第一章 第2話剣術ならそれなりにできますよ?
氷系統魔法 神氷
氷系統魔法においては本当の意味で最上級の魔法であり氷系統魔法においてこれを超えるものは存在しない
階級は文字どおり神殺級
過去に人が神を殺さんとした時に作られた魔法を少し改良して完成したのが氷系統魔法 神氷だという
そしてその効果範囲は使用者の魔力量次第で国一つを凍結させるにまで至る天災級魔法だ
その効果範囲を今の場合超級炎系統魔法 隕石のみに絞り空間ごと凍結させた
「な、なによ、何なのよそれは!」
「少し特別な魔法を使っただけです氷姫なのですから氷系統に優れていてもおかしくはないでしょう?」
その言葉を言った瞬間それならと言わんばかりの顔をしながら
「その馬鹿げた魔法を維持しながら私の魔法に対処できるかしらね?」
「それはあなたも同じでは?」
「私のほうが魔力操作は長けている自信はあるわ、あんな(メテオ)のを維持するのなんて簡単よ!」
そうラフィーネの放った魔法、隕石は今は空間ごと凍結されていてそこに存在するだけで維持魔力がかかるのだそれを大したことじゃないように維持できるのは魔法の天才ラフィーネとシルフィーぐらいじゃなきゃ不可能だろうだがそんなラフィーネでも、
(あれを維持しながら同時に展開できる魔法は多くて4つが限界、その中でどうやって相手を詰ませていくべきか、)
そう、魔法の天才ラフィーネの魔力操作をもってしても同時に展開できるのは10が限界で、それが今は超級炎系統魔法 隕石によって6つ分のリソースを割いてしまっているのだその中でどうやってシルフィーの相手をするかを考えをする余裕があるのは天才だからの一言で片付けられてしまうそれがラフィーネという少女なのだ
「かかってきてください、私は」
そう言いながら何か棒を握っているかのような空洞を手に作り逆さになる形で構えたかと思えば
「氷系統魔法 御剣」
そういった瞬間空洞だった手の空間が氷の塊で埋まっていき氷の塊は徐々に圧縮されていく形で剣の姿になった
「また、知らない魔法、あなたは、何なの、」
「ただの少し冷たい伯爵令嬢ですよ」
そう言いながらも自分では笑顔のつもりでも表情はあまり変わっていないため少し圧を感じさせる雰囲気になってしまっているのをシルフィーはしらない
そしてそんな中ラフィーネは考えていたなぜシルフィーは剣を作ったのか剣の心得があるのかそれほどまでに自信があるのか
「あなた、剣が使えるの?」
その問いに対してシルフィーは少し間をおいた後に
「元剣姫ですよ」
と呟いたが小さい呟きは聞こえるわけもなく
「...なんて言ったの?」
「いえ、ただ、少しだけ心得はあると言っただけです」
「そう、」
ラフィーネはシルフィーはある程度、剣が使えると予想し剣の届く範囲まで近づかせない戦法を頭の中で計算し、剣を振るった場合の位置、その時になんの魔法を打つか、事前に拘束系統魔法を使うかどうかなどを思考した後の次の行動は
「ならそこで動けなくなっていなさい!」
シルフィーの周りを囲むように拘束魔法を展開し発動させたはずだった
「美しい術式ですね」
と言いながら足元に展開された魔法陣を氷の剣で斬った
「あなた、本当に馬鹿げてるわね、」
そう言いながらもはや呆れたような顔でラフィーネは次の瞬間
「降参よ、私の負け」
そう告げたのであった
「魔法陣を斬られるとなると魔法戦特化の私とは相性最悪、勝ち目が見えなくなったわ」
そういって諦めているラフィーネに対してシルフィーは
「ラフィーネ様、なら、あなたにこの剣を使ってもらいます私は魔法しか使いません、存分にかかってきてください」
といい自ら生み出した剣をラフィーネの前に差し出しながら魔法を展開し始めた
「あなた、本当におかしいわね、」
と真面目な顔で言っているラフィーネに対してシルフィーは
「そうですかね?自分ではあまり意識していないんですけど」
ときょとんとした顔で告げたのであった
そうして次の瞬間には場面は動く
ラフィーネは戦士化の魔法を使い剣を扱ってシルフィーに斬りかかる際に周りのシルフィーの展開した魔法を斬って即座に機能を失わせるそしてそのうえで詰めにかかるが
