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11-3 オーフェルス(その3)

第2部 第59話です。

宜しくお願いします。


<<登場人物>>

キーリ:本作主人公。転生後、鬼人族の両親に拾われるも英雄達に村を滅ぼされた。魔法の才能は無いが独自の理論で多少は使えるようになった。冒険者ランクはC。

フィア:キーリ達パーティのリーダー。正義感が強いが、重度のショタコン。実はレディストリニア王国の第一王女だったが、出奔して今に至る。

アリエス:帝国出身貴族で金髪縦ロール。剣、魔法、指揮能力と多彩な才能を発揮する。筋肉ラブ。

シオン:小柄な狼人族でパーティの回復役。攻撃魔法が苦手だが、それを補うため最近は指揮能力も鍛え始めた。フィアの被害者。

レイス:パーティの斥候役で、フィアをお嬢様と慕う眼鏡メイドさん。お嬢様ラブさはパない。

ギース:パーティの斥候役。スラム出身。舌打ちが癖でいつも不機嫌そうな顔をしている。

カレン:弓が得意な猫人族。パーティの年少組でアリエスと仲が良い。スイーツ以外の料理は壊滅的。

イーシュ:パーティのムードメーカー。鳥頭。よく彼女を作ってはフラれている。気は良く、色々とひきずらない性格。

ユキ:キーリと共にスフォンにやってきた少女。性に奔放だがキーリ達と行動を共にすることは少なく、その生活実態は不明。

ユーフェ:猫人族の血を引く貧民街の少女。表情に乏しいが、最近は少しずつ豊かになった気がする。

エリーレ:レディストリニア王国軍人。かつてレイスと共にフィアのお世話をしていた。




「なんだ、あのブタ野郎は……?」

「ファットマン子爵様と言いまして、この街の徴税官様です……辺境伯様の覚えのめでたい御方でして、こうしてよくあちこちの店にフラリと現れて、その……」


 主人は怯えた声でそっとイーシュの声に耳打ちして応える。キーリは、せっかくの美味い飯がまずくなりそうだな、と思いながら様子を窺った。

 どうやったらあそこまで太れるのだろうという思わざるを得ない脂肪まみれの体で、主人やキーリ達を見る目は明らかに見下している。態度も横柄で、如何にも典型的な貴族「様」といった風体だ。

 徴税官だというからには地位は高いのだろうが、職務にたいそう熱心なのだろう。でなければここまで腐った臭いを漂わせる事はできまい。アリエスは見るからに眉を潜め、フィアも彼の態度に不快そうだ。


「……ユーフェ?」


 フィアはユーフェの異変に気づいた。

 静かにモグモグと口を動かしていた彼女だったが、いつも眠そうな眼を珍しく見開いてファットマン子爵を凝視していた。


「あの男がどうしたのか?」

「……あの人も……知ってる」


 ユーフェは椅子に座ったままフィアの腰に抱きつき、その背中に隠れる。怯えた様子の彼女の背を心配そうにフィアは擦り、ファットマンを注意深く見つめる。

 肥え太った徴税官の貴族。ユーフェとは接点があるように思えないが、彼女はオーフェルスの街も知っているようだし、スフォンへやってくる前に何かしら関係があったのかもしれない。


「おい」

「は、はい!」

「せっかく来たんだ。茶の一つも出せないのか?」

「た、只今お持ち致します!」


 徴税官の男、ファットマンは嫌味ったらしく主人にもてなしを催促し、主人は急いで厨房へ駆け込んだ。その間に男は手近な椅子にどっかりと腰を降ろし、椅子がミシミシと今にも壊れそうな音を立てる。そのまま壊れてしまえばいいのに、とキーリは思った。


「なんだ、貴様ら。何か私に言いたい事でもあるのか?」

「いーえ、別に。俺らは他所から来たただの冒険者なんで」

「ふん、余所者か。余計な問題を起こすなよ?」


 忌々しそうにファットマンは鼻を鳴らし、目に入れるのも不快だと言わんばかりにキーリ達から顔をそむけた。

 その態度にギースが舌打ちしそうになり、カレンが口元に指を当てて「シッ!」とたしなめた。


「お待たせ致しました……」

「遅かったな」


 実際にはさほど時間は経っていない。単なる嫌味として口にしただけなのだろう。一々言葉が鼻につく男だ。キーリの中で不快さがますます増していく。

 震える手で主人が置いたカップをファットマンは乱雑な手つきで掴み上げる。一気にそれを飲み干し、「カッ!」と音を立ててソーサーに戻して主人を見据えた。


「ほ、本日は如何なる御用で? お食事でしょうか?」

「バカか、貴様は。どうして私がこんな店でマズイ飯を喰わねばならない」

「……マズイのはテメェの舌がバカだからだろうが」


 ボソリとキーリが悪態を吐くが、幸いにしてファットマンの耳には届かなかったらしい。一瞬シオンはドキリとしたが、徴税官が反応しなかったのを見て胸を撫で下ろした。だがフィアもアリエスも、ギースも今にも不満が爆発しそうな顔で男を睨んでおり、シオンは胃を思わず押さえたのだった。


