鏡きたりて、また西陽。
あの子だよ。
世界を幸せにしたのは。
でも幸せの見つけ方を知らない、
もうろくじいさんは、
涙一つ流せない理由は、
タブレット端末にあるんだよ。
映像の暴力。
悦びの貪り。
皆んなは知らないの、
あの子は選んだの。
友愛を求める人を。
残念だけど、
ノリのいい人ではなかった。
あの子も本当に悲しかった。
あの人の限りない性質の美を持つ実力。
わかったよ、だから祭りは開かれる。
大人は添え物。
三人の子供達と、
仲良くすればいいんだ。
友愛は真実を六つと教えてくれる。
事実に拘るな。
年甲斐もない年寄り達よ。
あの子は遊んでいる。
四人で積み木遊び。