第19話 シナリオどおり
さすがは、俺様である。
あっという間に出来てしまった。
100m先にはデビルオオカミや超巨大熊が
俺に襲い掛かろうとしているが、俺の防衛空間には
入ってこられない。
アリや微生物でさえもだ。
あまりにも早くできすぎたので
違う能力も開発した。
これなら、合体巫女にも太刀打ちできるのでは
ないだろうか。
俺は、自然の中に身を溶かすように修行している。
木々や草花、昆虫や動物、小さな微生物まで
ありとあらゆる生命を感じている。
太陽の光も、風も、虫たちの鳴く声も・・・・
すべてがエネルギーであることを感じて・・・
心が穏やかになるのだ。
宇宙空間にいるときと同じような感覚だ。
バラバラな個体ではなく、ひとつの・・・・・・・・・・
そんなことを感じていると。
「お兄ちゃん・・助けて・・・お兄ちゃん・・・・」
サヤカの声だ。
気のせい・・・・・・・・・・・
いや、気のせいだったとしても構わない。
サヤカの声が聞こえちゃったとか言って、
サヤカに会いに行ける。
「テレポーテーション」
俺がサヤカをイメージして移動した場所は
地下シエルターの中だ。
「お兄ちゃん・・あのね・・・」
サヤカが泣きそうな顔をして声を詰まらせている。
周りを見ても、不安そうな顔ばかりだ。
事情は、だいたい呑み込めた。
ガルバまで、この地下シェルターにいるのだ。
「変態お兄ちゃん。
ちゃんと、
強くなって、帰ってきたんでしょうね。」
ERENAZが、ニヤリと笑って俺に言う。
「当然だ。
お前をスッポンポンにして、逃げ切るくらいにはな。」
俺もニヤリとERENAZに笑い返してやった。
さて、
恐らく、ダイス国の精鋭軍人だろう。
しかも、最強部隊か。
「ユウスケさん、敵はひとりで、ここに向かっているっす。
他は巫女様達が相手しているっす」
ガルバが簡潔で的確に状況を教えてくれた。
「テレポーテーション」
俺は、ガタイの良い軍人の前に移動した。
俺と比べたら、大人と子供のような体格差だ。
周囲を見渡すと集落に火事が起こっているようだ
俺は、空中に飛んで現状を確認する
住宅の3分の1くらいが消滅し、まだ、燃えているようだ。
俺は能力を発動して、川の水を固まりにして
空中から大量にぶっかける。
まあ、これで、大体鎮火したであろう。
俺は、静かにガタイの良い軍人の前に降りて行った。
「随分と、私がいるのに随分と余裕ですね。
もしかして、あなたがユウスケさんですか?。
私は、ダイス国のハバナ統帥です。」
見かけと違って、丁寧な軍人である。
しかし、やっぱり統帥か。
「はい。私がユウスケです。
僕ってもしかして、有名なんですか?」
「そうですね。
有名ですよ。
あなたが、修行にいって、集落にいないというから
攻めに来たのですから。
修行は、もう、終わってしまったのですか?」
あらっ。
俺が修行に行ったのが原因なの?
