11-4 オーフェルス(その4)
第2部 第60話です。
宜しくお願いします。
<<登場人物>>
キーリ:本作主人公。転生後、鬼人族の両親に拾われるも英雄達に村を滅ぼされた。魔法の才能は無いが独自の理論で多少は使えるようになった。冒険者ランクはC。
フィア:キーリ達パーティのリーダー。正義感が強いが、重度のショタコン。実はレディストリニア王国の第一王女だったが、出奔して今に至る。
アリエス:帝国出身貴族で金髪縦ロール。剣、魔法、指揮能力と多彩な才能を発揮する。筋肉ラブ。
シオン:小柄な狼人族でパーティの回復役。攻撃魔法が苦手だが、それを補うため最近は指揮能力も鍛え始めた。フィアの被害者。
レイス:パーティの斥候役で、フィアをお嬢様と慕う眼鏡メイドさん。お嬢様ラブさはパない。
ギース:パーティの斥候役。スラム出身。舌打ちが癖でいつも不機嫌そうな顔をしている。
カレン:弓が得意な猫人族。パーティの年少組でアリエスと仲が良い。スイーツ以外の料理は壊滅的。
イーシュ:パーティのムードメーカー。鳥頭。よく彼女を作ってはフラれている。気は良く、色々とひきずらない性格。
ユキ:キーリと共にスフォンにやってきた少女。性に奔放だがキーリ達と行動を共にすることは少なく、その生活実態は不明。
ユーフェ:猫人族の血を引く貧民街の少女。表情に乏しいが、最近は少しずつ豊かになった気がする。
エリーレ:レディストリニア王国軍人。かつてレイスと共にフィアのお世話をしていた。
「よう、小山の大将。気分はどうだ?」
「ひ、ひぃっ!」
鋭い目つきのままファットマンを見下ろし、ニヤッとキーリは笑った。ファットマンは悲鳴を上げて腰を抜かしたまま後ずさりした。
「……きっと極悪人の顔に見えてるんだろうなぁ」
背後からカレンのそんな声が聞こえてきたが、キーリは無視してしゃがみ込むとファットマンの怯えた瞳を覗き込んだ。対するファットマンの眼にもキーリの真っ黒な瞳孔が映り込み、体をカタカタと揺らした。
「どうしたよ、ンなに震えて。ひっ捕らえてお城に連れてってくれるんじゃなかったのかよ?」
「ず、ずびばせん……ゆ、許して……」
「今の謝罪は誰に対してのモンだ? 俺らの楽しい飯を邪魔した事に対してか? それとも法外な税を徴収しようとしたことか?」
「りょ、りょうぼうでしゅ……」
「なら俺より先に謝る相手が居るだろうが」
「ぶひっ!」
ブルブルと震えて許しを乞うファットマンの尻を蹴って、宿の主人の前に突き出す。ファットマンは這いつくばったままチラリとキーリへと振り向き、彼が顎で促すと涙と脂汗でベチャベチャになった顔を床に擦り付けた。
「も、申し訳ありませんでした……」
だが謝罪された主人と女将は困惑するばかりだ。そもそも貴族が平民に謝罪する事など想像の埒外だ。税を過剰に巻き上げられていた事に腹は立てど、こうして頭を下げられてもなんと言葉を発するべきか分からずにいた。
キーリは回り込んでファットマンに前にまた位置取ると、彼の胸元を掴んでそのままブヨブヨとした肉体を持ち上げた。
「で、だ。一応の確認だが」
「な、なんでございましょう……?」
「なんで今度はそんな卑屈になってんだよ」呆れながらキーリは尋ねた。「テメェが集めた税金――辺境伯にも誤魔化してんだろ?」
片側の口端だけを釣り上げてキーリは笑う。首根っこを押さえられたファットマンの表情が一層青ざめた。
「なななな、なんでそれを……」
「やっぱ図星かよ」
思わず溜息が出る。フィアやアリエスもまた似たような反応だ。フィアは眉根を強く寄せてファットマンを睨み、アリエスは「同じ貴族として心底恥ずかしい」と言わんばかりにこめかみを揉み解した。
