廃墟の一部整地を依頼された。
夏のホラー2026参加作品、二作品目になります。
最初は現実に存在する廃墟名を書いていたのですが、某県某市、例の場所になりました。
とある有名な廃墟を参考にしています。
一度は行ってみたい場所です。
鈴木組は廃墟・廃屋の解体作業全般をメインに請け負っている会社だ。
社員は社長含めて十人の小さい会社。
だが評判は悪くない。
「ななちゃーん。次の現場が決まったって!」
「はーい」
やり手経理の佐藤智子に呼ばれた、下っ端社員の高橋七海は、読んでいた週刊誌を閉じて智子の元へ向かう。
両親がいない七海にとって智子は母親のような存在だ。
智子も自分以外には女性がいない会社なので、同性の誼~を口癖にして、何かと手助けをしてくれる。
「某県某市の集落」
「あー、もしかして何時もの集落ですか?」
「そうそう」
立ち入り禁止区画がある有名な集落跡。
専門業者による整備が定期的にされている場所で、七海も何回か足を運んでいる。
国の指定により完全解体がされない場所として、業界内では有名だ。
「定期整備はやってますよね?」
「ええ。そうね。ただ今回……どうしても急ぎで整地をしたい場所があるんですって」
「あー、ゲームのモデルになったとかで入り込む輩が多いからかなぁ」
「うーん。詳しくは社長から聞いてもらえる?」
「了解です!」
しゅたっと敬礼をして社長室へ足を向けた。
「直樹社長ー。智子さんから仕事が入ったって」
「ノックしろよ! 佐藤さんは七海に甘いからなぁ」
「大丈夫、外ではちゃんとしてるし!」
「信用ならねぇなぁ」
軽い拳骨が落とされた。
霊感持ちの田中直樹は解体現場を仕切るには物足りない外見だが、中身は百戦錬磨の尊敬できる上司だ。
「今回は例の集落の、立ち入り禁止区域の一部整地が仕事だ」
「珍しいですね」
「あそこは嫌がる業者が多いからな」
「しかし、整地をして……どうするんでしょう?」
「さて、な。慰霊碑でも建てるのかもしれない。前々からそんな話が出てるからよ」
煙草の煙を噴きかけられた。
話をごまかしたいときの所作だ。
「今回はお前と俺。それから廉と悠の四人でやるぞ」
「え、随分と少人数ですね」
「大人数じゃ、駄目なんだと。まぁ立ち入り禁止区域だからなぁ」
社員全員でやる仕事などほとんどない。
大きな現場に少人数で派遣される場合が多かった。
なので少人数の仕事には慣れている。
慣れているが、伊藤廉と渡辺悠の二人と一緒なのがいただけない。
社長がいなければ断りたい仕事だ。
「……廉と悠。ちと状況がやばいんだ」
「でしょうね」
「そう怒るな。最後のチャンスだと思って、我慢してくれ」
この二人とんでもないセクハラ野郎だったりする。
七海は良い標的だ。
他の社員が徹底的に監視していても、尻や胸を触られる。
罵倒しても、ぶん殴っても懲りないので、正直言ってかなり辟易していた。
「移動は車だ。身一つでいいぞ。機材は全部向こうで用意されている」
「了解です」
「明日の朝、六時集合な」
「……あいつら遅刻しないでこれるんですか?」
「車中泊させておく」
「なるほど。なら、安心ですね」
はぁと大きな溜め息を吐く。
セクハラ野郎どもは一般常識がことごとく欠落していた。
遅刻に無断欠勤の常習犯。
しみじみ嫌な奴らなのだ。
「七海」
「はい?」
「御守りを忘れるな。必ず携帯しろ」
この業界、験担ぎも多い。
