配者。平民は被搾取者。前者はそれを当たり前の事実とし、後者はそれを諾々と受け入れる。ゲリーと接したり、これまでの街での生活で分かっていたつもりだったが、ここに来てその意識の根深さをフィアは再び痛感した。
目の前の、そんな彼らの意識を変えるためには――
「……つまり、シオンが役立たずでない事を証明すればいいのだな?」
「んー、そうだなぁ。まあ役立たずじゃないっていうんなら少しは認めてやってもいいかもな」
「どうせ無理だろうけどな」
「ならば」フィアは言った。「今度の探索試験、私はシオンとチームを組んで貴様らよりも優れた結果を残してやろう。そうすればシオンが優秀だという事がはっきりする」
「おいおい、本気で言ってんのかよ? 迷宮探索の件は今日聞いたけどよ、低ランクとはいえ本物の迷宮に潜るんだぜ? そんな亜人が役に立つのか?」
「平民とはいえ、お前は美人だから忠告しといてやるよ。やめた方がいいぜ? どうせ脚を引っ張られるだけだしさ。それよりか俺達と組んで潜ろうぜ?」
「貴様らがシオンを『使えない』と信じているのと同じように、私もシオンが優秀だと信じている。貴様らよりも余程な」
その言葉に二人の顔から笑みが消え、代わって怒りがにじみ出ていく。
「お前、女だと思って大目に見てやってたら図に乗りやがって」
「私はただ真実を言っただけだ。望みならもう一度同じことを繰り返してやろう。貴様らみたいな身分を笠に着て偉ぶるだけの『役立たず』と同じパーティなど、こっちから願い下げだ」
「お前っ!」
「言ったな……いいだろう。侮辱は探索試験が終わるまで見逃してやる。その代わり、お前らが俺達よりも成績が悪かった場合は分かってるんだろうな?」
「その場合は私の力不足だったということだ。如何なる報復も屈辱も受け入れよう」
「そんなっ!? フィアさん、ダメですよ! 僕の事は放っておいて……」
「その代わり私達が勝った場合にはシオンに対する暴力、暴言の一切を謝罪してもらうということでいいな?」
「ふん、そんな事は起きるわけがないけどいいよ。謝罪でも何だってしてやるよ。
……ちっ、いい気分だったってのに台無しだ。行こうぜ」
金髪の少年は舌打ちすると唾をフィアの足元に吐き掛け、赤毛の少年と共に三人に背を向けた。
フィアは少年たちが訓練場から出て行くまで睨みつけ、やがて姿が見えなくなるとふぅ、と深く溜息を吐く。
「やっと行ったか……よく我慢したな、キーリ」
「バカにすんなよ。俺だって侮辱されたらすぐに殴りかかる程に短気じゃねぇよ。それに怒るにしたってシオンが我慢してんのに俺がブチ切れるわけにゃいかねーだろ」
「違いない。
シオン、大丈夫か? どこか痛むところは無いか?」
「は、はい。……少し背中が痛みますけど、大したことないと思います。
その、すみません。変な事に巻き込んでしまって……」
肩を落とし、二人に向かってシオンは謝罪を口にした。だがフィアは緩々と首を横に振り、柔らかそうな指先でシオンの顔についた汚れを落とした。
「シオンが謝る必要は無い。何もかも悪いのはアイツらだからな。
まったく、大事無かったから良いものの、可愛いシオンが傷物になったらどうするのだ。……次に会ったら斬り落としてやろうか」
「ぼそっと言うのヤメれ。怖すぎるわ」
何を、とは聞かない。フィアにこれだけ愛されてシオンも大変だな、と敢えてあさって方向の事をキーリは考えた。
「……でも、仕方ないんです。彼らの言う通り僕は落ちこぼれだし、平民だし……亜人だから」
「仕方なくなどない。貴族は偉いのかもしれないが平民で人狼族だというだけで侮られる謂れなど無いのだから」
「そうだぜ。俺なんか鬼人族をバカにされたら問答無用で叩きのめしてるからな」
「……キーリは少々極端なキライがあるが、まあ、そういう事だ。穏やかなのはシオンらしくて素晴らしい事だと思うが、シオンはもう少し怒りや不満を顕わにしてもいい。
冒険者はその理念上、比較的差別意識は無いが皆無ではない。でなければ今後もあのような輩に侮辱され続けかねないぞ。
……そういえばユキも魔法科で平民だが、同じような扱いを受けているのか?」
同じく平民で魔法科にいるはずの彼女の事を思い出し、シオンに尋ねる。
