7-5 彼の者はその眼に何を見るか(その5)
第3部 第39話になります。
よろしくお願いします<(_ _)>
初稿:18/03/03
<<<登場人物紹介>>>
キーリ:転生後鬼人族に拾われるも村が滅ぼされた事で英雄への復讐を誓い冒険者となった。国王殺害の濡れ衣を着せられ逃亡生活中。
フィア:パーティのリーダーで王国の王女。国王殺害犯としてキーリ、レイスと共に逃亡生活真っ只中。
レイス:フィアに付き従うメイドさん。フィアと共に一緒に生活中。
ユーフィリニア:フィアの兄であり王国の現国王。父を殺した罪をフィアになすりつけた。
レディストリニア王国、王都・レディシア
王城・コーネリウス
ダンッ! とユーフィリニアは机に拳を叩きつけた。元々緊迫していた室内の空気が更に凍りつき、報告に来た財務卿は体を震わせた。
そして体を震わせたのは国王であるユーフィリニアも同じであった。ただしこちらは恐怖ではなく怒りに突き動かされてのことである。
財務卿が報告してきたのは王国の収支予想とその明細。赤字は予想されていた事だが、ユーフィリニアの想像を遥かに赤字額であった。
収入は減少し、支出は大幅に増加。特に、冒険者ギルドからの納税額が大きく落ち込んでいる。
冒険者ギルドからの税金は偏に迷宮からの富だ。長らく重要な収入源となっていたがスフォンなど大きな迷宮都市で税額が減っている。
貴族が幅を利かせて居心地の悪くなった冒険者たちは徐々に減少し、他国へと移っていってしまっているからだ。そうなると、街の消費も落ち込み景気は悪化。冒険者たちは富を運んでくると同時に街における重要な消費者でもあったのだ。
当然彼らを相手にする商人も減り、巡り巡って国全体の経済状況が悪化の一途を辿っていた。
またここ数年で急激に増え始めた野良モンスターたちへの対処も頭の痛い問題だ。冒険者が減った事で否応なしに国で対応せざるを得ない。ただでさえ国内での支持が揺らいでいる事はユーフィリニアも理解している。ここで対応にそっぽを向いて支持を完全に失ってしまえば、それを理由に国内だけでなく教会や他国からもいらぬ介入を招いてしまう。それは避けたい。
だが現状では、それも十分に出来ているとは言い難い。貴族はロクに動こうとせず、軍は派兵するだけでも金食い虫である。派兵してもすでに手遅れということも多々あり、ユーフィリニアとしても胃が痛い日々が続いていた。
「……それで、どういう対策が考えられる?」
「へ? え、えっと、そのですね……」
問われた財務卿は、しどろもどろになりながら口をモゴモゴとさせる。どうやら何も考えていなかったらしいのは明白で、ユーフィリニアとしては最早怒る気力さえ無くなってくる。
王城には実務を担当する官僚とそれらを束ねる法衣貴族が居るが、目の前にいる財務卿のように大臣位に就いている者たちはユーフィリニアから見ても「使えない」人材ばかりだ。
彼らは皆領地を持たず、また大貴族たちの傘下で細々と甘い汁だけを吸っていた者だ。着ているものばかり立派で中身は空っぽである。
そしてそんな彼らを役職に推挙してきたのはやはり大貴族たちだ。ユーフィリニアは当初彼らに大臣職を提示したが、彼らは領地の経営に集中したいという事で全員に断られ、代わりの人材として差し出してきたのが現在の惨状である。
貴族を味方につけて国王となったユーフィリニアだったが、彼を何よりも一番悩ませているのがその貴族たちである。手前勝手に貴族同士で戦争を始め、それを理由として税金を安くしろだの好き勝手に要求をしてきて、それらを突っぱねると戦争で金が無いから払えないと言ってくる始末。