霊感持ち社長の会社だけあって、皆それぞれ自分がこれと思う御守りを常備している。
七海は神社の魔除け水晶守りを常に身につけていた。
「これだけじゃ、駄目ですか?」
七海はブレスレットを見せつける。
「……厄除け守りがあれば、そっちを胸ポケットに入れておけ」
「了解です……やっぱり、何かあるんですか?」
「あるというか、たぶん。起こる。俺も万全でいくぞ」
「いろいろ聞きたいですが……我慢します」
「そうしてくれ」
社長が神妙な顔で頷くので、七海は精進潔斎を考える。
取りあえず下着は新しいものを着ていこうと決めた。
次の日。
二人は車の中で鼾を掻いていた。
起こすまでもないな! と社長が車を走らせる。
七海も一応免許は携帯しているが、仕事で運転することはほとんどない。
途中道の駅で買い物をしたが、二人が万引きをしかけて、社長に殴られるトラブルが起きてしまった。
社長が二人をずるずると引き摺って車に放り込む間、七海は周囲への謝罪をする。
何度も使っている駅だったので、店員さんたちには同情された。
「着いたぞ!」
道の駅から車を走らせること、一時間。
現場の集落に到着する。
社長の言葉に二人は素早く外へ出た。
そして周囲を見回している。
「マジか。ゲームに出てきたぜ、ここ」
「おいおい、こっちも見てみろよ。すげぇなぁ!」
どうやら舞台になったゲームをプレイしていたようだ。
大興奮で走って行き、立ち入り禁止区域へと躊躇いもなく足を踏み入れている。
「ちょっと!」
「止めなくていい! 俺たちはさっさと仕事をすませるぞ」
「はい?」
何時もなら私より早く二人を咎める社長なのだ。
完全放置はおかしい。
「社長!」
「さぁ、こっちだぞ。七海」
二人の燥ぐ声が聞こえる。
仕事中とは思えない。
ゲームの舞台を存分に楽しんでいるようだ。
この集落で騒ぐなど言語道断なのだが。
二人は知らないのだろうか。
「……え?」
二人の行動を気にしながらも社長のあとに続く。
社長が立ち止まった場所には場違いに真っ白い布が置かれていた。
それよりも気になったのが四箇所の赤い×印。
そして穴掘り用のドリルが二つ転がっている。
まるで七海と社長しか作業をしないとわかっていたようだ。
背筋を何かが這うような悍ましい感覚に、全身の毛が逆立った。
「×印の場所をドリルで掘るんだ。ぎりぎりドリルが使えるまで深く、な」
「了解です」
疑問は幾つも浮かぶ。
しかし何故か口に出せなかった。
電動ドリルは何度か使った経験があるタイプだったので、動かすには困らない。
エンジンをかけて両足を踏ん張ると、土にドリルを突き立てていく。
どるるるる!
振動はそれなりにある。
音はそこそこ大きいが特に違和感がないので、中古にしては新しい方かもしれない。
ばきっ!
途中で大きな音がした。
まだ三分の一も掘っていない。
「木材ですかねぇ? 取り除いてから掘った方がいいでしょうか」
「いや。そのままで大丈夫のはずだ。そこまで厚い木材じゃねぇ……と聞いている」
「はぁ」
普通は除去してから続きをするのだが、今回は違うらしい。
ドリルが傷まないといいのだが……と心配しつつ、再び腰を入れる。
ばきき!
ばきっ!
嫌な音が続いたあとで抵抗がなくなった。
無事に木材を突き破れたようだ。
ほっと溜め息を吐きつつ、更に掘り進める。
社長の方からも、電動ドリルの音より大きな木材が割れる音が響く。
ごきゃ!
ぼきっ!