「戦士化の魔法、やはり精度はいいようですが、しょせんは魔法の域を出ない」
そう言いながらシルフィーはラフィーネの戦士化の魔法で多少洗練された攻撃を剣を使わずに手を使った技で返す
「なんでその魔法を構築する体勢から剣を片手で流せるのよ!」
とラフィーネは半ばやけくそ気味に叫びながら再度斬りかかるがやはり流される
そうした攻防が何回か続いた後にシルフィーは
「そろそろ、3割くらい本気で行きますね?」
と今度こそ笑顔で告げたがその笑顔はラフィーネから見てまるで魔女のようにも見えた
「あなた、まさか、Queenじゃないわよね、」
とラフィーネは少しの恐怖と警戒を込めて言ったがその返答は
「さあ、どうですかね?」
という濁されたものだったためラフィーネは半ば確信した
「そういうことだったのね、あなた、Queen候補、または、Queenなのでしょう?それなら私の知らない魔法を使っていたのも説明がつきます」
と一人で納得していくラフィーネを見ているシルフィーは静かに
「よく言いますよ、元Queen候補の王女殿下?」
それを言った瞬間ラフィーネの顔は凍りつきそして警戒へと変わった
「あなた、何者?Queenということを抜きにしてもあなたは異常だということが今わかったわ、全力で潰しにかかってあげるから覚悟しなさい?」
そういっているラフィーネの目は赤くなっていた
「それがあなたのQueen候補の能力かしら?」
Queen候補の能力とはQueenからQueen候補に対して与えられた力とされているがそのQueen本人は本物のQueen候補の眼の前にしか現れないとされている
そしてラフィーネのQueen候補の能力は魔法の完全な詠唱破棄+魔法構築の際の並列思考という能力だった
つまりは頭の中に何人ものラフィーネがいてその何人ものラフィーネで同時に魔法展開ができるということ
それを知っているのは国王とラフィーネの母親つまりは王妃しか知らない
Queen候補という情報も本当は王城のごく一部のものしか知らないがシルフィーは知っていたつまりは
(おそらくはシルフィーとかいうあの女はQueen本人かそれと関わりのある人物なのは確定、そうなれば、)
「全力で勝って、認めさせる!」
そう言ってまずは舞台づくりのためにラフィーネは指を鳴らした
そう、指を鳴らした瞬間結界を張られたのだ、その理由は
「あなた、兄妹にも能力を隠しているのね」
「ええ、一応機密事項ですのよ?」
そう言いながら詠唱破棄をした炎系統魔法 隕石を連射する、そして状況は移動する、が
「氷系統魔法 御剣」
そういってまた剣を生み出しその剣を使って隕石を斬る、そして斬った隕石を足場に次の隕石を斬る、それが少しの間続いたが
「本当に馬鹿げてるわね、でも、私のほうが上手ね」
そう言いながら炎系統魔法 炎嵐でシルフィーを捉えたが
「私を焼くには、」
炎嵐の中からその一言が聞こえた次の瞬間
「涼しすぎるんじゃなくて?」
炎嵐を横一文字で斬り出てきたシルフィーは涼しい顔で地面に着地した
そしてその着地した瞬間ラフィーネは勝ちを確信した
「そちらこそ、爪が甘いようですわね」
そういって周りに散らばっていた隕石の破片すべてを音速に達する速さでシルフィーに発射し、直前で発火、爆発させた
そして、それを見たラフィーネは
「さすがにこれで、」
と勝ったのを確信したような目は一瞬の間は揺るぎなかったが
「さすがに驚きました、隕石の破片に火薬の特性を与える付与魔法をしていたとは、さすが天才頭が回りますね」
と余裕といった感じの真顔でシルフィーは答えたが対してラフィーネは
「あなた、本当にQueen本人じゃないの?」
と本音をこぼしてしまっていた
なぜなら先程の攻撃に対してシルフィーは防ぐ術を持っていなかったからだ、攻撃は音速に達し、その上で直撃寸前に爆発させたため魔法を展開する余裕もないその上で考えられるのがQueenの特権しか思いつかなかったのだ
そしてQueenの特権とは...
Queenの特権の解説は次回の最初で書きます!
楽しみにしてくださいね〜!




