買い物と街での夕飯
「何これ!一発でバイクのエネルギー殆ど持っかれた!」と、言いながらバイクモードへ戻してゆく。
「正に最後の切り札って感じだね。」
「そうだな。そろそろ夕方になるな、街に戻ろう。」
「もう一度、巨狼が出たら厳しいしね。」
「今は狼でも厳しいかな?」
「じゃあ、帰ろうか。」
街に帰ってからドロップアイテムを
売り、買い物する事になった。
「巨狼は、高く売れたけど、ハンガートレーラー2台には、まだ足りないな………。」
「お兄ぃ、コレなんかどうかな?」
ミドリが指差したのは、機甲服だった。
機甲服は 機甲鎧と違って、機体の操縦の邪魔しない様に柔らかくできていて、耐刃性 耐弾性 耐E性は、同じランクの機甲鎧以下 通常の服以上 程度ではある物の様々なオプションパーツが付けられる様になっている。
「良いんじゃないか?後は、価格を抑えて いくつかのオプションを付けるか?オプションを後日にして最高性能の服にするか?を決めれば。」
ミドリは、悩んだ末 買える限り高性能の機甲服にサブマシンガン 予備の弾倉 弾丸100発を買った。
「いや〜高かったな。」
「フラン、何を買ったんだ?」
「バイク用の増設バッテリー、あれ撃った後も普通にバイクが使える様にね。」
「そうだな、帰りは戦闘できなかったからな。」
「アオイは?」
「欲しい物まで、まだ足らないから何も買って無い。」
「さて、買い物も済んだし、こっちで夕飯食べてリアルでも飯にするか。」
「「そうしよう!」」
俺たちは、食堂に入りオススメを聞いて注文をした。
メニューは、黒パン ウサギのスープ サラダ ウルフのステーキ
ミンカンジュースだった。
黒パンは、歯ごたえがあり少し酸っぱかったが、周りを見るとスープやステーキのタレにつけて食べていたので、試して見ると美味かった。
スープは、トマトに似た何かで作られたミネストローネ味のスープだった。
サラダは、シーザーサラダその物。
ステーキは、ハーブで臭みを消していて、濃厚なタレで美味しかった。
ミンカンジュースは、蜜柑ジュースだった。
食事が終わった後は、トータスに戻り 各自の部屋でLOGOUTした。
現実で風呂に入り、夕飯を食べた後、寝るだけの状態にしてから、LOGINする。