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転生犬語 ~杖と剣の物語~  作者: 館主ひろぷぅ
2章 ゼイタ動乱 からラストへ
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09話 一気にラストへ2

 ここから先は詳細が決まっていないので速足でラストまでいきます。

<ゼイタ城国 城内>

 前王 ゼイタ=ナ=クーは処刑され、城を潰して仮設テントで始まるコンテリーガ城国政府。


 しばらくして西のタトウズ城国が攻めてきたとの報せ。

 一千の兵。

 コンテリーガは民の志願者を集めても300人ほどがせいぜいだった。

 兵も少ないが頼れる武官が足りない。


 コンテリーガ参謀となったシャリオはミルミルとマリースに仕官を頼みに住み家を訪れる。


 ダルマと3姉妹は空き家の一つを借りて住んでいた。


「城に仕えるのは窮屈だからイヤだ」


 と登用を断るミルミル。


 ミサキの交渉で、ミルミルとマリースは傭兵として参戦。


 シャリオは密偵から敵の陣容を聞いて笑う。

 参加した武将の中にセント=オル=ジャムハの名前がないからだ。


「タトウズ王も噂に違わぬ凡夫」


 コンテリーガの密偵部隊。

 それは身体中を包帯で巻いた若き女性たち。

 リュウキに助けられた彼女たちは彼のために命を捨てる覚悟で働く。

 以降、コンテリーガはどの戦いにおいても情報戦では優位に立つ。


<ゼイタ城国 外城壁>

 シャリオはコンテリーガの外城壁で待ち受けて開戦。

 ガクハ将軍とミルミルとマリースの活躍でなんとか持ちこたえる。

 しかし持ちこたえられずコンテリーガ軍は敗走。

 追撃するタトウズ軍。


 しかしこれはシャリオの罠。

 城壁に取り付くタトウズ兵を城壁もろとも倒して圧死させた。

 タトウズ王もこれに巻き込まれ戦死。

 タトウズ軍、撤退を余儀なくされた。


<ゼイタ城国内 仮設テント軍議>

 タトウズ城国、官民の皆の推薦でセント=オル=ジャムハは将軍に就任。

 王の代わりとして国を治める、との情報。


 南のユーエンでは革命が起こり、「ガランド」城国と国名が変わる。

 王はユーエン王族の一人に変わり、宰相には名家のインゼル家当主 ヴィルヘルム=インゼルが就任、インゼル一族が国を乗っ取った。

 大将軍にはマリースが追う魔剣「ガラン・クオン」の名が。


「魔剣が将軍なんて狂ってる!」


 マリース・ミルミル・ミサキはそれぞれ複雑な思いでその情報を聞く。

 

<ゼイタ城国 王の仮設テント>

 ダルマと3姉妹の前に金の延べ棒が大量に置かれる。

 武器の代金、傭兵の賃金その他込みで。


 リュウキ王が言う、


「ピー=バオシー達がため込んだ財産が見つかったのでお金には困っていない。

 困るのは食料だ」


 王と一緒にいたシャリオにミサキがうまく言いくるめられて、3姉妹が王城国へ直接兵糧を買いに行くことに。


「シャリオと仲がいいよなー、ミサキ」


 と、ダルマが言うとミサキがキレる。


<コンテリーガ城外>

 城の外で召喚術師レナレナが待っていた。

 仮面を外して自分の姿を見せる。


 普通の少女だったレナレナは手足が伸びて2・5メートルの身長に、角が生えて人外となっていた。

 召喚術の他に異世界の者と交信できたり召喚獣の心を読んだりと2つ以上の魔法を使ったせいで人外となった。


 魔力が大きく操金術という珍しい魔法を使うマリースと、

 魔剣を使うミルミルに、魔法を使い過ぎないよう忠告に来たのだ。 

 

