表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

ミッション4 射月の過去

 俺は家族がどんなんで、親がどんな性格だったか知らない。

 知っているのは犯人の顔だけ。

 そう俺の親は殺された。

 警察は自殺として終わらせた。

 俺はその時2歳だった。

 だから、こいつが犯人とはいえなかった。

 

 月日が流れて俺は養子としてまったく血のつながってない人のとこに向入れられた。

 名前も恭介から射月になった。

 

 15歳の秋の事だった。

 俺は家を出た、もうあの家には帰るつもりはなかった。

 酒、酒、酒ばかりの家。働かずに酒。嫌だった。

 家の金を全部持って家出をした。

 初めての野宿はなれないものだ。

 公園のベンチ。

 秋風が体を攻める。

 

 家出をして1週間俺は死んだ。

 いや殺された。

 そうあの13年前と同じ犯人に・・・

 あの犯人は何をしたかったのだろう。

 ただ殺したかったのか、金目当てか。

 俺は死んで天魔城で天魔様に会った。

 そこで言われたのは

「お前ここで働いて、その犯人が裁かれるのを見たくはないか」といわれた。

 俺は考える事もなく働く事にした。

 

 仕事も変わっているものばかりだった。

 夢に入り宝を盗んでくる。

 どうやら天魔様は宝物好きらしい。

 そしてもうひとつ仕事があった。

 現世に行き、俺を殺した犯人の監視。

 もうその仕事を8年近くしている。

 楽しいかといわれると楽しいとはいえないが、楽しくないともいえない。

 まぁ俺の命も犯人がこの世界に来て裁かれたら終わりだ。

 それまで、命を助けてくれた天魔様に尽くすつもりだ・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