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1.3近親婚の忌避と高い女性の地位
忌避されたもの
古代において近親婚以外にも児童婚が忌避されている。
婚姻年齢も、現代に残る未開地域の核家族を調べると18−24のレンジに入る。
理由は現代と同様、核家族は父母両方が労働できないと運営困難になるからだ。
ましてや太古の時代、子供が妻の核家族など、文字通りの死活問題になる。
最小人数で運用される核家族において、児童婚は成立ができなかった。
児童婚は大規模家族、直系家族か共同体家族でなければ運用できない形態だった。
女性の地位
これが理由により核家族をとる国や時代は、女性のステータスが高い。
なぜなら母・女性の力がなければ核家族は成立し難いからだ。
各種の支援がある現代であっても片親家庭の子育てには困難が生じる。
まして親族バンドしかない古代において、女性の助けなく家族は成り立たない。
ただしこれは男女同権ではなく、原初核家族においても男性の権利が強かった。
この点が爾後、かなり重要となる。
女性の地位が落下しすぎた社会は同質性が強くなりすぎて停滞してしまうからだ。