「こんな場所にわざわざ来てやったのは他でもない。新たな税を課する事となってな、その税金を回収に来たまでだ。さて、それでは滞納していた分も合わせて出してもらおうか?」

「そ、そんな! つい先日お支払したばかりではないですかっ! 滞納分も来月まで待つと仰って……」

「気が変わったのだ。元々は先月払ってもらうはずだったのをここまで待ってやったのだからな。文句を言われる筋合いはあるまい。それに多少なりとも猶予を与えたのだ。当然ながら支払うつもりがあるのであれば、少しでも貯めて居るのだろう?」


 ニヤニヤと嫌らしく笑いながらファットマンは宿の中をグルリと見回した。客の姿はもちろんキーリ達の姿しか無く、他の場所からも人の気配などしない。先程の主人の話からも、ここ最近この宿が流行っていないのは明らか。ファットマンもそれが分かっていながら敢えてそのような言い方をしていた。

 性格の悪い物言いに、フィアやアリエスの表情がいよいよ険しくなっていった。


「お、お支払できるようなお金は今は……せめて、税金を前の水準にまで落として頂ければ必ず……」

「ふむ、税金の額が不満だと言うことだな? それはつまり、辺境伯様に文句があると捉えてよいな?」

「いえ! そのような事は……」

「けしからん、実にけしからん話だ。辺境伯様にたてつき、税金も払えない。であれば――」ますますファットマンは嫌らしい笑みを深くしていく。「罰としてこの宿を差し押さえるしかあるまいな」

「そ、それだけは! ここは私と妻の二人で力を合わせてやってきた宿なのです! 何卒、それだけはご容赦を……」

「汚い手で私に触るんじゃない!」

「アンタ! 大丈夫かい!?」


 縋り付くようにして懇願する主人だったが、側の兵士は彼を突き飛ばすようにして引き剥がす。主人は尻もちを突き、フィアはつい立ち上がるが、それよりも早く女将が厨房から飛び出してきて主人を抱き起こした。

 夫婦二人を鼻を鳴らしながら眺めていたが、ファットマンはその重たい体を起こして立ち上がると尻もちを突いた主人にその脂ぎった醜悪な顔を近づけた。


「決められた税金を払えないお前が悪いのだぞ? 税金さえ払ってくれれば私だってたーいせつな領民から宝物を奪うような、心が痛むような真似をしなくて良いのだからな。んん? そうだろう?」

「よくもまあ、ンな思ってもいねぇ事を堂々と吐けるもんだな。感心するぜ……」

「ワタクシ……もうそろそろ我慢の限界なんですけれども」

「奇遇だな、私もだ」


 呆れるギースの横でフィアとアリエスは何とか剣を抜くのを押さえているが、もう限界だ。そんなくすぶる火薬庫のような状態の二人を知ってか知らずか、ファットマンはその醜い顔をフィア達へと向けた。


「税金さえ耳をそろえて払ってくれるのであれば、辺境伯様への叛意は聞かなかった事にしてやろう。なに、金を揃えるのは簡単だ。ほれ、ちょうどそこに久々の客が居るではないか」


 ファットマンがそそのかし、主人はそっとフィア達を仰ぎ見る。だが固く眼を閉じると顔を逸し、ファットマンに向かって首を横に振った。


「……当宿はお客様に快適に過ごして頂き、その報酬として料金を頂いております。このお客様方にはまだおもてなしできておりません。故に料金を貰い受けるわけには参りません」

「アンタ……」

「ほう、ではこの宿を手放しても構わんというわけか」

「……はい、それで――」

「いいんだ、ご主人」


 主人が苦渋の決断をしそうになるのを聞きとがめ、堪らずフィアは立ち上がった。


「料金の先払いくらい私達としても構わないさ」

「しかし……!」

「貴方のような立派な方の宿が無くなる方が私達冒険者にとってよっぽど損失だ」

「そーそー。こんな美味ぇ飯食えなくなったら明日からどうやってこの街で過ごしゃいいんだって」

「テメェはホント飯でしか判断しねぇな。ま、飯が美味いってのは俺も同意だし、別に宿代くらい少々高くたって払ってやんよ」

「皆様……」


 やれやれ、とギースは肩を竦めるが同意を示し、他のメンバーも皆頷く。どうせ支払う代金を後に払おうが先に払おうが困りはしないし、ギースが言ったように少々割高な料金だったとしても構わない。

