曖昧な関係 「どうしてなんだろう」
俺はあんたにあって
はじめて心には
温かいもんがあるって知った
冷たい場所で育った俺には
損も得もなにも関係なく
どんな状況でも
くったくのない笑顔で
意図もたやすくやってのける
あんたが眩しく見えた
陽だまりのような暖かさで
俺を包み込む
あんたの空気に触れていると
どんな手を使っても
俺のもんにしたくて
時々やばいっておもうんだ
衝動が抑えらんない
「じゃぁ帰ります」
「まだいいじゃんかぁ」
そろそろ指をくわえて
見ているだけじゃ
我慢できなくなってるんで
「明日早いし」
「こっからいきゃあいいじゃん
ゲーム途中だし」
だから今日はあんたと一緒に
寝れねーんだよ!あーもう
「わかったわかった!」
結局あんたが寝てから
何もできずに帰る俺
まったく涙ぐましいよ
sora