28.2号くん と3号さん
2号くんです。
3号さんもいます。
俺たちは一生懸命、長いモノを掘っていた。
掘り始めた時に考えていた以上に長かったそれを、俺たちは地面にほとんど腹這いになりながら掘っているのだ。
ヨリという女が掘って見せた中の1つだ。
俺はロジと一緒に行動しているが、それはロジのためじゃなかった。ロジが俺のために一緒に行動しているのだ。
俺は1年前にダンジョンで怪我をしてから、右腕が思うように動かせない。
曲げ伸ばしができないのだ。
俺の右腕は、少しひじが曲がったところで固まっていて、伸ばそうとしても曲げようとしても動かない。
今だってロジのように両手で掘りたいのに、片手でしか掘れずにいるのだ。
ダンジョンに潜っていたころは、ソルとは別の班をまとめていた。
2番目に稼いでいたのだ。
戦うのが好きだったから、ダンジョンに潜るのは苦にならなかった。毎日が楽しかった。
それが。
剣が折れた。そのままモンスターの攻撃をひじでガードしたらふっ飛ばされた。
ひじは折れて、俺は治るまで小屋で待機になった。
俺は治ればまた潜れるもんだと思っていたんだ。
だが。
腕は軽く曲がったまま動かなくなった。
手も握れない。ひじから下がまったく動かないのだ。
俺は泣いた。涙と鼻水を、垂れ流して泣いた。
だが泣いている事を知られたくなくて、小屋で独りの時に声を出さないようにして泣いた。
自分の腕が治れば。
何度思ったことだろうか。
何度願ったことだろう。
腕が動かないと気付いてから、気が付くとそればっかり考えてしまう。
「ターヴさん、もう抜けそうだから、上引っ張ってくんねえ?」
ロジの声に我に返る。
我に返って気付いた。なんだか右ひじが熱い。
今までそんなことは無かった。なんだろうか。
思ったが、今はロジの手伝いをする時だ。
長いモノの上を持つ。上に引っ張るが、抜けなかった。
「まだか」
ロジがまた屈んで掘り始める。
俺が持って待っていると。
「痛っ!」
ロジが身体を起こして指を見た。
「爪、剥がれちまった。いってえ」
血が垂れている。かなり大きく剥いでしまったようだ。
周りを見るが、誰もいない。
ヨリという女が居れば、すぐに治してもらえるのに。
街のポルカでミノの傷が治った光景がよみがえる。
ああして治せればいいのに。
右ひじが、さっきより熱くなった。
そんな事よりロジの怪我だ。
「あの女を探しに行こう」
俺はロジの手を、動く左手で掴んで歩き出した。
「いいよこれくらい。なんでもねえって」
「バカ! 治せるもんは治しとけ! 後で泣くぞ!」
後で泣いたのは俺だけどな。
治せる奴がいるなら治してもらうほうがいい。
俺は治らなかったが。
探してもなかなか見つからなかった。
会ったポルカの奴らも、見ていないと言った。
どこ行ってんだ。ったく。
俺はイライラしながらロジの手に目をやる。
さっきより血が出ている。早く治さねえと。
「なあもういいよ。大丈夫だって」
ロジが申し訳なさそうに言う。
馬鹿野郎。あの女、早く見つかりやがれ!
俺のイライラは頂点に届きそうだ。
腕は熱いし、ロジの血は止まらねえし、女は見つからねえし。
イライライライラ、イライライライラ。
ああ、もう!
「ヨリって女はどこだーーーーーーーーー!!!!!」
我慢できずに叫んじまった。
掴んでるロジの腕に力が入る。ビビらせてしまったのだろう。
大人気ねえけど、あの女が居ないのが悪い!
叫んで少しスッキリしたのか、腕の熱いのが少し減った。
「……なあ、ターヴさん」
ロジが遠慮がちに言ってきた。
いやお前に怒ってるわけじゃないんだ。
ロジを振り向くと、ロジが驚いた顔をしていた。
「お前に怒鳴ったんじゃないからな?」
ロジに言う。俺はロジが好きだから、ビビられたくはない。
だがロジはそれに首を横に振る。
ん? ロジはどこを見てんだ?
