『沈黙と風刺』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から
『沈黙と風刺』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から
㈠
沈黙していた、井戸の群像が、無造作に暴れだす。
所謂、センチメンタルな、常套句で、極東は真っ逆さま。
それでも、戦慄を止めない旋律は、確かに繰り返している。
大きく収めた、不確かの実験室について、など。
㈡
島国である此処だけは、大丈夫だと思っていた。
点在する意識は、留まることを知らず、暗躍し、出現する。
誰が言い出したのかは、知らないが、日が出る国家、誰が負けを認めるだろう。
最前線で、我々は、繋がった根底で、戦っている、敗北者など、精神だけの話だろう、風刺画を見ても、負ける気などない。