 主人は申し訳無さとありがたさで自然と頭を垂れた。


「それで、いくら払えばいいんだ?」

「はい……それでは――」

「一人当たり六千ジル払ってもらおうか。もちろん一泊でだぞ?」

「えっ!?」


 主人の言葉を遮ってファットマンが告げた値段に、シオンは思わず大声を上げた。

 六千ジルといえば、平民の半月分の生活費に相当するレベルだ。冒険者が普通泊まる宿の相場の十倍以上で、貴族が宿泊するような宿であってもそんな値段の場所は殆ど無い。


「そんなバカな話があるかっ!」

「そうですよっ! あんまりにも法外すぎますっ!」

「どういうことですか、ファットマン様!? 滞納分を全部支払ってもお一人様千ジルあればお釣りが出るはずです!」

「最初に言っただろう? 新たな税を課すことになった、とな」

「それで六千ジル!? ば、バカじゃありませんのっ!? そんな馬鹿げた税を、しかも前触れもなく課すなんて聞いた事がありませんわ!」

「急遽決まった事だからな」


 うろたえる主人を前にファットマンは鼻を鳴らした。そして宿の中を改めて見回し、愉快そうに出っ張った腹を揺らした。


「払えないというのであれば、そうだな、辺境伯様への反逆罪ということでまずは城の牢屋にでもぶちこんでおくか。その後でこの宿を――ぶひ」

「やかましい野郎だな」


 楽しそうに主人を言葉で甚振っていたファットマンの声が不自然に、ブタのような啼き声を残して止まった。

 彼の顔面にキーリのブーツがめり込んでいた。

 目の前で子爵の歪んだ顔を見た主人と女将も、側付きの兵士達も、そしてフィア達も口を大きく開いて唖然とした。

 そんな彼らの空気を他所にキーリは手に持った皿のパスタをちゅるちゅると啜ると、そのままファットマンを蹴り飛ばした。ファットマンはそのダルマの様な体でゴロゴロと転がっていき、壁に当たってようやく止まった。


「おーおー、さっすがまんまるな体してやがる。よく転がったぜ」

「よっしゃ、キーリ! ナイス!」

「な、な、なんて事を……」


 主人が戦くが隣のキーリはのんきなもので、鬱憤を晴らした彼にイーシュも称賛の声を上げた。


「こ、この……貴様ぁ! 何をしたか分かってるのか!?」

「ブタを蹴飛ばしただけだぜ?」

「ダメですわよ、キーリ。幾ら食用のブタでも生き物は大切にしないといけませんわ」

「おっと、そりゃそうだな」

「貴様らァァァッッ!! わた、私を侮辱しおったな! 蹴り飛ばしただけでなく、私を侮辱したなっ!?」


 丸い体を兵士によって助け起こされ、ファットマンはダラダラ鼻血を流しながら激昂し、金切り声のような怒号を叫びながらキーリ達を指差した。


「反逆罪だっ! 全員一生牢屋にぶち込んでやるっ! ひっ捕らえろっ!!」


 つばを飛ばして喚き散らすファットマンに、兵士達が一斉に槍や剣を構えてキーリ達を取り囲む。


「はっ、最初からこうしときゃ胸糞悪ぃ思い我慢しなくても良かったぜ」

「本来なら止めるべきなんでしょうけれども……ワタクシもいい加減我慢の限界でしたし、このような貴族の風上にもおけないクズは成敗して痛い目を見せてあげるのが一番ですわね」

「うう……これで私も犯罪者か。でも、もやもやしたままよりかはこっちの方がいいかも」


 イーシュとギース、アリエスにカレンと次々に各々の武器を構え、戦闘体勢に入っていく。事態は既に一触即発。シオンは諦めを多分に含んだ溜息を漏らし、宿の主人の前に立っていつでも防御魔法を発動できるよう心構えをした。


「くっ、何と愚かな事を……! フィア様、ここで騒動を起こしては今後に差し障ります! 今のうちに我々だけでもここを脱すべきです!」

「……ちょっと待て」


 エリーレは焦り、だがフィアは彼女を制した。そして眉根を寄せてキーリの後ろ姿を見つめた。

 ともすればキーリは気が短く、気に入らなければすぐに手を出すように仲間からも思われがちだが、彼が自分から誰かを攻撃する事は殆ど無い。例外として鬼人族に関わった時には手が早いが、それ以外では何か明確な意図が込められている事も多い。特にトラブルに関する場合は、彼なりの深謀の結果として敢えて行動を起こすということをフィアは知っている。もっとも、その結果が吉と出るとは限らないのだが。