微妙に音が違う。
あちらの方が大変そうだ。
「っ!」
七海は反射的にエンジンを切って、電動ドリルを突き立てたまま、その場から飛び退いた。
手に伝わってきた嫌な感覚。
そして、耳音で聞こえた。
ぐちゅり。
という生理的嫌悪感をかき立てる音。
この二つを同時に経験したあとには、何時だって碌でもない出来事に遭遇しているのだ。
「あー。七海。悪いがその感覚も音も無視して、ドリルを入れてくれ」
「でも、社長、これ、って!」
「お前の予想はあながち外れてるとは言い切れない、けどな。そういう指示なんだ」
社長は既に所定の位置までドリルを使っていた。
ゆっくりとドリルが引き上げられる。
ぬちゃり。
ぬちゃり。
ぴちょん。
本来であれば聞こえるはずのない音。
ドリルに絡みついている赤黒い粘液からは酷い腐臭がした。
社長は無表情で汚れたドリルを置かれていた真っ白な布で、丁寧に拭き上げる。
布は何故か真っ赤に染まった。
染まった布を開いた穴の上に載せた社長は、その上から日本酒をかけている。
ごぼっ。
ごぼぼっつ。
ごぼん。
布を通って穴の中に日本酒が消えていく。
凝視して間もない内に一升瓶が空になった。
「お酒って、ドリルと一緒に、用意、されていましたっけ?」
「ここにあるんだから、用意されていただろう? ほら、後三本ある」
指差す方向にはラベルの張っていない一升瓶がある。
香りから日本酒だろうと知れただけで、銘柄はわからない。
社長が言うとおり三本が置かれていた。
「酒を注ぎ終わったら、その上に塩を盛って、火をつけて燃やせば、完了だ。簡単な仕事だろう?」
「整地、するんじゃ?」
「これもある種の整地なんだよ。ドリルも使ってんだろ?」
そういう問題じゃない。
これはまるで儀式のようじゃないか! と思いもした。
が、これもまた口にはできなかった。
社長が二つ目を掘り始めるのに、自分だけぼーっとしているわけにはいかない。
七海は意を決して体勢を整えると、再び穴を深く掘り進めた。
柔らかい何かにドリルを突き立てている独特の感覚。
そして、音。
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ。
頭の中をかき回されているような不快感に吐き気まで込み上げてきた。
「おー。吐くなよ。吐きそうなら、どいてろ」
「大丈夫、です」
血の気が引いているのもわかった。
だがせめて、この一つだけでも仕上げてしまいたい。
不意にかくんとドリルが空回る感覚があった。
押し込もうとすると反発がある。
どうやら予定の位置まで到達できたようだ。
「ふぅ」
額に浮かんだ冷や汗を袖口で拭って、その流れでポケットに入っていた御守りをぎゅっと握り締める。
不快感がわずかに軽減した気がした。
ぬちゃり。
ぬちゃり。
ぴちょん。
ぴぴちょん。
ゆっくりと引き上げたドリルにはやはり赤黒い粘液がたっぷりと絡みついていた。
しかし。
「……甘い?」
漂ってきたのは完熟したフルーツの芳香だった。
美味しそう……と思ってしまって、驚きに大きく首を振る。
社長に倣って丁寧にドリルを拭き上げた。
粘液を拭いた布が真っ黒になる。
常識では考えられない状況に手が震えたが、漆黒の布を丁寧に穴の上へ置いた。
そして一升瓶の蓋を開けて、布の上に注ぐ。
しゅごごごごごご!