「ターヴさん、それ、右手」
あ? 俺の右手がどうしたって? どうせ動かないまんまだろうが。
そう思って右手を見る。
「……なっ!」
俺の右腕が曲がっていた。握り拳を作ってひじを曲げて。
俺は驚いて、とっさに右手を覗き込んだ。自然と右ひじが上がり、顔の傍まで右手が持ち上がった。
「……なっ!」
「な」の次が言えない。
涙が溢れて来た。
なんでいきなり。今まで治らなかったのに。
そういう思いもあったが、すぐにどうでも良くなった。
治ったんだからいいんだ。これで荷物じゃなくなる。
皆と一緒にダンジョンに行ける。
嬉しいのと安心とで、言葉も声も出ずに、ロジに見られているのも気にしないで涙する。
ロジはずっと何も言わないで待っていてくれた。
しばらくそうして、俺が涙を拭いて落ち着いてきた時に。
「ターヴさん、良かったな」
ロジが静かに言ってくれた。
強く頷いて笑った。心の底から笑えた。
ガサリ。
その音にそっちを見ると、ヨリという女とロンさんが居た。
こちらにスタスタ歩いてくる。
2人は立ち止まらずに。
女は通りすがりに「ロジの怪我よろしくね」と言い、ロンさんはポンと俺の肩を叩いて「良かったな、ターヴ」と言って行ってしまった。「お~い、お前ら帰るぞ~~!!」と叫びながら遠ざかっていくロンさんの声が聞こえる。
2人の後ろ姿を見ながら惚けていると。
「ターヴさん、治癒覚えたっぽいから俺の怪我治して。やっぱいてえし」
ニヤニヤしながら、ロジが爪の剥げた指を差し出してきたのを、俺は「街のポルカで見たように治れ」と念じながらロジの怪我に触れて治した。
あまりにも簡単に治って、びっくりしたぜ。
+ + +
1号くんと別れて間もなく、新しい反応が探索と魔力感知に引っかかった。
優秀だな。もう2号くんが現れるとは。
私とロンさんは、そろそろ撤収時間だと判断して、皆が採ったモノを集めて異空間収納にポイポイしながら、会ったメンバーに声をかけていたのだ。
そこにこの反応だ。ロンさんにも教える。
ロンさんと、ざかざかそっちに進む。
私の探索で、その方向に2人がいることが判っていた。
目に意識を集中して、その2人を探す。
「居た」
ロンさんがぎょっとして「ここから見えるのか?」と言った。
「身体強化の応用。目に魔力を集めて、見たい方向に伸ばすイメージで、こうきゅうーーーっっと」
手で目の前から先に伸ばしてイメージを伝える。
それを聞いたロンさんが、さっそく同じ方向を見て試すことにしたようだ。
「おう、見えた」
いまいち反応が薄いが、どうやら興奮しているらしい。頬がほんのり赤い。
ロンさんは飲み込みが早い方ではないだろうか。さっきだって野菜をすぐに間違えずに抜けるようになったし。
「ロンさんて、すぐできちゃうね」
褒めてみた。私はお世辞は言わない質だ。だが本当に思ったことならすんなり褒められる。
「それほどでも~」という決まり文句を予想していた私は、予想外の事を言われた。
「いや、これはヨリの魔力増幅と、魔力感知がなきゃできないぞ」
登場した疑問に、速度を緩めてロンさんに訊く。
「う~ん? 魔力増幅って、ロンさんに付与したら、ロンさんの魔力が増えるんだと思ってたんだけど、もしかして違う?」
「俺の魔力が増えるんじゃなくて、ヨリが付与に使った魔力分が上乗せされるんだよ」
「つまり、本人に魔力が無くても、私が付与した分で魔力が使える?」
「こんだけの魔力と魔力感知まで付けられりゃ、できるかもしれんな。現に今まで何にもできなかったユジが、付与されてすぐに使えるようになった。俺も身体強化の応用とはいえ、いきなり試して成功したしな」
「私が付与した魔力は多いのかな?」
それにはロンさんが苦笑した。
「俺は怪我してから魔力の流れが悪くてな。身体強化は使えなくなるわ、簡単な付与しかできなくなるわで冒険者を引退してたんだぜ? それがまあ詰まってた何かは吹っ飛んでいっちまうし、盗聴不可なんて強い付与かけても魔力が減った感じはしないしで、びっくりだよ俺は」
私が魔力増幅を付与すると、付与された人は付与した魔力分、魔力が増えるらしい。
私の魔力は、ニルヴァス様の魔力である。
ニルヴァス様は、魔力の多いモノを食べれば食べるほど、ダンジョンに潜る時間が長いほど魔力は増えると言っていた。ならばダンジョンに潜って、ダンジョンのモノを食べて、そこにニルヴァス様の魔力が加われば。
魔力増加コンボではないか?!