端整な顔を獰猛に歪め、キーリはファットマンを持つ手の力を強めた。首がより締められ、苦しそうに子爵は泡を噴いた。
「さぁて、この事を辺境伯様が知ったらどうするかなぁ? せっかく徴税官なんて立派な仕事貰ってんのに、クビは間違いねぇだろうなぁ? それどころか物理的に首が飛んでくかもな? なんたって辺境伯様はあの『英雄』だしな。さぞご立派だろうテメェの屋敷ごとぶっ潰されるかもしれねぇな」
「お、お願いしましゅ……しょ、しょれだけは……」
「ならば貴様がする事は分かっているだろう」
フィアが靴音を高く打ち鳴らしながら近寄り、キーリからファットマンの体を奪い取るようにして持ち上げた。彼女の体からは強い熱が発せられ、義憤に駆られたその剣幕にファットマンは縮こまり汗がダラダラと流れ落ちていっていた。
「王国法においても税の誤魔化しは重罪。それは民だけでなく徴収する貴族にこそ厳しく適用される。公になれば貴様の爵位も剥奪される。今まで多くの民を苦しめてきたその罪をせいぜい贖うんだな」
「ど、どうしゅれば……」
「辺境伯には知られたくないか?」
震えながらファットマンは何度も頷く。フィアは不愉快そうに鼻を鳴らした。
「ならば貴様が今まで不正に徴収した税を全て民に返還しろ。そうすればこの場は不問にしてやる」
「ぜ、全部でしゅか……?」
「当たり前だろうが。貴様が蓄財したものを売り払ってでも、一軒一軒回って謝罪と共に金を返せ」
フィアは肥え太ったファットマンを床に下ろす。どしん、と床が抜けそうな音を立て、そのままオロオロとしてフィアを見上げた。
フィアは、すぅっと大きく息を吸い込んだ。
「何をぼさっとしてるっ!! さっさと言ってこんかぁっ!!」
「ぶ、ぶひいぃぃぃっ!!」
青筋を立てた彼女の怒鳴り声が宿中に轟き、ファットマンは悲鳴を叫びながらドスドスとした足音と共に宿を飛び出していった。
眼を怒らせてその後姿を睨みつけていたフィアだったが、ファットマンの姿が見えなくなるとふぅ、と大きく溜息を吐いた。
「さて……自信は無かったが、これで良かったか?」
「ああ、ばっちし。完っ璧だったぜ」
「しかし、よくあの男が辺境伯に黙って税を集めてた、なんて気づきましたわね」
「半分くらいはカマかけさ。シェニアが聞いた話じゃ『税が高くなった』とは言ってたけど、あそこまで法外な税をふっかけてるなんて話は無かったし、辺境伯全体の税収を上げてぇならそれこそ金持ってるヤツからふんだくればいい話だしな。
こんな普通の店にやってくるくらいだから、不正を声高に叫べねぇような平民を狙ってコソコソ金を集めてんだろうなって思ってたけど、図星みてぇで良かったぜ」
「よっぽど悪どく集めてたんだろうな。アイツ、俺らがただの冒険者だって事も忘れて飛び出してったぜ」
「まるで辺境伯様自身に叱られたような逃げ出し方でしたね……」
「ちょっと考えりゃ分かるだろうに、情けねぇ野郎だ。肝っ玉が小せぇくせに、何やってんだか。貴族ってのは分かんねぇ生き物だぜ」
「まったく……キーリもキーリですわ。せっかく我慢してたのに、突然蹴り飛ばした時は気が狂ったのかと思いましたわ」
「でもあの姿を見たらちょっと胸はスッキリしたかな?」
「それは否定しませんわ。むしろまだ足りないくらいですけれども」
もう少し懲らしめてやりたかったですわ、とアリエスは自分の拳を撫でる。あまり暴力自体はカレンも好きではないが、気持ちは分かるために苦笑いをするに留めた。