凄い音がした。
日本酒がまるで思い切り吸い込まれたように穴の中に入っていく。
ごくん。
酒を飲み干す音が聞こえた気がした。
気のせい、気のせい、と必死に自己暗示をかける。
「うーん。もう一本いけそうか? 反応を見るに、お前がやった方が効果が高いみてぇなんだよなぁ」
「がんばり、ます」
「お、おう。頑張れ。特別手当、弾むからな」
特別手当と聞き、少しだけやる気が出た。
ちまちまと貯金をするのが七海の趣味なのだ。
これも用意されていなかったはずの塩を小さく布の上に盛る。
盛った途端に、もろもろと崩れてしまった。
「社長! 盛り塩の山が崩れちゃうんですけど」
「崩れる? どれ……俺が代わるわ」
作業を止めた社長がこちらに歩いてくる。
腰を屈めて同じように塩を盛った。
……崩れない。
「じゃ、火はお前がつけてくれ」
「盛り塩に火って、つきませんよね、普通」
「この塩にはつくからやってみろ」
手渡されたのはマッチ箱。
社長が煙草を吸うときに使うのはライターだ。
マッチではない。
「ちょ!」
マッチを擦り、盛り塩に近づければ驚くほど大きな青い炎が上がった。
「しゃ、社長」
「うんうん。火傷しなくて良かったわ。お前、本当こういうときの勘が抜群だよな」
くしゃりと頭を撫でられる。
大きく燃え上がった炎は一瞬だけで、すぐに消えてしまった。
塩も布も跡形もなく燃え尽きている。
ぽかりと開いた穴を、何故か見ていられない。
「ふ、二つ目を。やります」
「頑張れ~」
緩く応援される。
肩をぽんぽんと二度叩かれた。
大きく深呼吸をして、二つ目の×印に足を運ぶ。
ドリルを地面に押し当てる。
エンジンを起動させる前に。
きょぷ。
という奇妙な鳴き声が聞こえた。
「……虫? 動物? 幻聴?」
小さく呟いてエンジンをかける。
先ほどと全く同じ行程を経て、ドリルを抜き取った。
二度目なので驚きは少なくスムーズにできたが、御守りを握り締めるのは忘れない。
「うわ!」
御守りから手を放した途端、今度は凄まじい花の匂いに襲われる。
目眩がするほどの芳香だ。
クチナシの香りが一番近い。
マスクなど何の役にも立たない香りの強さに、思わず袖口を鼻の下にあてた。
「……すげぇ、匂いだな。こっちまで漂ってくるぞ」
「すみません。まだドリルが拭けてないです」
「鼻栓すっか?」
「持ってるんですか!」
「必要かもしれないと思ってな。持ってきた」
「だったら最初からもっと良いマスクを準備すればいいと思うんですけど!」
恐らく持ち込んでは駄目なアイテムだったのだろう。
あまりの臭いに八つ当たりをしてしまった。
差し出された鼻栓をひったくって装着する。
その上からマスクをかけ直した。
まだ鼻の奥に匂いが残っている気もしたが、ここは気合いで乗り切れるはずだ。
ぐちゅり。
布で拭いているはずなのに、生の手で拭いている感覚に目眩がする。
ぐちゅり。
何とか拭き上げたあと、布の色は鮮血の色に染まっていた。
「ふー」
マスクの中で大きく息を吐き出して、布を置き、酒を注いだ。
じゅごん!
また聞き慣れない音がしたと思ったら、一瞬で酒と布が吸い込まれた。
酒はまだしも、布が消えてしまうほど大きな穴ではないはずなのだが。
というか。
これでは塩が盛れない。
「しゃ、社長! 布が吸い込まれました」
「うわー。最後の最後でそれかぁ。うーん……穴の周りに盛り塩をすっか。ぐるっと囲むぞ」
「はい」
社長と二人で穴の周りに塩の小山を作る。
作る側から崩れた。
無言で社長と目を合わせながら、黙々と作業を続けた。
二人して二十以上の盛り塩を作ったと思う。
やっと山が崩れなくなった。
「……火は、俺が点ける。七海は下がっとけ」
「はい」
「もっとだ」
「はい」
社長は何故か思い切り腕を伸ばして、盛り塩にマッチを近づけた。
「うおぉ!」
社長の背丈よりも高く炎の柱が立った。
鮮血が噴き出したのかと見紛う色の炎だった。
「やべぇ、やべぇ。前髪がちっと焦げた気がする」
前髪を梳きながら社長が七海の側へ歩いてきた。
立ち上った炎柱はまだ消えない。
消えないどころか細く高くなっていく。
ひゅん。
誰かが横を走り抜けた音とともに、炎の柱がこちらに倒れてきた。
「ななっ!」
社長が七海の体を抱きかかえて地面に転がる。
ぱん!
ぱん!
ぱん!
