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第36話 (6/6)

 

「フレームが死んだって?」モスは耳を疑った。

 パブロンさんことグラハム将軍から悲しい知らせを聞かされた仲間たちも、信じられないという表情を浮かべていた。

「本当なんですか?」ディリーの目に涙がにじんだ。「私たちのフレームが?」

 将軍の表情は一切動かなかった。「残念だが、本当だ。」彼は背を向け、彼らを悲しみに取り残した。

「バカなやつ!」ジモンが毒づいた。「あいつ、私にまだ借りがあるのに……」

 海野はピカピカに磨かれた自分のブーツをじっと見つめた。「そんな……そんなはずない……」

 モスが鼻で笑った。「本当にそんなはずない。」彼はあの裏切り者をよく知っていた。「フレームは、死ぬには強すぎる。」

 海野が顔を上げ、目で訴えかけた。「まさか……」

 モスはうなずいた。「俺たちは、嘘をつかれているんだと思う。」


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