「しっかし、最後のフィアの怒鳴り声。アレにはちょっと俺もびびったぜ」
「イーシュもたまにはフィアに叱られてみるのが良いのではなくて?」
「よしてくれ」フィアはもう一度溜息を吐いた。「怒鳴るというのは苦手だ」
そう疲れたように漏らすと、フィアは床に座り込んだままの主人と女将に手を差し出した。
「宿を荒らしてしまい申し訳ない。ご迷惑をお掛けしました」
「い、いえ……こちらこそお客様にご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。それと、ありがとうございました。まさか、子爵様が徴税を不正していたとは思いませんでした」
「気づかなかったのかよ?」
ギースが呆れたように尋ねると、主人もバツが悪そうに頭を掻いた。
「それまで少しずつ税金も上がってまして……それに、ここ最近は経営をどうするかで頭がいっぱいで、それどころではありませんでしたので。さすがに先程の法外な額には驚きましたが」
「あんな馬鹿みたいな額を要求すれば疑われるの分かるでしょうに……」
「欲をかき過ぎたってとこか。それも分かんねぇくらい頭腐ってたんだろうよ」
「助けて頂きましてありがとうございます。それで、あの……貴女様方は……? もしかして高位のご貴族の――」
「ただの冒険者ですよ」
そう言ってフィアは困ったように笑ってみせ、「それから」と立ち上がった二人に金貨を手渡した。
「そんな! 頂けませんよ! まだおもてなしもロクにできていないどころか、ご迷惑しかお掛けしてないのに!」
「いいんです、受け取ってください。それに、我々ももう少ししたら宿を出なければなりませんので。ああ、勘違いしないでください。この宿が嫌になったとかではありませんので。恐らくはしばらく戻って来られないでしょうから」
「あん? どゆこと?」
「何のためにあのブタを帰してやったと思ってんだ?」
「金を返させるためじゃねーの?」
「それもあるけどな。ま、残りの飯食いながら説明してやんよ」
「……そうですね。この後、僕らがどうなるかはもう想像がつきますけど、キーリさんの意図を確認したいところですね」
なんとなく憂さ晴らしに暴れてみただけらしいイーシュの肩にキーリは手を置いた。だがシオンの言う通り、フィア達もぼんやりとキーリに意図がある事は察したが、言葉も交わさずに正確なところを理解できるはずもない。その意味ではイーシュとあまり差はないのかもしれない。
「……分かりました。本当に申し訳ございません。せめて料理だけでも目一杯おもてなしさせて頂きます」
「どうせしばらく臭ぇ飯を食う羽目になるだろうからな。おばちゃん、とびきり美味ぇの頼むぜ」
「ああ、まかせとくれ。恩人に忘れられないくらい美味いもの食べさせてあげるよ」
キーリの催促に主人は頭を下げ、女将も頷くと気合を入れるように腕まくりをして厨房へと大柄な体を揺すって消えていった。
「よくもまぁ……咄嗟にそんな事を思いつきますわね。呆れを通り越して感心しますわ」
再開した食事が終わり、キーリから構想を聞いたアリエスは盛大な溜息を吐いた。
「褒めんなって。本当は皆に説明してから動くべきだったんだろうが」
「褒めてねぇっての。ったく、まあいい。今更テメェにどうこう言っても仕方ねぇからやるしかねぇけどな」
「しかし本当になんという無茶を……キーリ殿はとんでもない事を考える方ですね」
「大胆というべきか……まあキーリはこういう奴なんだ」フィアは頬を掻いた。「それにエリーレ、お前がいれば、一度城に入ってしまえば辺境伯も面会を拒否する事もできまい。まして、あの子爵が不正を行っていたという情報を携えていればな」
