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狼の『言葉』  作者: 黒井 狐夜
5/15

狼の気持ち『四』

俺は落ちた問題用紙を拾い



「どうぞ」 といいながらその子に問題用紙を渡そうとした。



その子はトントンっと



俺の肩を叩くと同時にメモを渡してきた



(なんだろう?)



そう思いつつメモを受け取り



そのメモを見た。



〝ありがとう〟



メモにはそう書いてあった。



まさか…こいつ



俺はメモからペンを取り出し



受け取ったメモの空いたところから書いた



〝お前、真衣なのか?〟



今、一番知りたい



本当にこいつは…



俺はそれだけメモに書いてその子に見せた



すると、その子はメモを見ると驚いた顔で俺の顔を見た。



そして急いでメモに書いて



〝もしかして『いっくん』?〟



「いっくん」



その言葉を聞いてまた、昔のことを思い出した






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