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狼の『言葉』  作者: 黒井 狐夜
6/15

狼の気持ち『五』

昔、こいつに「神崎一狼は長い!」と言われ




『いっくん』 というあだ名をつけられた。




しかも、このあだ名を使っているのは




『あいつ』 だけだ




しかし、あの日から会っていないため




もう、嫌いになったかもと思っていたから




あいつが〝あだ名〟で呼んできたことに




すごく驚いた……。




俺は少し書くのをためらい




〝そうだよ〟




と、俺はメモにそれだけ書いた




何故たったそれだけ書くのにためらったのかは




あいつが俺と知った瞬間どう思うのか怖かった




嫌な顔をするかもしれない、怒った顔をするかもしれない




それほどのことを俺はしてしまったんだ




そう思ってしまうのが…普通だ




しかし、あいつはメモの内容を見ると




笑顔になっていた。




その反応に俺は少し驚いた




それと同時に(何故笑顔になる?こんな俺だぞ!)




と、思った







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