随分と俺を過大評価しているようだ。
10歳くらいの子供に負けてしまうのに。
「修行は、途中でやめました。
助けてという悲鳴が聞こえたのでね。」
俺は、正直に答えた。
そう、修行は途中だったのだが。
サヤカの声が聞こえてしまっては仕方がない。
「ほう。それは凄い。
正義の味方みたいですね。
私は、あなたが現われた以上、帰りたいのですが
よろしいですか?」
「どうそ、どうぞ。
止めませんので、帰っていただけると助かります。」
俺はハバナ統帥にお願いをしてみた。
「では、少し、あなたの実力を試してから、
帰らせていただきます。」
このハバナ統帥は何を言っているかわからない。
俺と話しながら、さっきから色々と攻撃をしてきているのだ。
まあ、俺には防御空間があるから何も影響はないのだけど。
「いやはや。
私の最大攻撃も全然効かないとは。
どうしたものですかね。
やはり、ここは、部下を連れて帰りますかね。」
ハバナ統帥は、足元から超エネルギーの熱放射を放った
自在な場所から、熱放射など出鱈目な能力である。
まあ、俺でも出来るが。
なので、俺は巨大な防衛空間で対応した。
単なるバリアだと薄くて熱エネルギーが伝わってしまい、
影響を受けてしまうが、
俺の防衛空間は直径100mほどもあるのだ。
まったく、影響を受けない。
防衛空間の外で業火が舞い上がっている。
まあ、俺も出鱈目な能力を開発してしまったということだが。
ハバナ統帥は、俺の能力を理解できていない感じだが
落ち着いているところが不気味だ。
カーリア国の統帥といい、現状分析が冷静なのだ。
「そうですか。
では、私も巫女様達が心配なので
一緒に行きましょうか?」
俺はそう言って、ハバナ統帥とともにテレポーテーションをする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
巫女様達は絶体絶命である。
一瞬の気の緩みが、この場では死を招く。
集落から業火があがった瞬間、気を緩めてしまったのである。
これまで、念動力で相手を倒してきたのに
逆に、念動力で地表に4人の巫女様達は叩きつけられた。
何とか、ギリギリで、自分達の念動力で対抗したが
4人とも動くことがままならない。
それぞれ、骨が何本か折れたのであろう。
ボロボロである。
そこに、一斉に熱放射が放たれる。
意識が薄らぎながらも、4人の巫女様達は空中に
テレポーテーションするが、そこにも熱放射が
移動した場所に熱放射が放たれる。
巫女様達も巨大な熱放射で対応するが、テレポーテーションで
逃げられる。
また、先ほどのような戦いが続いているが、
集中力が薄れていて、先ほどのような優勢な戦いが出来ない。
「集落にテレポーテーションしますか?」
ハニーが提案する。
熱放射からは逃げられる。
テレポーテーションか、こちらも熱放射を放射すれば
なんとかなるのだが・・・・・・・・
集落が心配で集中できない。
「大丈夫。ユウスケが何とかする。」
エレナが言うが、ユウスケはあの場にはいないのだ。
「ユウスケはいないだすよ・・・・」
アンがエレナを否定するが
「大丈夫。ユウスケが何とかする。」
エレナは、同じ言葉を吐き捨てる。
他の3人の巫女様達もエレナの言葉を聞いて
何故か納得してしまった。
「今は、こいつらに集中しよう」
ジュリアンが、気を引き締めて、他の巫女様達に言う。
その時、熱放射が巫女様達に向かって放たれた。
巫女様達はテレポーテーションで、敵のいない場所に
移動したが・・・・・・・・・・
敵の罠だった。
あえて、移動させる場所を用意しておいたのだ。
さすがに、これでけ、同じようなことを繰り返していれば
思いつく作戦だ。
巫女様達が、移動した瞬間に熱放射が襲ってくる。
瞬時のことで、巫女様達も熱放射で対応するが、
熱放射と熱放射がぶつかった反動で、吹き飛ばされる。
巫女様達の意識が薄くなってしまった。
その瞬間、敵はまたもや一斉に念動力で地面に直撃させようと
したが・・・・・・・・・
まったく、発動しない。
「ユウスケ・・・・・」
「合体巫女は、どうしたんだよ。
必殺技を使えば良かったのに。
大丈夫だよ、使っても相手は死なないよ。」
俺は、何でもないように巫女様達に言ってやった。
体がボロボロで心配してやる方が先だろうが、
そんな心配しているような言葉を俺が言えば、
こいつらのプライドが許さないであろう。
「正義のヒーローはね、
見せ場を作るのも仕事なのよ」
エレナが偉そうに言う。
敵は、俺達に一生懸命、攻撃をしてくるが
俺の防御空間によって意味をなさない。
チンケな熱放射なら、この巨大で高密度な防御空間で
守ることが出来るのだ。
『合体巫女 必殺 蠅たたき』
