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シャナと花のバラッド  作者: 藤和葵
第二章・一つ屋根の下
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01.黄色の海にて

 

 お腹空いたな。


 お昼の弁当のサンドイッチのパンの欠片を指で舐め取り、雛菊は空を仰いだ。

 茜色の空が、丸いカンバス内に広がっている。薄い雲が筋を張り、一番星が底を覗く。

 きっと、あの星から見れば自分達の方が丸いカンバスの中にいるのだろうな、と、ぼんやり思いながら雛菊は後頭部をコツンと背後の石壁に当てた。そしてそのままズルズルと背筋を伸ばし、折り畳んだ足を己に寄せて体を縮込ませる。それでもブーツの爪先が向かいの人に当たってしまうのは仕方ない事だろう。

 何故なら、此処は枯れた井戸の中だから。


「……日が暮れちまうな」


 金色の髪を掻き上げ、低い声で男がポツリ、呟く。


「シャナ、気にしたりするかな?」

「逆に帰って来ないっつってせーせーしてんじゃねぇの?」


 はん、と笑い、整った鼻梁に皺が刻まれた。


「もう、そこまでシャナは薄情じゃないよ。……多分」


 フォローしつつも自信薄に言って、雛菊は向かいの人の顔を見やる。金色の瞳もじっと少女を見据えていた。


「ヒナって、無条件でシャナの味方なのな」


 少し、恨めしそうな顔で手を伸ばされ、ゴツゴツしているけどしなやかに長い指が頬を掠めるから、雛菊はついはにかんで唇を甘噛みしてしまう。

 狭く、仄暗い井戸の底で膝付き合う雛菊とアサド。

 まずは何故二人が井戸の底にいるのか。そこから説明しないといけない。




 * * * * *


「ヒナ、明日ちょっと空いてないか?」


 夕食を終え、空になった食器を流し台に運ぶ雛菊に、食後の一杯としてアルコールを嗜むアサドが呼び止めた。


「私は特に予定はないけど……」


 答えつつ、アサドの対角線上で好物のプリンを咀嚼するシャナをチラリと見る。その視線に気付いたシャナが、プリンを乗せたスプーンを口の手前で止め、「勝手にすれば?」と小さく言った。


「うん、明日は特に予定はないね」

「ヒナの世界はシャナ中心かよ」


 二人のやり取りにアサドは微苦笑を見せ、それでも「まぁいいや」と本題に戻る。


「明日、仕事でちょっと遠出するんだけど、俺に付き合ってくんない?」

「どんな仕事?」

「狩り」


 にんっと笑うアサドに雛菊は強めに首を横に振った。


「無理! 狩りとか私したことないもん」

「狩りっつっても乱暴なやつじゃないって。簡単なもんだからさ、安心しなよ。ただ、行き先がユグ平原だから此処と町の往復しか知らないヒナ嬢の物見遊山には丁度イイと思ったのですが……どよ?」

「行く!」


 即答だった。既に雛菊の頭の中には物見遊山=観光と公式が成り立ち、異世界へ訪問した身として“色々な物を見たい”という欲求で溢れている。シャナと二人の時は遠出をしようにも付き合いが悪いし、実は指名手配だとも知って実行には到らなかった。単身は心許ないと思っていたのでアサドの申し出は実に喜ばしい。


「それにしても、暫くは旅の必要はないはずのに仕事引き受けてるんだね」


 ふと、思った疑問を雛菊が口にするとアサドは苦々しげに二つ目のプリンを頬張るシャナを見た。


「コイツに食わせて貰うのは癪だろ。やることもないしな」


 少し不貞腐れて頬杖を掻く仕草が何処となく可愛く見えた。雛菊は肩を竦めて「男の意地なのかな」と呟いて、水に浸した茶碗を洗い始めた。


 一ヶ月。

 雛菊がシャナの(間違いによる)召喚によって、ラキーアに訪れてからの日数だ。

 二週間弱。

 シャナと雛菊二人の生活にアサドが加わってからの日数である。

 数字からも見ての通り、一ヶ月の半分を共に過ごしているというのにシャナとアサド、二人の仲は未だどこかぎこちない。かつては友人だったと聞くのにシャナがアサドに対しての所行故か、どうも“十年来の友人”という空気にはならない。近いのは“険悪未満”。