 キーリはフィアから見て頭の良い男だ。イーシュでさえ、例え相手に非があるとしても貴族に手を出そうものならどうなるか分かっている。キーリであれば尚更だ。しかし、この場で貴族を罵倒し蹴り飛ばす事にどのような意味があるのか。


「……ファットマン子爵の意識を宿から自分達に向けさせるためか?」


 なるほど、それも意図としてはあるだろう。明らかにファットマンは頭に血が昇っているし、もはや宿の事など頭に無いだろう。自分達をひっ捕らえて、牢屋で好き勝手に甚振る事を夢想しているに違いない。だが、果たしてそれだけだろうか? 主人が連行や宿の徴収から逃れられても一時的なものだろうし、それにさほど意味があると思えない。


「フィア様……!」


 じれるエリーレが急かす。フィアの前ではキーリ達が兵士達と向き合い、今にも剣と剣がぶつかりそうだ。その時、キーリが一瞬だけフィアの方を振り向いた。口端を微かにあげて笑い、そしてすぐに向き直り大きな声で嘯いた。


「おう、ひっ捕まえてみろよ。んで、辺境伯様の城にでも連れてってくれや。出来るならな」

「……そういう事か」


 キーリの意図をようやく察してフィアもまたニヤリと笑った。視線を感じて横を見ると、レイスがジッと彼女を見ていた。だがそれはエリーレが向けるものと違って、レイスのそれは全幅の信頼を寄せたものだ。

 フィアは彼女に向かって頷くとエリーレの肩に手を置いた。そしてその横をすり抜けていく。


「フィア様っ!」

「すまないな、エリーレ。私もたまには思う存分暴れてみたくてな」


 そう嘯き、ポニーテールを揺らして首の骨を鳴らす。そして抱きついたユーフェの頭を撫でてレイスの腕に抱かせるとキーリ、アリエスの間に入っていく。髪に挿したかんざしが揺れた。


「来い、善人から税と称して金を巻き上げる悪党ども。私が成敗してくれる」

「このぉ! 冒険者ごときがっ!」


 悪党、と称された事に腹が立ったか、兵士の一人が叫び声を上げながら突進する。顔を赤く染め槍を前に突き出す。だが次の瞬間、彼の姿は消えた。

 宿のドアを弾き飛ばし、先程まで宿の中に居たはずの兵士の姿が消えていく。残るのはスラリとした脚を前に伸ばしたフィアの美しい姿。その様をファットマンと残った兵士達は口を開けて見送った。


「ヒュー、カッコいい!」

「茶化すな、イーシュ」

「こ、この……! お前達、何をしている! 早く捕まえないか! 一斉にかかれ!」


 ファットマンの激に急かされ、兵士達は各々我に返って互いに顔を見合い、慌ててフィア達に襲いかかった。

 いざ戦争となれば辺境伯領は最前線となる。そのため辺境伯領の兵士は常日頃から強さを求められ、日々鍛えられている。一端の兵士ともなれば一般的なDランクの冒険者と同等程度には強かった。

 だがすでに戦争が途絶えて二十年近い。まだ街を襲うモンスターとの戦いが日常の一幕であった「魔の門」が閉じられた前後であればともかく、実戦からは遠く離れ、平和に慣れきった軍の兵士にそこまでの力は無い。

 まして、ここに付き従っているのはファットマンの子飼い。徴税官であるファットマンに楯突く街の人などおらず、逆にファットマンに毒されて不正に手を染めてしまっている兵士も居る。

 キーリ達に比べ、数の上ではやや上。だがそんな腐敗し、さして自分を鍛えも律しもしない彼らがキーリ達に襲いかかったところでどうなるか。


「さっきからっ!」

「ふぎっ!?」

「テメェらよ」

「ごへぇっ!?」

「好き勝手を」

「ぎゃっ!?」

「してくれやがりましたわねっ!!」


 剣や槍を振れど当たるはずもなく、ただの一撃で一人、二人、三人……と規則正しくゴロゴロと転がって宿の外へと放り出されていった。


「なんだ、こいつら? もう終わりかよ?」

「ううむ……私ももうちょっと体を動かしたかったのだが……」


 残念そうにぼやくフィア。キーリは、不完全燃焼感をありありと顔に出した彼女の横を通り過ぎると一人取り残され、腰を抜かして呆然としているファットマンの前に立ちはだかった。


「よう、小山の大将。気分はどうだ?」




お読み頂き、ありがとうございました。

気が向きましたら、ポイント評価、レビュー・ご感想等頂けると幸甚でございます<(_ _)>

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