「やり方が少々気にくわないところはありますが……フィア様も加担したことですし、不正を正せると考えて今回は子爵様への暴力には眼をつむります」
「軍人のくせに頭は固くねぇんだな、アンタは」
「王城でそれでは、職務が進まない事も多いですから……嘆かわしいですが」
キーリが少し見直したような口ぶりで話すと、エリーレは小さく笑って、それから頭を軽く押さえる仕草をした。彼女の形のよい口から吐き出された溜息にキーリは「王城ってのは大変なんだろうな」と他人事のように思った。
「まあまあ。それに、たぶんこれが一番確実にお城に入れる方法でしょうし」
「ユーフェも、悪ぃな。この後、ちょっと俺ら居なくなるけど我慢してくれな? すぐに戻ってくるから」
「……いや。ユーフェも一緒に行く」
キーリがユーフェに笑いかけて頭を撫でるが、ユーフェは頭を振ってキーリの背中へよじ登った。そのまま首にしっかりとしがみついて離れようとしない。
「うーん、一緒に居たいのはそうだけどな」
「ユーフェちゃん、私達これから危ないとこに行くからね? だからここで待ってて、ね?」
「いや」
「ダメだ。ここで待ってなさい」
「いやっ! ユーフェも一緒に行くっ!」
「ユーフェ!」
「いやぁっ!」
カレンが宥め、フィアが語気を強めるもユーフェは頑なに首を横に振った。キーリにしがみついたまま尻尾を逆立て、涙目でフィアを睨む。
基本的にはユーフェはいつも良い子だ。聞き分けが良く、フィアやレイスを困らせるような事は言わない。自己主張すら乏しく、最近になって少しずつ自分の意思を示すようになって良い兆候だとフィア達は話していたところだった。
だが今、彼女は頑なに離れようとしない。ここまで頑固に強く意思をはっきりさせるのは出会って以来初めてだ。眼を潤ませる彼女の姿にフィアやレイスを始め皆困惑し、どうしたものか、と顔を見合わせた。
「……着いてきても、その後でバラバラになるけどそれでも良いか?」
「キーリっ」
「……いい。一人よりいい」
鼻を啜りながらも、キーリの問いにユーフェはしっかりとした口調で答えた。
「寒くてとんでもねぇところに閉じ込められるけど、それでも良いんだな?」
コクンと頷く。そんな彼女に向かってキーリは溜息を吐きながらもユーフェの髪の毛をガシガシと乱暴に強く撫でてやる。艶の出てきた彼女の髪が大きく乱れるが、ユーフェは嬉しそうに身を捩ってキーリの首に鼻を擦りつけた。
ユーフェのその仕草に、フィアやアリエス達もこれ以上何も言えない。仕方ないとそれぞれが肩を竦めるだけだった。
「ところでさ」そうして少し空気が和んだところでユキが割って入った。「お城とかユーフェの事はいいけど、迷宮の事は忘れてないよね?」
口を尖らせ、その口調はやや不満げだ。キーリは頭を二、三度掻きむしると「分かってるよ」と軽く息を吐いた。
「迷宮は城のすぐ側だ。逃げ出した後で俺だけでもお前に付いてってやるって」
「絶対だよ?」
「分かってるよ。俺だって街がボロボロになる姿なんざ見たかねぇしな」
「まあこうなった以上は已むを得ないか……」
「シオン、状況次第ですけれども、可能ならキーリに付いていって差し上げなさいな。流石に回復役無しで迷宮に潜るのは危険ですもの」
「できれば十分な準備も無しに潜るのは遠慮したいところですけれど……仕方ありませんね」
「一応、『中』には色々と入れてっからなんとかなるだろうさ。それに、いざとなりゃ辺境伯の城の中から役立ちそうなもんかっぱらってくから」