俺の言葉を聞いて、どうやら必殺技を出すらしい。
名前がカッコ悪い。
ネームセンスが全くない。
巫女様達は、初めからやっていれば苦労しないのに
相手を殺してしまいそうで躊躇していたのであろう。
俺には、躊躇せずにかましてくれたくせに。
まあ、今なら巫女様達の能力も弱まっているから
大丈夫であろう。
それに、今ならハバナ統帥も向こうにいる。
巫女合体の能力により、
ダイス国軍人15人の上で空気が圧縮されると
巨大な氷の塊が出来た。
その氷は、勢いよくダイス国軍人目掛けて落下する
テレポーテーションを封じられた軍人は逃げ場がないはず。
しかし・・・・・・・
ダイス国の軍人達はテレポ―テーションで、
ハバナ統帥の元に移動して難を逃れた。
ハバナ統帥が助けたのであろう。
巫女合体の能力よりも強いということだ。
巫女合体の必殺技は不発である。
巨大な氷は地面に直撃し崩壊した。
「分が悪いですね。
今日は、帰りますよ、皆さん。」
ハバナ統帥はそう言うと
倒れている軍人達もまとめて
テレポーテーションで、ダイス国に帰っていった。
ひとことくらい、別れの挨拶してくれても良かったのだが。
巫女様達をみると、疲れ切っているようだった。
俺が防御空間を解くと、地上に降りていって
座り込んでいる。
「お疲れ様。
よく、守ってくれたね。」
俺は、巫女様達にねぎらいの言葉を言った。
「いや、
集落が攻撃されちゃったよ。」
ジュリアンが悔しそうに言う。
戦いの後に残ったのは
ボロボロの巫女様達と、壊滅状態の
住宅である。
「いや、死人や怪我人が出なかったのが最善だよ。
住宅はいくらでも立て直すことが出来る。
改装だと考えれば、
解体作業が無くなってラッキーとも思えるよ。」
「良かったです。
死人や怪我人は出なかったのですね。
しかし、ユウスケは、考えがポジティブですね。」
ハニーが疲れた感じで言ってくるが、
俺だって、
そう考えなくては、怒りがおさまらないのである。
巫女様達は互いに治療をしあっている。
怪我や、骨折などは簡単に治せるであろう。
俺も、いつも治してもらっている。
といっても、原因は、いつもこいつらの拷問なのだが。
「ユウスケ
また、なんか新しい能力を開発したの?」
エレナは治療が終わったのか
何事も無かったように立ち上がって俺に聞いてくる。
黄色のメイド服の上着やスカートがが破けて、
何か色っぽい。
「フフフフフ
そうなのだよ。エレナ君。
君たちの拷問など怖くないほどにね。」
俺はニヤついた顔でエレナに言ってやった。
そう、防御空間があれば拷問など怖くはないのだ。
「本当なら、やばいだすな。
ユウスケ、お前、変態の限りをつくそうとか
考えていないだすよな。」
さすがはアンだ。
俺が何を考えているのかわかっているようだ。
でなければ、俺は修行などしたりしない。
「そんなことするわけないだろう。
俺を信じてくれよ。
ハハハハハ」
自分から白状する馬鹿はいない。
俺の信条は「バレなければ良い」であるが、
理想は、「バレても関係ない。」である。
「まあ、ユウスケのことなどどうでも良いでしょう。
今は、集落の状態が心配です」
ハニーが冷静に皆に言った。
俺達はテレポーテーションで集落に戻った。
長老たちの住居を中心に20世帯が無くなっている。
100人以上が家を無くした状況だ。
問題は、住宅を失った人たちの衣服と住居だ。
不幸中の幸いとは言えないが、
職人たちの家や施設、食事関連施設や器具などは
無事だった。
衣服は、職人たちが急いで作ってくれるらしい。
100人以上の家を失った人は、住居が出来るまで
みんなで、分散して各家庭で預かることになった。
「やったー。
お兄ちゃんと一緒に暮らせる。」
長老たちの家がなくなったので、
サヤカとERENAZは、俺や巫女様達が預かることになった。
「ERENAZ、その恰好は何なんだ?」
ERENAZは、この暑いのに服を何重にも着ている。
「いえ、気にしないで下さい。
巫女様達と暮らせるのは、うれしいです。
しかし、危険も伴う感じがしているだけです。」
そうですか。
そんなことしても意味がないのだが。
感の良い奴だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長老達との話し合いも終わって、
俺達は部屋に戻ってきた。
俺と巫女様達4人、
それにERENAZとサヤカ、
それと子猫のミャオである。
俺は、ガルバからもらった香水を首元や手首、
胸などに塗ってみた。
確かに良い匂いだ。
さて、巫女様達が嫌がったというこの匂いに
どういう反応を示すか楽しみだ。
ドラキュラが聖水を嫌がるように逃げ惑うのであろうか?