 二人が再会した夜。シャナとアサド、互いの気持ちに憎悪はないと認識した筈なのに、簡単に和気藹々と行かない事に雛菊は辟易する最近だ。

 正直、息苦しい。

 顔を合わせても目立った会話はない。雛菊から言わせれば、まだ取っ組み合いの喧嘩をしてくれた方がまだマシである。

 そんな嫌な空気の家内を思えばこそ、明日の遠出はいい息抜きにもなるだろう。


「何を着ようかな」


 一ヶ月も過ごせば随分充実したクローゼットの中の住人らを思い浮かべ、雛菊は明日のコーディネートを考える。


「そうそう、ヒナ。明日の服装な、動き易いのは勿論、丈の長いパンツがいいぞ」

「丈の長いパンツ?」


 鸚鵡返しに聞くと、アサドは首を縦に頷いた。


「あと、白は汚れが目立つから」


 一体どんな場所に行くのだろう。

 首を傾げる雛菊の手元で、皿に浮かんだシャボン玉が弾けて消えた。




 * * * * *


 金色の海が風にそよがれ、芳醇な香りを舞い上げる。

 まるで稲穂のように頭を垂れる草は、よくみたら細かく黄色い花の群生で、風が草原を撫でる度に黄色い花々は大きくうねり、大地に波を作る。


「きれー」


 間延びした感嘆の声と共に雛菊は駆け出していた。

 一歩踏み出すと黄色い草が太腿の辺りにまとわりついて歩きにくい。浮力がない分水中よりは負荷は少ないが、それでも歩行は容易くない。しかしその抵抗感すらも面白くて、挑むように雛菊は背丈のある穂を張った草原を突き進んだ。


「ヒナは子供か犬か猫だな」


 はしゃぐ雛菊の背中に笑ったアサドは、自身は草むらの外で呼びかける。


「あんまり奥に行くなよ。つか、花粉であとで痛い目見るからそのへんにしとけって」

「えー?」


 言われて立ち止まり雛菊は今の自分を見下ろして唖然とした。腰から下の所々に花粉が付着し、草に触れていた袖口が散々たる状況になっていたのだ。そこでどうしてアサドが丈の長いパンツを履けと言ったか悟った。スカートだと足を捉えられやすいだけでなく、草むらに潜む虫に噛まれかねない。おまけにこれで白い服を着ようものなら、鮮やかな山吹色に染色されていたかもしれない。綺麗に染まればそれはそれでいいが、色合いによってはちょっと着回しに困りそうだと思った。


「多分落ちる。きっと落ちる……!」


 言い聞かせて雛菊は既に泣きを見ていた。洗濯するのは雛菊である。その労働を考えると苦戦を強いられそうだと溜息を零さずにはいられない。


「主婦泣かせだぁ」

「申し訳ないな。でも、そこを突っ切らないと目的地には着かないんだ」

「アサド君の分の染色とも戦うのか」

「悪い。簡単な料理は出来ても洗濯とかは適当な水洗いしかした事ないから、俺」

「うーん、許す。汚れとか気にしてたら冒険は出来ないもんね!」

「……誘っといてなんだが、普通、女の子って汚れたり汗臭いのとか避けるもんだよな」

「綺麗なものはもちろん好きだよ? でもお兄ちゃんがいるからか、外での遊びもよくやってたんだ。木登りとかターザン下りとか。だからね、今日のもわくわくする。楽しい」


 洗濯は気になるけどねと笑うと、雛菊はまとわりついた自身の花粉を見下ろし肩を竦める。


「目的がこの先なら、汚れるの込みで楽しまなきゃ損だよ」

「上等。そういう前向きな考え方は好きだぜ」

「えっへっへ。ありがとね」


 茶化した言い方でも美青年にそう言われて悪い気のしない雛菊は照れ臭そうにはにかむと、勢いに任せて草原の中を突っ切って行く。その背中を見守るようにアサドが後から続き、黄色に塗れたコーティングに顔を合わせて笑った。

 広い草原だったので突っ切った向こう側を改めて見回して雛菊はまた感嘆の声を零す。


「な……んにもない」


 地平線とは縁のない環境にいたので、視界を遮るものがないという景色を目の当たりにして言葉が見つからなかった。

 空の青と大地の緑が見事に交わり、まるで空が草原の上にある光景に遠近感も上手く掴めない。手を伸ばせば雲だって掴み取れそうで無意識に手を伸ばすと宙を切った拳で我に返った。


「は! そうだったこれからが本番だったね」


 慌てて振り返ると、アサドは気にした様子もなく手持ちの荷物を確認しているところだった。


「もっと堪能してもいいぞ。待つのも男の仕事の内だからな」

「そういう甘やかし方って良くないと思う。いいの、今日の目的は別なんだから」


 第一、何もないところでほかにする事が思い浮かばない。風景を絵に留めようにも道具がないし、駆け回るのにもそう何時間と体力が続かない。あとは昼寝ぐらいしか思い浮かばないのだからそこに物質社会の弊害を感じる。


