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ミッション3 天魔城

 射月の言っていたことの意味がまだよくわからなかった。

 俺は昨日どうなったのだろう?

 でもなんで射月にまた合えたのだろう?

 

 鳥のさえずりが聞こえる。

 

 もう朝だ。

 

 母のうるさい足音は聞こえない。

 僕は時計を見た。

 

「やばいもう8時過ぎてるぞ」

 

 急いで制服に着替え、鍵をしめ自転車にまたがり学校に向かう。

 学校に着いたときは始まりのチャイムは鳴っていた。

 遅刻だ・・・

 初めてではなかったが、遅刻をすると先生の嫌がらせが来る。

 最悪だ。

 あの先生の嫌がらせはシツコイ・・・

 何とかできないかな・・・

 もう良いや、嫌がらせしてきたら無視してやる

 僕は堂々と教室に向かった。

 

「おはようございます」

 

 誰も見向きもしなかった。

 ホラ来た嫌がらせ。

 レベル1・クラス無視。

 でもまだこんなのは序の口。

 次に来るのは・・・僕は自分の席の場所に向かった。

 ホラ来た嫌がらせ。

 レベル2・席失くし。

 はぁまったく良い迷惑だ。

 今日はどこにあるんだろう?

 後で探しに行くか。

 どうせ今聞いても誰も話さないだろうし。

 

 昼休みになった。

 

 僕のとこの学校は給食性だ。

 給食センターの人が平等についでくれているのを持ってくるだけ。

 ホラ来た嫌がらせ。

 レベル3・給食無し

 学校で欠席にすると給食は作られない。

 

「もういいや、帰ろう・・・」

 

 僕は家に帰った。

 寝よう・・・

 ソファーに横になり眠りについた。

 あぁこの暗い世界夢だ。

 

 辺りは紫色の煙が立ち、白の城が建っていた。

 これは魔界?

 

「また馬鹿発言だな」

 

 僕は横を振り向いた。

 そこには射月がいた。

 

「射月・・・」

 

「久しぶりだな珍しい生き物」

 

「やっぱり口悪いな射月」

 

 僕の話を無視して射月が話した。

 

「それより早く城に行こう」

 

「今回の宝はなんなんだ?」

 

「今回は宝じゃない。」

 

「えっ?」

 

「今回はお前だ」

 

「俺?」

 

「あぁ、今日はお前がメインだ」

 

「何でだよ?」

 

「まぁ早く城に行こう」

 

 射月はいきなり走って城に向かった。

 僕もそれにつられるように走った。

 

 白い城に着いた。

 

「ここが天と地の境の天魔城だ」

 

 いきなり入り口がギギーーという音を立てながら開いた。

 中に入ると赤いレットカーペットが先が見えないくらいずっと続いていた。

 

「さぁいくぞ。後、しゃべると口かむぞ」

 

「えっ」

 

 赤いレットカーペットに足を踏み込むとカーペットがものすごい勢いで動き出した。

 

「うわぁあああ」

 

 カーペットは止まった。

 止まると同時に体が前に進んで行った。

 僕は舌を噛んでいた。

 

「さぁ着いたぞ。この方が天魔様だ」

 

「天魔様?」

 

 顔を上に向けると・・・デカイ・・・おっさんが椅子に座っていた。

 そして、今まで聞いた事のないような声でこういった。

 

「お前は一昨日死んだのはしっておるか?」

 

「・・・・えっ?」

 

 横にいた射月が言った。

 

「お前は死んだんだ」

 

 僕は話の内容がうまくつかめなかった。

 するとまたでかい声で

 

「一昨日の昼にお前の母親がお前を殺したんだ。包丁で。お前は寝ておったから、痛むことなく死んだ。お前の死体はロッカーの中に入れられて隠されている。お前は気が付かなかったのか?」

 

 僕はこの2日くらいの事をよく思い出した。

 そうだ。今日の学校あれはもともと僕はいなかったんだ。

 じゃなんで記憶が?

 

 射月がいった。

 

「この前お前の夢に出ただろ俺が。あれはこの事を知らせるために行ったんだ。でもお前の力が薄れたのか声がとどなかった」

 

「そっか死んだんだ俺・・・・あはははは、ははははは。じゃ今から裁かれて地獄の釜でぐつぐつ煮られておしまいか。あはははは」

 

「馬鹿もの!!!!」

 

 さっきまで笑っていた僕がビクッとした。

 

「お前は射月の感謝を無駄にするつもりか?!」

 

 

 

 

 

 

 

 


更新遅れた事すみません。

さて、これとは別に書いていた恋愛日記がついに終戴しました。

この話もどうしよっか悩んでいます。

終わらせようか。続けようか。

まぁそれは気分しだいで行きたいと思います。

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