俺は、ガルバのように洗濯などされない。
あいつらの弱点を見つけ出してやるのだ。
フフフ・・・・ハハハハハハ
「変態お兄ちゃん、
何ですか?
その如何わしい匂いは?」
ERENAZが俺の香水に気づいたようだ。
「良い匂いだろう。
男臭いと、お前たちに悪いから。
大人の身だしなみだよ。
み・だ・し・な・み」
俺は、ERENAZに教えてやった。
香水をつける理由があるのだ。
なかなか、香水を否定することも出来ないであろう。
「ふーん。
まあ、良い匂いだからいいけどね。
でも、
香水でモテようなんて考えない方が良いよ」
よしっ。
ERENAZは納得したようだ。
多分、女性からすると良い匂いなのであろう。
ガルバが言うには、フェロモンが入っているとか。
さて、ドラキュラ巫女様達を成敗してやるか。
「巫女様方、どうです?
この香水の匂いは?」
俺は、部屋の隅に固まってい座っている4人の巫女様達の元に
行って、ニヤリと笑った。
巫女様達4人が俺の方を見る。
あれっ?
様子がおかしい。
巫女様達、全員の目がトロンとなって、
頬が赤くなっている気がする。
もしかして・・・・・・
香水は弱点どころか・・・・・・・・
こいつらの何かを目覚めさせているのでは・・・・
「ウギャ――――」
俺は、巫女様達4人に押し倒され、襲われた。
首元や手首、胸までもペロペロと舐めまわされる。
まるで、巫女様達が犬になったかのようだ。
「いやっ、やめて――――」
俺は叫ぶが、心は嫌がっていない。
テレポーテーションして逃げれば済むだけなのだが、
言葉と体が反比例してしまう。
「馬鹿だね。」
ERENAZの声が聞こえる。
「アハハハハ
お兄ちゃんが、オオカミに食べられてる
みたい」
サヤカの声も聞こえる。
そう、巫女様達が野生に戻ったかのようだ。
ということで、舐め終わったと思ったら
みんな、ガブリと噛みついてきた。
「痛―――――――― い 」
さすがに俺はテレポーテーションで温泉に逃げた。
俺は、温泉に入って匂いを落とす。
首元や胸などに歯形が4つ、血がにじんでいる。
なんだったんだ?
チクショウ
欠点でも何でもないじゃないか。
単に野生化しただけだった。
大失敗だった。
俺は、部屋に戻って
巫女様方に、どうしてあんなことをしたのか
聞いてみたが、わからないらしい。
絶対に、巫女様達をイジメようと香水をつけたとは
言えない。
「変態お兄ちゃん、
もしかして、巫女様達が香水を苦手だと
思ったんじゃない?」
ERENAZは妙に勘が鋭い。
「ハハハ
馬鹿だな、言っただろう。
男臭いと、お前たちに悪いから。
大人の身だしなみだよ。
み・だ・し・な・み
もう、香水なんてコリゴリだよ。」
当然の言い訳をする。
「別にかまいませんよ。大丈夫ですよ。」
「そうだす。何か気持ちよかっただすし」
「そうだね。ユウスケが我慢すれば大丈夫じゃない」
「うんうん。初めての感覚で何か良かった」
何か、逆に怖い。
まだ、巫女様達の頬が赤くなっている。
もう、早く寝よう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな状況で寝れる男などいるのであろうか?
