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狼の『言葉』  作者: 黒井 狐夜
13/15

心の声『二』

「あだ名かぁ…」




あの時から人と関わってなかった俺に




【あだ名】 というのは…




あいつがつけたのしかない。




だからと言って「いっくんって呼んで」 って言うもの




どうかと思うが…。




いや、ここはつけてもらお




いっくんって呼ばれるのも恥ずかしいし




と言うか「呼んで!」 なんて自分から言えない




「なんでも呼んでいいよ」




適当過ぎな答えだ。




「わかった!じゃあ…」




清水さんは自分の髪の毛をいじりながら




俺のあだ名を考えてる




「あっ!」と清水さんは声を出した




何かいいのを思いついたようだ




「ねぇ狼くんっていうのはどう?」




狼くん…『一狼』の狼を取っただけの




シンプルなあだ名だ




一匹狼みたいな性格の自分。




まさに自分に合うあだ名だな




そう思うと笑えてきた



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