僕の見えない太陽【1-2】
海原ヒロトを主人公とする高校ストーリー。
どろどろとした人間関係や現代のネットいじめを主題においてます。
ヒロトはとある私立高校に入学した。そこで待ち受ける事件や彼がおびえるもとは。。
前回の続き
彼には言われたくない過去があった。
彼は中学時代に変な噂を立てられた。他校の人の水着をかりたとかどうとか。まったくもって無縁の話。いきなりそんなことを言われて問い詰められて精神的リンチ状態。いわゆる炎上というやつだ。彼ははじめ違うとしっかりと言っていたにもかかわらずイエスと言わざるを得ない状況だった。コミュニケーションアプリのトーク画面を見せられたりもした。話していない相手との画面だが2端末あればそんなこと簡単にできてしまう。もう逃げるべき道もなくなった彼はイエスと言ってしまった。ただそんな彼にも唯一信頼してくれるものがいた三国と深山だ。このふたりだけは無実ということをわかってくれて、いじめられることはなくなったが、どこかへ行くたびに「あ、水着の人だww」と言われる始末。そのたびに憎しみという感情がにじみ出た。これ以来、彼は自分の意志をしっかりいうことができなくなった。周りを恐れていたのだ。
そんなこんな過去にあったため彼は行事のたびにそのようなことがうわさされないかおびえていた。案の定、そのことが広まっていたことを知ったのはまたいつかの話。
行事を一通り終え、テストを迎えた。なれない高校のテストではあったが中の上くらいであった。もうこのころにはクラス内のメンバーが決まっていた。帰宅部でサッカーがうまい黒羽と彼と仲のいいドルオタの山岡だ。またほかの一通り絡みはあり、一通り仲良くしていた。
人間関係についてはまた次回。。。
続く
予約投稿してみました。
言葉にするのって難しいですねw
さて次回はヒロトの恋愛事情に焦点を当てていきたいと思います。
平日に執筆するの大変だと思いますが頑張ります!
みなさんも学校やお仕事頑張って週末を乗り越えましょう!