いや人間などいるのであろうか?
俺の胴体を枕代わりに巫女様達が寝ているのは
いつものことであるが、
俺の胴体に頭をのせるのではなく、
今日は何故か全員が顔をうずめている。
吐息が微妙に感じてしまう。
そして、俺のお腹にはサヤカが・・・・・・
まあ、可愛いから許せる。
ERENAZに至ってはは俺の股間を枕にしやがった。
自ら危険ゾーンに入ってきたのである。
確かに、こうなると何も集中できずにイタズラも出来ない。
そして、子猫のミャオは俺の顔の上だ。
何故か、俺が邪心を抱くと、顔をひっかいて来る。
おかげで、俺の顔は傷だらけだ。
ということで、邪心も抱けず、寝ることも出来ないので
今日の、ダイス国の侵略について考えてみる。
気になったは、何故、俺が修行に行っていたことを
ダイス国は知っていたいのか?
というより、俺を何故そんなに危険視しているのか?
もう一つは、ハバナ統帥が何故、集落にテレポーテーション
出来たのか?
最後に、何故、簡単に撤収をしたのか?
俺が修行していたことを知っていたことと、ハバナ統帥が
集落にテレポーテーション出来たことは、
おそらく、同じ理由であろう。
そう、ダイス国に通じる人間がこの集落にいるということ。
これは、正直、どうでも良い。
誰かを疑っていては、集落がおかしくなってしまう。
なので、このことは誰にも相談しない。
本当に俺を危険視したから、俺がいない間に侵攻してきたのか?
何故、簡単に撤収したのか?
このことについては、正直、わからない。
ダイス国がカリーヌ国から情報を得ていると仮定して
深追いすれば、カーリア国軍人達のように
悲惨な目に合うのを避けたのか?
そして、俺の情報が不完全であるから
俺を危険視したという可能性はあるのだが、
これまでの実績を見れば、
合体巫女の存在の方が危険視されると思ってしまうのだ。
そもそも、目的が何なのかがわからない。
カーリア国よりも、恐らくダイス国は圧倒的に強い。
こんな、集落をダイス国が侵略する意味がない。
仮に緩衝地帯にするなら、侵略しない方が良いのだ。
ということは、巫女様達が標的だった可能性が高い。
各国で巫女様軍とか怪しい組織が反乱しまくっているからだ。
しかし、であれば、ハバナ統帥は集落にひとりで来るよりも、
他の大将達と一緒に巫女様達と戦った方が良かったのでは?
そうすると・・・・
合体巫女の存在が脅威になってきていること・・・
この集落の住民が強くなってきていること・・・・
これらを一度に始末しようとしたが失敗した。
巫女様体の能力も冷静に分析してから、再度・・・・・・・
それに、ダイス国軍とダイス教防衛軍の関係は?
頭が混乱してきた。
子猫のミャオが、俺の顔から降りて、
俺の頭をポンポンと撫でてくれている。
まるで寝かしつけてくれかのように・・・・・・
こんな状態なのに・・・・・・・
俺は相当に疲れていたのか寝てしまった。
「キャー。
変態お兄ちゃん。
何で、枕が固くなっているのですか?」
ERENAZが朝から、うるさい。
仕方ないだろう。
男とは、そういうものなのだ。
巫女様達とサヤカは早起きだ。
すでに、隣の部屋で着替えをしている。
俺とコイツだけ寝坊したのだ。
「フッ。未熟者め。
男というものを、まだ、知らないようだな。
ERENAZ
まだまだ、小便くさいい女だな。」
俺は、妹に教育してやらなばならない。
俺は、作業ズボンをはきながら、言ってやった。
「だ、誰が、小便くさい女だっていうのよ。
どこかで隠れて嗅いだの?
