神の悪意
神は、残酷で人間を遊びの道具として見ている。
「何で僕は治るかどうかも、わからない病気になったんだろ…。」
彼は呟いた…。
『それが君の存在理由だからだよ。』
「えっ…、誰かいるの」
病室を見渡す。
『あぁごめんね。まだ君には見えないみたいだね。』
「見えないって、どう言うこと!!」
驚きながら言う。
『僕は神様だよ。君たちからしてみたら死神かな。』
「死神?」
僕はついに頭すら狂ってしまったのか?
『これは、夢じゃないし妄想でもないよ。』
「そんなこと信じられない!」
『そうだね普通の人は信じないよねぇ。でもね、君は死ぬ運命が決まってるんだよ。』
「嘘だ、お医者さんが手術をしたら治るかもしれないって言ったんだ!」
『残念なことに君は手術をしてもしなくても死ぬ運命なんだよ。』
「そんな……。」
『運命はどうやっても抗えないんだよ。』
「何でだよ!」
『僕が君のことを気に入ったからだよ。だから、君を今すぐに僕のものにするんだよ』
あれ、急に眠気がヤダまだ寝たくない。死にたくないよ…。
『あぁぁ、やっぱり死にたくないと思う魂ほど綺麗に輝くものはない。君みたいな未来に希望を、持ってる人間を殺す時が物凄く楽しいよ。』
死神は笑みを浮かべながら言う。
『おやすみ。そして、また来世。』
そして、世界の時は繰り返す。
やっぱり、1000文字行かなくて絶望してます。
ネタが浮かぶけど、大抵の場合500文字位になる。
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