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第1話 平凡夫と天才妻爆誕!逆転プロポーズ!?

長編の息抜きに恋愛小説を書いてみました。

作者は恋愛経験が片手以下なので、ほぼファンタジーです!


「直人くん!きみの平凡は抜きんでた才能だ!私と結婚してほしい!」

 僕は直人。今目の前の美女・澪さんからプロポーズを受けました。

 付き合って3年。頃合いかなとは思ってたけどまさかプロポーズ先越されてしまうとは…。

「ご、ごめん!澪さん!僕がまだかなとのんびりしてしまったから…」

 そう焦る僕にかぶせる様に、澪さんが言った。

「急でびっくりしたよな、すまない!だが安心してくれ!編集者から受賞と連載の連絡をいただいたから直人くんを安心させてプロポーズできると思ってつい先走ってしまった。でも直人くんと付き合ってからなんだ!私の小説が注目されたのは!」

 あ、あれ?澪さんもしかして断られたと思って弁明してる?そんなことない!

 女性に先を越されてしまった僕のふがいなさだから!

「澪さん、ありがとう!先を越されてしまったけど僕も結婚したいと…。」

 また焦る僕にかぶせる様に、澪さんは言った。

「待ってくれ!あの東京タワーを見てくれ!あの明かりを消してあげよう。」

 あれ?これってまさか某すごいサラリーマンのあのワンシーンか!?でも、澪さん。あれは確かプロポーズでないんだけど…

「良いからみてな。せえの…ふぅっ!」

 消えない東京タワーの明かり。これは再現するのが礼儀だな。

「…消えないわ。」

「まだまだ…もう少しで風が届く」

 澪さんは魔法使いのようだ。本当に東京タワーの明かりが消えた!

「…素敵!!最高だよ、澪さん!是非一緒に幸せになりましょう!」

 ほっとした澪さんの表情。そうして僕らは夫婦になった。

 澪さん、ありがとう。一生経験できないプロポーズだよ。

 まさか、僕が久美子さんの役になるなんて。

島耕作はいいぞ!

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