(何もないからと何かすることが見つけられない感覚がなんだか淋しいな)


 便利な生活が悪いとは思わないけど、肌に感じるものがなんだか愛おしく感じてのんびりした時間を堪能出来る人でありたいと思った。心の奥底にこの壮大な景色に疼くものがあるのだが、その正体を深く考えるよりも今日の目的の方が脳裏を大きく占める。


「また連れてきてくれる?」


 アサドが優しく頭を撫でる行為が色よい返事だと受け取り、気を良くした雛菊は気合い入れとして風にそよぐ髪を一つに束ねて張り切って屈伸運動を始めた。


「さーて、それじゃあ私頑張るよ! 何したらいいかな?」


 景気づけに拳を振り上げる雛菊に満足そうにアサドは頷く。そして歯切れよく要件を伝えた。


「難しい仕事じゃねぇよ。ちょっとばかし囮になってくれたらいいだけだから」




 * * * * *


 美人や美形は得だとよく耳にするが、よもや自分がその踏台になるとは思いもしなかった。雛菊はこの草原で目印となる一本の針葉樹の下で、ひっそり溜息を吐く。

 どんな苦境の時代でも芸術が廃れないように、人間とは美に惹かれる本能というものがあるらしい。美形の笑顔は反則だと今になって唸るが、今更断って引き下がるのもかっこ悪い。

 囮。狩りの場ならすなわち餌である。そんな危険な仕事を笑顔一つで絆されたのだから、存外自分も俗物だと思い知らされた気分だ。


(危険な獲物じゃないから大丈夫と言われたけど……)


 響きの悪さにいまいち不安が拭えなずに頭上を見上げる。

 細く高く伸びる木はまさしく針のようで空へと突き出ていた。天辺までがどれほどの高さは真下からでは測れないが、視界で捕らえる事が出来ぬ高さに餌を仕掛けた御仁はいる。そういう話にはなっているが姿が見えないと不安だ。なにせ名目は囮なのだ。


「大体これって効き目あるのかなぁ」


 閉じていた手を開き、握りしめていた物を眺めてぼやく。

 雛菊の手にすっぽりと収まるのは卵型の石だった。肌触りは滑らかで加工したように凹凸感がなく、蜂蜜色に色づいている。仄かに花のような匂いが鼻腔をくすぐるが香水よりも香りは弱い。匂いのする石なんて珍しいと思うのだが、宝飾には向いておらず希少価値も低いので安価なものだとアサドは言った。

 この匂いに誘われてやってくるあるモノを捕獲するのが今回のアサドの仕事のようだが、正直、トイレの芳香剤にも劣る微弱な匂いで何が引き寄せられるのか疑わしい。


「そもそも石一つで誘える相手なら私が持ってなくてもいいんじゃないかな」


 同じ事をアサドにも言ったが彼は何食わぬ顔で「乙女が一緒だとより効果が高まるんだ」と返され、畳み掛けるように「餌はちゃちいけど釣れる獲物はデカいんだぜ?」などと好奇心をくすぐられ、イケメンスマイルで畳み掛けられ上手く丸め込まれてしまったのだ。


(だって、間近で見たいよねぇ。聖獣)


 両の手で石を包んで華やいだ香りを嗅ぐ。身体に浸透する匂いに気持ちを静め、風で波打つ黄色の波を眺めつつ周囲に注意を払う。

 この黄色い海原のどこかに聖なる獣が潜むと言う。

 それは物語のようなファンタジーを期待していた雛菊には、宝石のような輝きと魅力を持っていた。アサドは既に雛菊の好みなど把握しているかのようにその言葉を口にした。こうやって異性の関心を引くものを見抜き、女性を手中に収めていたのだろうかと邪推もするが今は不問にする。今は何より聖獣だ。

 囮の役目は不安だが好奇心には敵わない。


 雛菊がまず思い浮かべる聖獣はら中国で奉られる東西南北に鎮座する空想上の生き物。普通、捕まえるなんてしない。非実在扱いだからだ。だが、此処は魔法があれば精霊もいる全く別の世界である。アサドが捕まえると言うからには実在するのだろう。

 怖い。しかし見たい。

 獲物がかかればアサドが真上からすぐに駆けつけてくれる手筈となっている。

 影も見えない高い位置に隠れているようなのだが、そこから飛び降りて来るのだろうか。

 ふと心配になるが、アサドが立てた計画なのだから多分大丈夫なのだろう。それでもどこか頭上を気にかけ、雛菊は背の割に細い幹に背中を預けて再び手を開く。なるべく匂いが風に運ばれるように掌を台座に石を翳して待ちの態勢に入った。