「ユキさんは……」シオンは返答に困ったように頬を掻いた。「ユキさんは特別ですね。クラスの男子の殆どから崇拝されててファンクラブまで出来てますから。この間も放課後に講堂を貸しきって不思議な歌を歌って騒いでましたよ」
「アイツは何をやっとるんだ……」
頭を抑えてキーリは頭痛を堪えた。分かりきっていた事だが引き合いに出すのはどうにも不適切である。
「彼女は平民でもその……美人で爛漫で、とても魅力的です。フィアさんとキーリさんも僕とは違って強いですから……僕は魔法科に所属していても攻撃魔法の一つもまともに使えない。授業でも皆の足を引っ張って……『役立たず』と言われても反論できないですよ」
「それは違うぞ、シオン」フィアはシオンの言葉を否定した。「シオンは優秀だと私は本気で思っている。今は実際に成績は良くは無いかもしれないが、将来は絶対に優秀な魔法使いになると信じている。でなければシオンをチームに入れたりはしない……と、そういえば勝手にシオンを私達のチームに入れてしまったな。意志も確認せずに、申し訳ない。謝罪しよう」
「あ、い、いえ。それは別に構わないです。というか、どうせ誰も誘ってくれないでしょうから嬉しいと言いますか、その……」
シオンは照れ、俯いたが耳がピコピコと動いて本心を語っていた。その動きをフィアは眼で追いかけるもキーリによって背中をつねられ、小さく悲鳴を上げた。
「有り難いんですけど、僕を買い被り過ぎです。そんな大層な人間じゃありません」
「いたた……そんな事はないさ。今だって攻撃魔法が上手く使えないから放課後にも関わらず一人で練習していたのだろう?」
「はい……今日はお店も休みなので」
「自分の弱点を理解して克服しようと努力できる。当たり前の事だが必要な事だ。残念ながら才能に胡座をかいて努力をしない連中も多いが、努力を続ける限り人は成長できる。だから私はいずれシオンも成功すると信じるのさ」
「そうでしょうか……」
「そうさ。実際に検査でもシオンは適正があったのだろう?」フィアは頷くシオンの柔らかい髪を優しく撫でた。「なら、自分を信じるんだ」
「自分を、信じる……」
「ああ。シオンにはキーリには無い才能がある」
「おいコラ」
「だからキーリに出来ないことでもシオンになら出来ること、それは絶対にあるはずなんだ。攻撃魔法が苦手だからってそれが魔法使いとして役に立たない事とはイコールではないんだと思う。自分に出来ることがある。そう自分を信じて私達にぜひ力を貸して欲しい」
「僕に……出来ること……」
フィアの言葉にシオンは俯き、額に手を当てて考えこむ。そのまましばらく黙って、やがてフィアはもう一度尋ねた。
「どうだろうか? 改めて問うが、私達のチームに入って欲しい」
「……分かりました」
シオンは顔を上げた。不安そうな表情を浮かべているが、それでもキリッと表情を引き締め、フィアに向かって力強く頷いてみせた。
「今の僕が皆さんの役に立てるとは思えませんが、それでも試験までの時間で少しでも脚を引っ張らないよう努力します」
「ああ、期待している」
「キーリも異存はないな?」
「あるわけねーだろ。
シオン、トップの成績を取ってさっきの奴らの鼻を明かしてやるぞ」
「え? それは……」
「やるからには当然狙うはトップだろ? 最初っから諦めてたら何も面白くねーしな」
面白くなってきた、とばかりに口元を釣り上げたキーリをシオンは呆気に取られて見上げていたが、不思議な高揚感に包まれるのを感じた。キーリやフィアを見ていると、本当にトップを取れそうな気がしてくる。頑張らなければ、という気になってくる。
「……そう、ですね。分かりました。はい、ぜひトップを取れるよう頑張りますから宜しくお願いします」
キーリがスッと腕を出す。肘を軽く曲げて掌を開いた。シオンはそれが何を意図しているかわからなかったが、すぐに気づくと嬉しそうに笑ってキーリの掌に自らのそれを叩き合わせた。同じようにフィアとも合わせ、小気味良い音が鳴った。「これで私たちはチームだ」と誇らしくフィアは胸を張った。
「さて、それでは行こうか」
スッとフィアが立ち上がる。キーリとシオンは顔を見合わせ、揃って首を傾げた。
「何処へだよ?」
「決まっている」
フィアは振り向いて楽しそうに口角を上げた。
「作戦会議だよ」
2017/5/7 改稿
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