だが実際に戦費で青息吐息になっているのは下級貴族たちばかりで、伯爵家以上は何かと理由をつけて誤魔化しているにすぎない。それはユーフィリニアも分かっている。しかし今の彼に表立って異を唱えることはできない。それがなおさら彼を苛立たせた。
せめて、せめて使える人間を寄越せと言いたいが、ユーフィリニアとて完全なる無能ではない。逆にこうした役に立たない人間を送り込んでくることの意味を、これ以上なく察していた。
自分は王として期待されていない。それが現実であった。
貴族派の中にも二つの派閥があるが、それぞれの意図は簡単に想像ができる。
王政の下で貴族の力を増そうと考える派閥は、無能な人間を送り込んでユーフィリニアに失態を重ねさせようとしている。つまり、早々にユーフィリニアを見限ったのだ。
そしてそもそも王など不要と考えている派閥は、これを機に王から権力を奪い取ろうと目論んでいる。厄介なのは、どちらの派閥も失点を重ねさせ、王として相応しくないとしてユーフィリニアを玉座から引きずり下ろし、新たな王を擁立しようとしている点だ。どちらかを味方にしようにも、当面の利害が一致している時点でユーフィリニアになびくことはない。つまるところ、ユーフィリニアは自力で王権を強化して乗り切らねばならないのだ。
(俺は簡単には降りぬぞ……!)
父王を弑して手に入れた王位である。兄が死に、期待されていなかった自分がやっと手に入れた王の座。途中から貴族に利用されている事には気づいていたが、それでも良かった。
だがこうして王と成った今、みすみす貴族共にいいように操られる訳にはいかない。今は形勢が逆転する時を待つのだ。
「……下がれ。貴様は今後、書類だけを運んでこい」
「は、はい」
財務卿を退出させ、机の端に置いてあった白ワインをグラスに注ぎ喉を潤すと共に怒りも沈める。書類をひっつかみ机に背を、窓に体を向けて数字を睨みつけて、何か打つ手はないかと頭を捻る。
すると、そこに再び扉をノックする音が響いた。
「……今度は誰だ?」
不機嫌さを隠そうともしない声色で入室を許可すると、これまた同じように不機嫌そうな顔をした男が入ってくる。だがこの男の場合はこれが通常であった。
白に近い金色の髪を整髪料で撫で付け、口は真一文字に固く結ばれている。眉間には深い皺ができたままで、鼻から口端にかけて刻まれたほうれい線は深く、歳は四十を回っている程度だ。
しかめっ面を前にして普通は気が滅入りそうなものだが、しかしユーフィリニアは男を眼にした途端にホッとしたように表情を緩めた。
「なんだ、卿か」
「……どうかなされましたか?」
「どうもこうもない」
ユーフィリニアは溜息混じりに先程の書類を差し出す。男は受け取って視線を落とすと合点がいったとばかりに頷いた。
「なるほど、頭の痛い問題ですな」
「数字を見ればヤバいのは阿呆でも分かる。俺が知りたいのはその先なのだが、どいつもこいつも使えん奴ばかりだ。
して、宰相はどう動くべきと思う?」
「私であればまず第一に冒険者の流出を阻止する事を考えますな。迷宮は国家の富の源泉です。それが減れば国が傾くのも当然でしょう」
「国外に出る冒険者に税をかけるか?」
「いえ、それよりも優遇した方が宜しいでしょう。他国に出ていくという事は王国に不満があるということ。特にスフォンなどは昔からの冒険者が蔑ろにされているのではないか、との情報が他の支部長から上がってきております。スフォンの支部長は否定しておりますがな」
「なに? どういうことだ?」
「スフォンの支部長は貴族派の息が掛かった人間です。余程貴族派と仲が宜しいのでしょうな」
「ぬぅ……」
「したがいましてここは逆に税を軽くするお触れを出すべきでしょう。冒険者とは多くが実入りの多い場所へ移ろうものです。王国の方が稼げるとわかればすぐに戻って参りましょう」