私は自分が思い付いたことにホクホクとしながら、ふと思い出す。
そういえば、道具屋にあった魔力増幅の2倍のアイテム。あれを参考に、私が彼らに2倍で付けようとしたら、弾かれたのである。
「ロンさん、増幅アイテムの2倍って、どうやって付けるか知ってる?」
道具屋の話をして質問した私に、ロンさんはちょっと首を傾げて教えてくれた。
「ありゃ付与の力が弱い奴が付けてんだよ」
「んん?」
「ん~とな。例えば剣に付与するだろう? そうしたら普通は自分の魔力を全部付与する奴はいないわけだ。自分の魔力を少しだろうな。てことは、魔力量が多い奴の少しと、少ない奴の少しは違うだろう? 魔力量が多すぎれば、付与された剣は壊れちまう。だから、魔力量が多いやつが付与すると2倍はできなくて、少ない奴が付与すると、2倍にしても剣は壊れないってわけだが」
ぬおう。私は集中してロンさんの言葉を聞く。眉間にシワが寄って、首が傾いでいく。
そんな私にロンさんが、言葉を止めて心配そうに訊いてくる。
「解りづらいか?」
えーと。えーと。
「2倍が弾かれるのは、付けるとそれが壊れてしまうから?」
「そうだ」
んーと。んーと。
「じゃあ付与する魔力を小さくして、2倍にすればできる!」
「それなら、小さい魔力の2倍の魔力を、最初から付与すればいい」
ハッ!! 盲点!!
「うう。結構面倒くさい」
私がげんなりして言うと、ロンさんが。
「ほれ行くぞ。ターヴの魔力が動いてる。そろそろかもしれん」
おっとそうだった。2号くんはターヴという名前らしい。1号くんはユジ。
このくらいのペースなら、私でも名前を覚えられるかもしれない。
前を行くロンさんを追って再び歩きだした。
+ + +
ヨリは変な女だった。
何でもできるのに、知らないことが多い。
まあ10人にこんだけの魔力を付与してケロっとしてるんだ。普通の感覚では生きていないだろうとは思うがな。
何を企んでるかと思えば「ご飯2食を目指す」と言うし、付与もあまり考えて使ってないようだ。そういえばと、「異空間収納」のは「時間停止」は元々付いてるぞと教えてやったら、愕然として考え込んでしまった。
しかもどうやら少し抜けてる所まである。
ぷっ! 「魔力を弱くして2倍にすればいい!」と、さも名案のように言った時の顔! いかん、噴き出しそうだ。
まあ可愛げのある所があって安心した。
しかし俺より10歳は若いだろうに、やけに話しやすい女だ。ねちねちしてないし、押し付けがましくもない。かといって男と話してる感じでもない。
まあ気が楽というか、気が抜けるというか。
そんなことを考えながらターヴたちに近付く。
そうしたら、ヨリが急に俺の服を引っ張った。
ん? と振り向くと、ヨリがターヴとロジをじっと見ながら集中している。