変態。
男くらい、し、知っているわよ。
だけど、丁度良い硬さの枕が、あんなに
固くなったらびっくりするでしょう。」
ERENAZは顔を赤らめて俺に文句を言う。
確かに、修行を重ねることに固くなっている。
アソコで、釘が打てるほどに。
確かに異常だ。
「男の強さとは、硬さなんだよ。
覚えておけ」
俺は、ERENAZにカッコ良く教えてやった。
ERENAZは、何かモジモジしているが
気にしない。
「朝からなんなの?
ユウスケから何かされたの?」
エレナが着替えて、部屋にやってきた。
「エレナ様
変態お兄ちゃんが、アソコを石みたいに固くして
私をいじめるんです。。」
ERENAZが赤面になりながらエレナに説明する。
「なるほど。
未熟なERENAZには、わからないでしょう。
今度、私が詳しく教えてあげます。
男性のアソコは、奥が深いのです。」
エレナ博士がERENAZに色々と教えてあげるようだ。
ERENAZもコクコクと頷いている。
まあ、これに懲りて俺の股間を枕にしないことだ。
さて、今日は燃やされた住宅の改装工事だ。
監視部隊も今日は、工事部隊で活躍する。
「アン、ジュリアン、手伝ってほしいんだけど」
俺は着替え終わって部屋に入ってきたアンとジュリアンにお願いした。
「ああ。いいよ。
燃えた廃材とかの撤去でしょ。
それで、どこに運べばいいんだ?」
ジュリアンには、昨日、話してあった。
改装するにも、燃えた木材などが邪魔なのだ。
「草原にでも運んで、山にしておこう。」
ダイス国に送ってやりたかったが、
今は、怒りをぶつける時ではない。
何かをやり返せば、相手に口実を与えるだけだ。
俺と、ジュリアン、アンで、燃えた住宅の残骸などを
まとめて掃除して、草原に運んだあと、工事部隊が
やってきた。
工事部隊は資材を、街から購入してきたのだ。
お金は、地下シェルターに隠してあったので無事だった。
今回の損害で、半分くらいなくなったであろう。
どうせ、ダイス国のお金である。
無くなったところで問題はないし、そもそもダイス国の
せいで、こうなったのである。
しかし、工事が速い。
工事部隊は能力を使えるようになったので
あっという間に、家を建てていく。
同じ形の家なので、コツを掴むとあっという間に
20世帯分の家を建ててしまった。
「さすがですね。パイソンさん
こんなに早く、出来ちゃうなんて。」
俺は工事部隊リーダーのパイソンさんに言った。
もう、俺の力など必要ないのだ。
「今回、監視部隊で活躍できなかったからな。
みんな、ここを守れなくて悔しかったのもあるんだろう。」
パイソンさんは、建て終わった家々を見つめながら言う。
確かに、活躍が出来なかったのは悔しいだろうが、
みんなの能力を見る限り、すごく強くなっているぞ。
この集落を守りたいという気持ちが影響しているのであろうか。
結局、家を失った家族たちは、一晩で新築を手に入れた。
前より全然良くなったのではないか。
衣類などもある程度支給されているようである。
この程度の被害だったのかと思ってしまうほどだ。
長老たちの家も復活した。
各部隊のリーダーたちが集まっている。
新居のお祝いではない。
これから、会議が始まるのだ。
「すみません。
我々の実力不足です。」
監視部隊リーダのパイソンさんが謝罪する。
「いやいや、監視部隊はよくやっている。
普段、集落が安全なのもお前たちのおかげじゃ」
サイフォン長老がパイソンさんを労う。
「そうですよ。
我々なんて、地下シエルターに隠れていただけですから。
我々だって、常に修行しているのですが
怖くて、怖くて・・・・・・」
狩り部隊リーダのゴンザエモンさんだ。
そう、狩り部隊も山に狩りに行きながら修行をして
強くなっているのだ。
今では、武器も持たずにデビルオオカミを狩るほどに。
因みに、狩り部隊は今では山にはなくてはならない存在である。
デビルオオカミが強すぎて、山での生態系が崩れていたのである。
なので、デビルオオカミを間引きするなど生態系を維持しているのである。
人間が生態系を守る。
つまり、自然と人間との共存だ。
「今回も、巫女様達やユウスケさんに頼ってしまいました。
我々も、強くなって防衛力は上がったと自惚れていましたが、
巨大な、攻撃力には太刀打ちできません。」
酪農部隊リーダーのロイドだ。
ガルバと風俗仲間だが、こういう時は真面目だ。
「俺達もバリアの研究をしている。
アクアットのバリアシステムよりも強力な
バリアシステムを自分達だけで増産は出来ると思っているが
バリアが簡単に破られるとなると、どうしたら良いか」
職人部隊リーダーのマサムネさんだ。
すごいな。
いつの間に、バリアシステムを自分達で増産?
