雑文エッセイ「なろう公式企画『冬の童話祭』の14年間を振り返る~あんな事、こんな事、あった~よね?~」
さて、エッセイジャンルでは現在とある方が2025年を振り返ってエッセイを投稿しようっ!とお題を提案して下さっている。
でも今回は1年の振り返りではなく14年間をデータから推測してみたい。しかもその対象は私自身ではなく童話ジャンル専用のなろう公式企画『冬の童話祭』である。
で、この『冬の童話祭』だが、なんと2012年から途切れる事無く毎年開催されていたのだっ!
因みに私は自称7歳なので私が生まれる前から催されていた事になる。つまり初期にご参加していた作家さんは大先輩なのだぁ~。
とは言え、作品の良し悪しに年齢は関係ない。なので歳が上だからといって素敵な童話を紡がれているとは限らないのが創作の厳しいところだ。
それに創作物ってその時々の流行があるからね。うん、来年はきっとSFが流行るよっ!・・流行ったらいいなぁ。
ではまず、『冬の童話祭』を数値で見てみよう。
*注:参加作品数は2025年11月25日時点で残っていた数です。
で、これまでの14年間で冬の童話に参加した延べ作品数は5693作品でした。そして参加した延べ人数は3297人です。
*注:同一作品で複数年に参加していた4作品は単一として集計しています。
でもこれはあくまで現在残っているデータなので、過去に参加していたんだけどなろうを退会して作品を削除された方やキーワード欄からタグを外した方の分は含みません。
更に、投稿ジャンル違いや指定投稿期間外にタグを付けた作品も含んだ数値です。
なので真水であるちゃんと童話ジャンルに投稿してきた作品数は5282作品でした。ただ、『冬の童話祭』って歴史が長いので、2016年より前のまだジャンル分けがされていなかった時にも開催されています。
そしてその時期に参加された作品は、2016年以降にジャンル再登録していないと強制的にノンジャンルに放り込まれるので、それら56作品も含めると全部で5338作品3041人の作家さんがちゃんとした手続きを踏んで参加した作品となります。
でも結構な数の作品が指定期間外に投稿されていたんだよね。特に期間前にフライング投稿する方が目立った。
なんで?そんなに待ちきれなかったの?まっ、私も今回の冬の童話祭用の作品は2ケ月位前に書きあがっていたから予約投稿システムがなかったら待ちきれなかったかもね。
因みに冬の童話祭は2012~2019年の公式企画サイトページが2024年に削除されたので、この時期に開催された冬の童話祭に関する『正確』な開催期間とテーマは判りません。
まっ、ネットを探せば誰かが記録しているかも知れませんがそこまでやるガッツはないな。
後、開催年別では冬の童話祭2021がまだタグが残っている作品としては一番数が多くて624作品。次点が冬の童話祭2022で556作品でした。
でも何故か冬の童話祭2023では暴落して344作品なんだよね。なんだろう?2021と2022はなにがあったんだ?
因みに冬の童話祭2021のテーマは『さがしもの』で、冬の童話祭2022のテーマは『流れ星』でした。
そして暴落した冬の童話祭2023のテーマは『ぬいぐるみ』。えー、このテーマで童話が書けないの?なんでよ?
でもその後は徐々に回復してきて2024年は381作品、2025年は373作品で落ち着いています。
まっ、2024年と2025年は大量投稿して下さった作家さんがいるからね。なので数字上はこのくらいを維持できたのでしょう。
そんな企画要項をちゃんと読んで参加されたであろう真っ当な作者さんの中で一番参加作品数が多かった方は92作品で断トツです。なんせ次に多かった人でも49作品ですからね。
いや、49作品だって凄い数なんですけど、それが霞んでしまう程の投稿数でした。
もっとも投稿作品が多けりゃ良いのかと言うとそうゆうもんでもないんですけどね。そこはやっぱり『テーマ』に沿った内容なのかという問題もありますし。
そうゆう意味では投稿数よりも毎年欠かさず参加している作家さんの方が『情熱』があると言えるかも知れません。
そしてなんと14年連続参加していらっしゃる方がいたんですよっ!
はい、皆勤賞ですねっ!運営はこの方にお礼の言葉を贈ってもいいんじゃないだろうか?だって14年間だぜっ!
まっ、この方以外にも2012年、もしくは2013年から間に2、3回不参加なれど綿々とご参加して下さっている方が何人かいらっしゃいました。
あ、こちらの方は2016年から2025年まで皆勤賞だ。
うん、なんか皆さん長くやっている企画にも関わらずエタらないで参加してくれているんだね。いや~、これぞまさに『継続はチカラなり』つてやつじゃないかな。
でもそんな方々も最初は1作品の投稿から始めた訳で、その後も継続して投稿し続けたから今があるんだしね。
うん、一辺に大量投稿するのも大した執筆量ではあるが、偉大な業績ってのはやっぱり積み重ねなんだろうな。
なので三日坊主の諸君は次の格言を肝に銘じたまえっ!
『千里の道も一歩からっ!』
そう、明日から本気を出すなど言ってないで、今から出せっ!そして続けろっ!今年の冬の童話祭のテーマは『きらきら』で、受付は12月11日からだっ!
-お後がよろしいようで。-