「しかしそうすると貴族の爺ぃ共がうるさくなるな」
「私の方でスフォンの財務状況をチェック致しましょう。おそらくは相当なごまかしが出てくるはずです。それをちらつかせれば王の発言も無視できますまい」
すらすらと考えを述べていく宰相に、ユーフィリニアは満足そうに頷いた。
この宰相こそが今の王国の生命線であるとユーフィリニアは断じていた。彼にとってもっとも信頼できる部下であり、彼が居なければとっくに自分は貴族派連中に引きずり降ろされているに違いなかった。
元々は何処かの貴族派が送り込んできたはずなのだが、仕事ぶりに貴族派に与するようなところはない。最初はユーフィリニアも警戒していたが、余りにもユーフィリニアの求めに応えるので堪らず直接尋ねてみたのだが、彼はそっけない素振りで「今の私が仕える相手は貴族ではありません。国王様です」と述べたのだった。
おそらくは元々の貴族に仕えていた時から厄介な存在として煙たがられていたのだろう。無理に迎合する性格ではないため出世もせず、「無能者」として扱われていたに違いない。だが四面楚歌の状況でそんな人材が己の元に転がり込んできたのは幸運だった、とユーフィリニアは信じて疑わなかった。
まだ、自分は天に見放されてはいない。そう信じられるからこそ、まだユーフィリニアは現状に絶望せずに虎視眈々と貴族派とやり合う機会を窺っていられるのだった。
「それで、ユーフィリニア様。私からも報告があるのですが宜しいですかな?」
「む? ああ、そういえばお前の方からやってきたのだったな。それで、どうした?」
「はい――旧国王派がとうとうスフィリアース様を担ぎ出そうとしているようです」
ユーフィリニアが固まった。眼を見開き、やがてワナワナと体を震わせ始める。
グラスを乱暴にひっつかんでワインを一気に飲み干し、口端から零れ落ちたそれを拭ったところで多少は落ち着いたようだが、端正な顔は大きく歪み、ギリリと奥歯を噛み締めていた。
「続けろ」
「はい」対象的に宰相は顔色一つ変えずに報告を続ける。「まず、最近急速に広まっている国王様に対する誹謗中傷な噂ですが、やはり旧国王派の方で広めていたようです。昨日捕らえた男が認めました。市井の間で国王様の評価を下げ、民の待望が高まったところでスフィリアース様を擁立する目論見だったようです」
「そんなもの分かりきっていたことだ。それで、あの愚妹はやはり生きていたということか?」
「でしょうな。おそらくは国外に逃げていたのでしょう。でなければ旧国王派がこのタイミングで接触する理由はありませんからな。あちらも最近まで居場所がつかめてなかったと考えられます」
「おのれ、スフィリアースめ……いつまで俺の邪魔をすれば気が済むのだ……!」
やはり三年前のあの時、父と一緒に殺しておくべきだった。殺害に失敗したのは完全に失策であった、と後悔する。だがいつまでも悔やんでも仕方がないとユーフィリニアはこみ上げる怒りを何とか抑える。
「して、スフィリアースは何処にいる?」
「申し訳ありません、まだそこまでは把握できておりません。複数の情報がありまして、現在そちらを洗わせております」
「ならば一刻も早くスフィリアースを始末しろ。最優先だ。金や人も惜しむ必要はない。金が足りなければ俺の私財も売り払って構わん」
「畏まりました。
なお、王女様の居場所は不明ですが、次の動きについては概ね推測できております」
「なんだ?」
「やはり、国王の証を入手に動くのではないかと考えられます」
宰相の推論に、ユーフィリニアも「やはりか……」と顔をしかめた。
父王・ユスティニアヌスを殺害した後、王城を徹底的に調べたがどこにもそれらしいものを見つけることができなかった。コーヴェルを捕らえ、そちらも拷問を交えて尋問したが彼も知らぬ存ぜぬを繰り返すばかり。結局、今日に至るまで証を手に入れる事はできなかった。