「……せめて軍人の前でそういう話は避けて欲しいところですが」
「アンタは話が分かりそうだしな。ま、本当にやべぇ時しかンな空き巣みてぇな事しねぇから大目にみてくれよ」
「今から買いに走ったらどうよ? もしかしたら間に合うかもしれなくね?」
「……時間が十分にあればそうしたいところだけど」
イーシュが提案するも、カレンが溜息で応える。彼女の耳はピクピクと動き、シオンのそれも忙しなく音を拾おうとし、尻尾が左右に揺れる。その様子がフィアの眼に入ってしまった。
フィアは一瞬だけ堪えるも、堪らずポタリと情熱を垂らしてシオンの体を抱えて膝の上で抱きしめた。目にも留まらぬ早業ではあったが、もう四年もこういった扱いを受けているのだ。もはやシオンも動じない。例え髪の毛が少しずつ赤く染まろうとも。
「フィア……こんな状況で」
「仕方ないだろう! シオンが可愛いのが悪いのだ!」
鼻から下を真っ赤に染めながらフィアが叫び、そんな彼女の口元を黙ってレイスが拭き上げていく。この期に及んでも変わらない性癖に元々のメンバーは慣れた様子で呆れるが、エリーレだけは眼を丸くしていた。
「……もしかしなくとも、いつもなのですか?」
「ええ、もう呆れて注意する気も失せましたわ」
「フィア、お前も気づいてるだろうけど――」
「ああ、分かってるよ」
ファットマンとは違った意味でだらしなく緩んだ頬を一度叩いて気合を入れると、フィアはシオンの体を抱きしめた。
「シオンも、そしてみんなも。十分気をつけてな」
「フィアこそ。相手はあの英雄ですから、しっかり注意しなさいな。レイスとエリーレも、フィアを宜しく頼みましたわよ」
「承知しております」
レイスがしっかりと頷いたのを確認し、キーリは椅子から立ち上がる。それを見て全員が立ち上がり、宿のエントランスへと向かっていく。
「このような事を申し上げるしかできませんが……どうかご無事で」
「ありがとう、ご主人。そちらも気をつけて。またここに泊まりにくるよ」
フィアのその言葉に主人は嬉しそうに微笑み、「お待ちしております」と恭しく頭を下げたのだった。
宿の主人たちに見送られ、フィア達はエントランスの扉を開けた。雲間から突き刺してくる陽の光に刹那の間瞳が焼かれてフィアは眼を細めた。
白く染まった視界に色が徐々に戻ってきて、そこには――
「おーおー、こいつぁよくもまあ……」
「これだけの人数を集めましたわね」
宿の入口を幾重にも取り囲む、辺境伯軍の鎧を来た兵士達。何重もの槍がキーリ達に向けられ、もはや鼠一匹逃げる隙間も無い程だ。
「確かにこうなるのを期待してはいたんだがなぁ」
「どんだけビビってんだよ、あのブタは」
こうも一箇所、それもキーリ達に向かって敵意が集められるともはや壮観ですらある。これだけの数を集めなければ捕らえられないと思ったのだろうが、果たして自分達はどんな大罪人なのだろうか。
呆れの多分に篭った全員の視線が兵士達に向けられ、その一角から、先程無様に逃げ出していった子爵がゆっくりと兵士を列を左右に割って現れた。涙と脂汗で汚れきった顔は綺麗に拭き上げられ、だらしなくたるんだ顎を揺らし、勝ち誇ったようにファットマンはフィア達に告げた。
「さて――それでは言った通り牢へとぶち込ませてもらおうかな?」
愉快そうにファットマンは顎を鳴らし、それを見たキーリもまた俯いて、子爵にバレぬように小さく肩を揺らしたのだった。
お読み頂き、ありがとうございました。
気が向きましたら、ポイント評価、レビュー・ご感想等頂けると幸甚でございます<(_ _)>




