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適度なでかさの置時計♪

作者: 紙一重

「適度なでかさの置時計♪」



適度なでかさの 置時計

俺の親父の 時計

単三電池で 動いてた

ご自慢の時計さ

勤続20周年 御祝儀で

会社から贈られた

いまは もう動かない その時計

電池 入れては

チク タク チク タク

親父が会社に 行ってても

チク タク チク タク

いまは もう動かない その時計




いろいろ知ってる 置時計

俺の親父の 時計

妹が結納した時も

床の間から それ見ていた

うれしいことも 悲しいことも

そりゃ知っている 時計さ

いまは もう動かない その時計

電池 入れては

チク タク チク タク

親父が会社に 行ってても

チク タク チク タク

いまは もう動かない その時計




気が付いたら 止まっていた

俺の親父の 時計

そろそろ修理してくれと

みなにおしえたのさ

天寿を全うした 俺の親父

時計とも お別れ

いまは もう動かない その時計

電池 入れては

チク タク チク タク

親父が会社に 行ってても

チク タク チク タク

でも 直せば動くはず その時計

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