「もしスフィリアース様が証を手に入れてしまえば厄介な事となります」
「分かっている!」
ユーフィリニアの王権を国民に疑われているのは、その証を示せていないからだ。国民には余りにも前王の死が急であったため、その在り処を伝えられる事が無かったためと伝えているが、もしスフィリアースが証を見つけてしまえば流れは一気に彼女の擁立へと動くだろう。
「証の在り処についてはまだ分からんのか?」
「何処かの迷宮にある、という話までは掴んでおり、候補までは絞り込めました。後はそちらを虱潰しに捜索する方針で進めております。ですが、一つ問題があります」
「言ってみろ。スフィリアース同様、金や人ならばなんとかしてやる」
「ありがとうございます。古い文献の記述を見つけることができました。どうやら証のある迷宮というのはかなり特殊なようでして、証の置かれてある場所に立ち入るには王家の血が必要だというのです」
「血、だと?」
「はい。どなたかが共にその迷宮に付いてきていただかなければ、証は手に入れる事は困難であるようです」
宰相の報告に、ユーフィリニアは顎を撫でて考え込む。
珍しく黙考し、宰相も彼の決断を黙って待った。
「……アイツを行かせよう」
そうしてその口から吐き出された言葉に、宰相は「ほぅ」と声を上げた。
「アイツとは、坊っちゃんの事ですな?」
「坊っちゃん、などと呼ぶ必要はない。俺の息子でもなんでもない、ただの平民だ。
だが……王家の血を引いている事に違いはない。王家の血であれば誰でも良いのだろう?」
「詳細までは文献に記されてはおりませんが、そう考えて間違いないかと。あまりに血が薄ければその限りではないでしょうが」
「であれば問題ないはずだ。それと、そういう話であれば人選も考えなければならんな」
「口の固い人間が必要ですな。こちらで見繕っておきましょう」
「頼む。数が足りなければ冒険者で補え。ただし、そちらは――」
「はい、承知しております。実力者でありながら煙たがられている、消えても問題が大きくならない者。リストアップをさせておきます」
顔色一つ変えず、平坦な口調で宰相が応え、ユーフィリニアも頷く。
そして、宰相はここに来たもう一つの案件について報告した。
「帝国の動きについてですが……どうやらこちらの動きが気取られた模様です。北方辺境伯との国境付近の兵を密かに増員しております」
「……思ったより早いが、やむを得まい。状況は? よもや、勝手に戦端を開くような真似はしておらんだろうな?」
「そこは問題ないかと。帝国側も徐々に増やしている状況で、戦争に耐えうる程の数は揃っていないというのが間諜からの報告です。こちらから帝国側にも戦争の意思はなく、離脱の噂がある北方辺境伯の監視のための増員だと内々に伝えておりますので即座に戦闘ということはないかと」
「良い判断だ。
表向きだけでも今しばらくは貴族派の支持は必要だからな。帝国領となったかつての王国領を取り返す事は必要だが、まだ早い」
「軍事には私も疎いのですが、敵の準備が整わぬ内に攻撃し占領する方法もあるのではないですかな?」
「卿の考えにも一理ある」
軍事については自信のあるユーフィリニアは大仰に頷く。だがすぐに残念そうに首を横に振った。
「しかしそうするためには補給部隊も続かねばならんのでな。進軍だけであれば急襲できるだろうが、その後立ち直った敵軍に対抗できん。それにこれから冬を迎える。雪で進軍が難しくなれば戦局は膠着状態に陥り、いたずらに戦費の増大に繋がりかねん。今は力を蓄える時である」
「なるほど……ご高説、痛み入ります」