 それからどれくらいの時間が経っただろう。耳元を切る風の音にも慣れ、波打つ草原の動きに眠気に誘われて雛菊は何度目かのあくびを噛み締めて目を擦った。

 今は一体何時だろうとポケットから懐中時計を取り出すが、精々三十分程度しか針は進んでいない。

 気分は釣人だ。

 だがしかしまだ見ぬ沼の主を掌握しようと針を垂らしたはいいが、外道すら掛からない残念な太公望である。せめて坊主なのに見栄を張りたいが為に魚屋で購入した魚を、まるで己の手柄のようにアイスボックスに詰めて帰る結果にならないといいと、退屈が故にそんな妄想に耽っては雛菊はまたあくびをした。


 その時、こつんと雛菊の頭に何かが落ちて跳ね落ちた。足元に転がり落ちたのは小さな実だった。団栗のように笠を被った小さい木の実だがこの木にはそれらしい実はなっていない。これはアサドからの合図である。獲物が近づいてきたことを上から知らせているのだ。

 事前に打ち合わせがあったとは言え、味わってみると乱暴なものだ。木の実そのものは小さいものだが結構な高さから落とされて受けた衝撃は想像より大きい。コブにはなってはいないが目はすっかり冴えた。

 雛菊は体を強張らせ、翳していた石を左右に振って見えぬ獲物にちらつかせて辺りを探る。

 一体どんな獣が現れるのか。

 背中を木の幹に預けたまま細かく視線を動かすが、風に煽られて絶えず揺れている草原の中からそこに息を潜めるものを視界に捉えるのは難しかった。それでも草の動きに注意を払いながら雛菊はじっと標的が現れるのを待つ。アサドの次の合図はない。まだ射程内ではないのか見失ったのか。上から監視するアサドの目だけが頼りなので待ち構える雛菊の体はこわばっていた。

 雛菊に囮を頼むくらいだ。頭では獰猛な獣ではないだろうと信じてはいるが、見えないもの、分からないものに対する恐怖や不安は簡単に取り払えない。それでも高揚する余裕がある分、遊園地のお化け屋敷のアトラクションのような感覚なので待つ身としては今か今かと待ち侘びてしまう。


(いけない。これはビジネスなんだ)


 元はアサドが請けた依頼だと思い出し、雛菊は慌てて気を引き締める。目的が捕獲でこれが仕事なら失敗をしてはいけない。これは雛菊自身の経験ではなくテレビや書物からの受け売りだが、一度獲物を逃してしまえば次からは警戒が堅くなり再度掴まえるのは難しいと記憶している。


(私がしっかりしなくちゃいけないんだ……!)


 いつの間に力んで握りしめていた餌の石にじんわり汗が滲むのを感じながら、雛菊はゆっくり呼吸を繰り返し落ち着きを払う。


「さあ、どっからでも掛かって来いってんだ」


 意気込んですぐだった。


「ヒナ、後ろだ!」


 アサドが叫ぶ。雛菊も瞬時に反応するが遅かった。木の影から背後を狙ったのだろう。左後方から雛菊に向かって赤い影が飛び付いてきた。


「うわわっ」


 反射神経だけでなんとか避ける。だが避けた後の態勢まではすぐに立てられず、あわや転びそうになる体を無理して堪えていては標的の第二撃への反応など、何の訓練も受けていないただの女の子である雛菊には無理だ。


「ひゃあっ」


 雛菊の胸元目掛けて飛びかかる赤い獣の突進を受けて重心が崩れた。衝撃で二、三歩足をよろめかせると、何かが膝の裏にぶつかった。躓いたとも言える。堪える事もなく雛菊は仰向けに倒れた。


 落ちる。


 思う方が早かった。

 何かに躓いて背中から倒れそうになっているのは分かった。チラリと振り返った先に映ったのは黄色い花咲く草ではなく、暗闇。虚無が背中にあるようだった。


「ヒナッ……!」


 焦るアサドの声を聞きながら雛菊は全身を包む温もりを感じ、風を斬って闇に飲み込まれる。




 * * * * *


 ーー甘い甘い香り。

 金木犀の花の香りに似ている。

 お母さんが好きで、季節になると金木犀のあるお宅から枝を分けて貰っていたっけ。



 そんな事を思い出しながら、雛菊は頭上を見上げた。


 

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