今一番聞きたくない音が聞こえた。
七海は呆然と己の手首を見る。
御守り水晶がはじけ飛んでいた。
「お、おう。二つ持っていかれたか。念の為、五つつけておいて良かったぜ」
「つけすぎです!」
「そう言うけどなぁ。この手の重ねづけって難しいんだぞ」
社長がゆっくりと腰を伸ばしながら起き上がる。
手を差し出してくるので、有り難く縋らせてもらって立ち上がった。
「終わりよければ全てよしだな。これで完了……じゃないのか」
はぁ、と社長が大きく息を吐き出した。
虚無顔の目線を追えば白木の杭が四本置かれている。
「これを一本ずつ突っ込めってことだな。あと一踏ん張りだ、七海。できるか?」
「ハンマーがないってことは、投げ入れればいいんですかね?」
「投げ入れって! でもなぁ、もぅ近付きたくないしな。よし、俺の投擲術を見よ!」
槍投げスタイルで社長が杭を投げた。
すぽん!
若干ずれた気がしたが、杭が穴を埋める。
「……社長。杭の太さに合わせて穴が小さくなった気がします」
「そういうものなんだろうよ! さ。次はお前の番だ」
今回の仕事で霊的現象への耐性値がかなり上がった気がする。
「ほ!」
「下手くそ!」
ずっぽん!
七海の投げた杭は大きくハズレた。
ハズレたのに杭は穴の中に入ったのだ。
穴の中から何かが吸引したとしか思えない。
思えないが、七海はそれを口にしない。
「……社長。今度はせーの! であわせて一緒に投げましょう」
「お。そうした方がいいのか」
「そんな気がします」
「了解だ」
せーの! としっかり掛け声をかけて、杭を投げる。
また、良い音がして杭が嵌まるのだと思っていた。
「ぎやああああああ!」
「やめろおおおおお!」
しかし、聞こえたのは絶叫。
廉と悠の声だ。
七海は反射的に声がする方に首を向ける。
二人は何かに追われていた。
必死にこちらへ走ってくる。
「た、助けてくれ!」
「く、くるんじゃねぇ!」
恐怖一色に染まった二人の顔など初めて見る。
何時もの人を小馬鹿にした表情は何処にもなかった。
「七海。杭はきちんと嵌まったみてぇだぞ」
「あ、それは良かったです」
社長が指を差すので、そちらへ目線をやった。
不思議と同じ高さに杭がしっかりと嵌まっている。
ぎゅぽん!
ぐぽん!
また、何かが吸い込まれる音がした。
音とともに、二人の声が消える。
七海は恐る恐る、二人の姿を捜す。
廉が履いていた靴が片方、悠がかぶっていたカスタマイズされた安全帽が、地面にぽつんと置かれていた。
「しゃ、社長」
「うん。これで仕事完了。あいつらは立ち入り禁止区域に勝手に入って行方不明になった」
「でも、あそこに、靴と安全帽が……」
「遺留品があるだけマシだな。地元の警察に連絡を入れれば、あとは上手くやってくれるさ。あ、新しい御守り買うまで、これをつけてろ」
あの二人がここへ来ると決まったときにはもう、彼らが行方知れずになるのは決定事項だったのかもしれない。
伸びてきた社長の手が七海の手首にブレスレットをはめる。
初めて見る御守りだった。
「早く今までと同じ物を買っておけよ。これは……たぶん大丈夫だと思うけどな」
何時もつけているブレスレットより女子力が上がりそうなデザインに、テンションがあがる。
何時の間にか隅に寄せられていたドリルを見るともなしに見ながら、駐車場へ向かう社長のあとを追った。
自分でも不思議なほどに、行方不明になった二人への、あらゆる感情がさっぱりと消え失せていた。
久世商店の夏の福袋が届きました。
早速一部を食べたのですが、想像以上に美味しいです。
冷やし中華が一食だけだったので、何時も食べている冷やし中華と食べ比べにして、食卓に出そうと思います。