「ヨリ?」
声をかけると。
「耳にも魔力回して。目の時と同じように、耳の穴から伸ばして」
「は?」
どうやら耳から伸ばすと何かが起こるらしい。言われた通りにやってみる。
「耳の穴から伸ばす」って、目の時より微妙に感じるのは俺だけなんだろうか。
やってみると、2人の声が聞こえてきた。
驚く。耳から魔力を伸ばすと、遠くの声が聞こえるのか。
俺は聞こえて来た声に集中する。
どうやらロジが怪我をして、それを治してもらおうとヨリを探しているらしい。
「彼はどんな人?」
ヨリがソワソワして訊いてきた。
「ターヴは1年前の怪我で腕が動かなくなって、今は塩ダンジョンの小屋でロジたちの面倒を見てる奴だ。責任感が強くて、人には弱ってるとこを見せられない質だな。怪我でダンジョンに潜れなくなったって知った時、よく独りになって泣いてたよ」
「じゃあ彼が使えるようになるとすれば、治癒かな?」
「いや、ヨリを探してるから、もしかすると身体強化でロジを担いで走り出すかもしれんぞ」
あいつは自分の事には辛抱できるが、仲間の事にはそれが効かない。俺は身体強化のほうが確率が高いと踏んでいた。
横ではヨリが両手を合わせて組んで口元に押し当てている。
「治癒こい~~~。治癒こい~~~」
「治癒のほうがいいのか?」
俺は治癒でターヴの腕が治るなら、そのほうがいいとは思ってるが、正直期待は半分以下だ。
ヨリはやけに必死過ぎる。
ヨリの返事を聞いて笑ってしまった。なんとまあ。
「だって早く治癒覚えてくれないと、ロジが痛そうなんだもん! あ! 何笑ってるのロンさん! ロジ痛そうじゃん! 可哀想じゃん! 本当はすぐにでも行って、治してあげたいぃ~~~。」
ヨリは普段は澄ましてるんだろうか。いつもと口調も勢いも違った。
笑ってしまったら怒られた。
ぶふっ! 悪い、止まらん。
まあそんな事をしならが2人の移動に付いて回った。
ヨリを探す2人の様子を観察していると、イライラするターヴと対称にロジの元気が無くなっていっていた。
そんなロジを見て、出て行こうとするヨリを止める俺。
かなり焦れてきたヨリは「感知不可」を俺にもかけて、じりじりとロジたちににじり寄って行く。ターヴとロジまでは、あと少しの距離しか無い。
2人が立ち止まったので、俺たちも止まって近くの藪に身をかがめた。さすがに見られてしまえば居ると判ってしまうからだ。
ロジが困った顔でターヴを見上げて言った。
「なあもういいよ。大丈夫だって」
それにターヴが、肩を怒らせながら周りを見渡した。…ヨリは隠れているから見渡しても見つかりはしない。
力拳を握って踏ん張り、顔を上にあげて息を大きく吸い込んだ。
「よし来い!」
俺はささやく。来い! 叫べ!
