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黒の女神  作者: 紗月
大地の章
149/179

幕間

<interlude -幕間>



*ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*


『やがて収斂しゅうれんしていく先に

偽りの希望の光を掲げたモノは

美しき地図の上で優雅に踊る。


足元に映る影こそが真実だと識る者は一握り。


煌く虚像が地に伏す時

祈りは新しい幕を開く歌となる。


―――いつかの祈りは時を越え星となる。』


*ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*



それは、いつかどこかで誰かが語るかもしれない詩。



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