「なに、これくらいは卿より詳しくなければ顔が立たんよ。それに、北方にかまけて南方を疎かにはできん」
「教会――教皇国の支持をこの度の会談で取り付ける必要がありますな」
「そうだ。貴族派にも教会の力は広く及んでいる。ここで皇国本国と俺が渡りをつけてしまえば貴族派連中も簡単には俺を見限ることは出来まい。それに南方の安全が確保できれば北方の戦に集中できるし、あわよくば皇国からの支援も取り付ける事もできるかもしれんからな」
だからなんとしてもこの度の会談は成功させなければならない。そう言ってユーフィリニアは立ち上がった。
「俺はこれから南方へ向かう準備を進める。宰相は先程の通り、スフィリアースと国王の証の在り処をなんとしても突き止めるのだ」
「御意に。ご不在の間はお任せください」
「頼りにしているぞ。では、な」
宰相が来て実のある話ができたせいか、先程までの苛立ちはすっかり鳴りを潜めて意気揚々とユーフィリニアは部屋を後にした。
宰相は折り目正しく腰を折り、主を見送る。扉が閉まり、完全にユーフィリニアが見えなくなったところでようやく頭を上げ、しかししばらく閉じられたままの扉を見つめ続けた。
「いやー、ほんっと面白い。何度見たって滑稽だよね」
宰相一人が残ったはずの部屋。だがそこに少女のやや甲高い声が無邪気に響いた。
何処かのお姫様のようにフリルの付いた薄いピンクのドレスをまとい、クスクスと楽しそうに笑う。宰相の背後の壁にもたれかかって右腕を口元に当てる姿は品が良い。だが一方で左腕が不自由なのか力なく垂れ下がっており、仕草こそ品良く見えるが、その口端は吊り上がって小馬鹿にしているのがよく分かった。
突然現れたかのような少女に、しかし宰相は驚くこと無く単調な口調で彼女の名を呼んだ。
「お聞きになられていたのですか――フラン様」
「うん、最初にプリプリ怒ってるところから君に偉そうに講義するところまでね。全部踊らされてるって事に気づかないでさ。
ボクらのお膳立てもなく王様になんかなれたはずもないのに、自分で何とかしてやるつもりってのが凄いよね。すっごい自信家だよ。逆に尊敬するね。いくらボクでも敵わないよ」
そういってケラケラと笑う。腹を抱えて、清楚さなど何処にもない。それでも宰相は表情を変えずに彼女を見下ろした。
「しっかし君もさすがだねー。あの王様、すっかり君の事を信用してるじゃない。ね、ね? どうやって信用させたの? 最初はずいぶんと疑心暗鬼だったはずなんだけど」
「私は私の仕事をこなしたまでです。特別な事はしておりませんよ」
やはり単調な声で返事をする宰相にフランは「ふうん?」と良く分からない返事をした。
「ま、いいや。それじゃ私は帰って教皇様に伝えとく。あ、もちろん君の働きもちゃんと伝えとくから安心していいよ」
「恐縮です」
「ならもっと嬉しそうにしなよ。って君に言っても無駄か。ま、せいぜいあの裸の王様のお世話をよろしくね。簡単に倒れちゃうと面白くないから」
一方的にまくし立てると、フランは胸元から一枚の羊皮紙を取り出して放り投げた。ひらひらと落ちていきながら発光したかと思うと足元に魔法陣が広がっていき、そこから眩い閃光が発せられる。
起きる事象を予期していた宰相は眼を閉じた。やがて瞼越しにも感じられる程の強い光が弱まるのを感じ取ると眼を開けると、そこにフランの姿は無かった。
宰相はフランがもたれかかったせいで乱れたカーテンを整えると、窓から広がる城下町を見下ろした。
「……私は私の仕事をするまでです。たとえ主が誰であろうとも」
そう独りごちると、宰相は王から命ぜられた仕事を片付けるため、思考に没頭しながら自分の居室へと戻っていったのだった。
お読み頂きましてありがとうございました<(_ _)>