ターヴは叫んだ。
「ヨリって女はどこだーーーーーーーーー!!!!!」
ターヴの身体に魔力がみなぎったのが見えた。
そしてターヴの右腕が曲がって、拳が握られていることに気付いた。
「治癒だ…」
半分無意識に言っていたと思う。
それを聞いたヨリが、横で「キターーー!」と叫んだ。
盗聴不可で他には聞こえてはいないが、俺には聞こえる。かなりのでかい声に俺の左耳はやられた。
その後ターヴは、ロジに教えられて自分の腕が治っていることに気が付いて、それから声を上げて泣いた。
涙も鼻水も大変なことになっていたが、うれし泣きなのでいいだろう。
実は俺も少し泣いてしまった。ターヴの苦しみは俺にも解る。
俺はまだ付与が少し使えたから良かったが、若くて強かった分、歯痒さは強かっただろうからな。
俺たちはターヴが落ち着くまで待った。
そして落ち着いたようなので。
ヨリが感知不可を解いて立ち上がった。俺も続く。
その時、藪がガサリと鳴ったが気にしない。もう見られてもいいのだ。
ターヴに近付いたヨリが、通りすがりにロジの怪我を頼んでいく。こっそりロジにニヤリと笑った。
……本当にロジが好きだな。
苦笑しながら俺はターヴの肩を、ポンと叩いて「良かったな」と言ってやる。
本当に良かった。ああ。本っっ当ーーーーに良かった。
俺は生きてきた今までで、一番晴れやかな気分で叫びたくなった。
だが俺はもう41歳だからな。気持ちの昂ぶりをそのまま叫ぶなんて事できないのさ。
後の奴はどこにいるんだ? もう帰るぞ! そんな気持ちを年配らしく号令にしてみた。
「お~い、お前ら帰るぞ~~!!」
何かがドパンと身体から弾け飛んだ。……まあ身体から何か弾け飛ぶってのは、魔力か汗くらいしかないんだが。
おや? 何か感じる。前方の右とさらに奥の左に何かを感じるのだ。
「なんだコレ?」
俺が思わず言った言葉に、ヨリが教えてくれる。
「ロンさん、今ドバっと出たね」
「出たか?」
「うん、ロンさんを中心に魔力が広がったよ」
広がったってことは。
「探索か鑑定かな? 見えてる範囲に文字が無ければ探索だね」
ヨリの言葉に周りを見る。文字は見えない。
ならば探索なのだろうか。って、そんな感覚を知ってるって事は、ヨリは探索まで出来るのか。なんでもアリな女だな。
…え~っと、何を考えていたんだっけか。
ああ、見つけてない奴を探していたんだった。
「残りの奴を探してたらそうなったみたいなんだが、よくわからんな」
「その何か感じるところに行けば判る」と言うヨリと向かった。
一番近いところにシガが居た。声をかけて野菜を回収する。
次はミノだった。同じくそうする。
後1人だ。ビスがまだ居ない。
今度は方向を決めて意識して魔力を飛ばす。というか伸ばす。飛ばせなかったのだ。
さっきは勢いで飛んだように感じただけだったんだろう。
「魔力範囲の外だと判らないから、広げずに、前に伸ばして自分がゆっくり回ってみたら」
ヨリの助言に従ってみる。居た。
「もう合流してる」
気配が集まっているところに居るのが判った。
探しているビスだけが強く反応していて、他の反応を見ても誰が誰やら判らない。
試しにビスをやめてソルを探してみると、すぐに強く反応した。
探している人物以外は反応が薄いが、人数くらいは判る。
「これは使えるな」
「でしょう」
ヨリはにっこり笑って言って。
「さあ戻ろう。お昼ご飯作らないとね」
とスタスタと見るからに加速して歩き始めた。
「まだ何かやるのか」とこぼしながらも、俺はヨリの後を追った。
+ + +
ら~~~ら、ら~~~~♪
なんと、2号くんに続いて3号くん、いやロンさんだから3号さんだな。が現れるとは。
しかも、付与、治癒、探索だ。いやあ楽しみだね。
楽しいことには美味しいご飯! さあ村に行ってポルカの人たちにも作れる料理を教えてあげないとね!
ロンさんは、実は41歳でした。
ターヴは「機動戦士 戦場の〇ルバトス」のアカツキを痩せさせたイメージです。
早く肉を付けさせてあげたいなーと思います。
えーと。ハイすみません。料理パートありませんでした。
ご指摘で気が付いたのですが、ロンさん視点でヨリとの付与の会話で、時系列的におかしい場所があったので修正しました。すみませんでした。
ご指摘、誠にありがとうございました~~~><
入れようと思ったんですが、次回に持ち越しに……。