<コンテリーガの東 マオミエン城国 国内とその周辺>

 はるか東南にある王城国目指す3姉妹とダルマ。

 マオミエン城国に入ると、コンテリーガに攻める準備をしている。


 マオミエン城国は女王が治める国。

 彼女はよく国を治めて民からの信頼も厚かったが野心家でもあった。

 弱体化したコンテリーガとタトウズを占拠して一気に版図を広げたかった。


 これに対してコンテリーガと3姉妹が内と外でマオミエンを攻める。

 マオミエンの女軍師・バルバラが大規模地形変更の魔法の使い手。

 しかも兵法をにも長けている。


 コンテリーガ軍は手こずるが、シャリオの奇策で撃ち破る。


 マオミエンは開城して女王は引退、王はリュウキの一族の一人が収まる。

 後見人としてバルバラが宰相になり、以降ほぼバルバラの統治となる。


<王城国 国内>

 長旅の末に王城国に着く3姉妹とダルマ。


 広大な田畑と多くの城国を治めているのは幼女王・スメラギ。


 彼女は国の皆から「神」として崇められていた。

 ここは人類の発祥の地と言われ、多くの神話が残っておりスメラギは神の末裔の子とされている。


 王城国の官僚に賄賂を渡して食料を融通してもらうミサキ。

 しかし護衛が2人だけなのをスメラギに見咎められる。


 食料輸送は国家事業。

 買う国も売る王城国も多くの兵士を出して食料を守るのが習わし。


「それを3人だけで運ぶなんて非常識すぎる!」


 というスメラギ姫に向かい、


「私がコンテリーガ周辺の食料を全て買い取って運びましょう。

 そうすれば輸送の為の支出が抑えられる。

 双方にとって悪い話ではないでしょう」


 と、ミサキが提案。

 ブチギレるスメラギ。


 しかし大量の食料をカバン一つに収めるミサキを見て納得。

 コンテリーガを北の食料中継地と認めさせる。


「しかし、裏切ったらタダではおかぬぞ」


 と、クギを刺される。


 フラクシズ地方とソリドニア地方の2つの広大な地の食糧庫である王城。

 仮にスメラギが「コンテリーガを攻めなければ、食料を渡さぬ」と言えばどの城国も従わざるを得ない。


 密命を胸に王城国を出る3姉妹。


 いくら魔法があるとはいえ、国家レベルの食料を運ぶのだから負担が大きい。

 魔力をすり減らして苦労してミサキは歩く。


<コンテリーガ城国 軍議>

 3姉妹とダルマがコンテリーガに帰るとジャムハがいる。


 シャリオはジャムハが義の将と知っていたのであえて攻めず、自ら何度も足を運んで説得した。

 リュウキ王も足を運び、最後にはジャムハは二人に感じ入り開城。

 コンテリーガ領は3城国となった。


 ミサキが食料を無事持ち帰ったので喜ぶ一同。

 コンテリーガと王城国で同盟を結ぶ。


 南ではガランド国が大暴れ。

 魔剣ガラン・クオンが周辺の城国を全壊や半壊させて占領、版図を広げていた。


<コンテリーガ城内>

 モーリエが城内で歌を歌いながら花を売っている。

 しかも妊娠している。

 父親はどう考えても砦の盗賊のボス、ダナン将軍。

 しかもモーリエは産む気でいる。


 驚く一同にモーリエは言う。


「ダナンはヒドい男でしたが、子供に罪はありません!」


 そこへフラフラ遊び歩いていたリュウキ王が合流。

 昔の顔なじみだったモーリエの姿を見てショックを受ける。

 

 ナンパなリュウキだったが、実は一途にモーリエを想っていた。

 それでもめげずにアタックしてリュウキはモーリエと結婚。

 ダナンの子は第一王子に、リュウキとの子供は第二王子となって争う事になるがそれは別の話。



 ミルミル、街でロンという少年に財布をすられる。

 素早いロンを苦労して捕まえるミルミルとマリース。


 ロンには言葉が離せない妹・サユがいた。

 彼はサユのためにスリなどをして日銭を稼いでいた。

 しかも二人には血縁関係は無い。


 二人は東のトツクニ地方出身。

 そこは多くの島が点在し多くの城国が常に争いあってた。

 住んでいた村は戦火で壊滅し二人だけ生き残った同士。


 サユは両親が殺されたショックで言葉が離せなくなっていた。


 ミルミルとマリース、二人の境遇が自分たちと同じだと知り、共感して保護する。

 やがてロンはその身体能力を密偵部隊に認められて入隊。

 サユはマリースに懐く。


 

 ノラ=デ=シッラ がシラバ城国の隊長を辞めて、ミルミルと合流。

 リルジット=スエラ も医者見習いとして合流。


 この頃には色々な武将や兵士がコンテリーガに入るが、細かいので割愛。


 第一部で出てきた白い少年がマリースと接触。

 少年は寡黙で、マリースも自分からは話せない性質なので会話にならない。

 数回会うがお互い歩み寄れない。


*********


<ガランド周辺のどこか>


 オカマのカマル=エルブ、ミルミル達への復讐を誓いながら旅をする。


 途中、元鍛冶屋の娘だという少女・イズミを拾う。

 凶暴な野猿に両親が襲われて、殺されそうになってるところを助ける。

 (ミルミル達がヤンジーガを殺した付近)


 鉄を自由に曲げる魔法を見て、 マリースへの対抗馬に最適と考えて弟子にする。


 カマル、魔剣「ツヴァイリング」と遭遇、魔剣に心を乗っ取られそうになるのをイズミに助けられる。


 カマルはツヴァイリングを自分の連環剣へ組み込む。


*********

 次話、夜9時ごろ投稿予定。


 速足でもまだまだ続きます。


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