知らなかった。
「そうね。食料の貯蔵庫も守る必要があるわね。
今回は無事だったから良かったけど。」
料理部隊リーダーのハムダさんだ。
確かに、食料が無くなるのはきつい。
「それを言うなら農場もです。
壊滅されたら、しばらく食料が・・・・」
農業部隊リーダーのERENAZだ。
サヤカも一緒についてきている。
みんな、今回のダイス国からの侵攻で課題が見えてようだ。
課題は解決するためにあるのだが、
その、解決の手段が見つからなくて困っている。
通常の戦力なら、恐らく、巫女様達や俺などいなくても
集落の住民だけで対応できる。
しかし、強力な力をもつ能力者たちが侵攻してきたときが
問題なのだ。
それは、みんな共通認識である。
「すまない。
儂のせいじゃ。
申し訳ないのじゃ」
いきなり、ガイル長老が土下座をして謝っている。
やはりか。
なぜ、長老の家を中心に住宅が燃えたのか。
ハバナ統帥が、テレポーテションしてきた場所だった
わけだから、ダイス国につながる人物がそこに。
「儂が、ダイス国の使者にユウスケさんが修行に
言っていることを話してしまったのじゃ。
他にも、この集落のことを。
向こうの使者が、集落と同盟を結びたいと言ってきたので
ついつい、色々と話してしまったのじゃ」
会議に参加しているみんなは、驚いた表情をしている。
誰かが文句を言ったら、集中砲火でガイル長老が
責められそうだ。
「ガイルお爺ちゃんは、悪くないよ。
集落のことを思って、騙されちゃっただけだよ。
騙した相手がいけないんだよ。」
そうだった。
ここには、子供部隊リーダーのサヤカがいた。
サヤカに先に言われてしまっては、
誰もガイル長老のことを責めることなどできない
「フォフォフォ。
そうじゃのう。
そんなことは、問題ではないぞ。
ガイル長老。
問題なのは、どうやって集落を守るかじゃ」
珍しく、ジャガラ長老も意見を言った。
ジャガラ長老も、もしかしたら・・・・・・・・・・
「ユウスケお兄ちゃんは、どうやって強くなったの?」
ERENAZが、珍しく「ユウスケお兄ちゃん」と言った。
やっと改心したか?
仕方ない、教えてやろう。
「わからん」
俺は正直に答えた。
わからないものは、わからないのだ。
「役立たずじゃないの。
無駄にスケベで変態なだけじゃない。
この変態お兄ちゃん。」
やはり、改心なんてしていなかったようだ。
「お前だって、無駄に胸ばっかり大きくなりやがって
その胸が、何の役に立つんだよ。」
俺も言い返してやった。
「まあまあ、ユウスケさん。
あの胸は僕たちにとって役立っていますよ。」
俺の左隣に座るロイドが囁いた。
まあ、そうか。
しかし、緊張感のある会議で俺とERENAZは
何をしているのであろう。
我に返り、俺とERENAZは恥ずかしくなってしまった。
本当に、どうすれば良いのか?
集落に集団でテレポーテーションしてこられたら、
こんな小さな集落なんて、あっというまに消滅してしまう。
「ねえ、お兄ちゃん。
ここにテレポーテーションさせない方法は
ないの?」
俺の右隣にチョコンと座るサヤカが聞いてくる。
膝の上ではミャオが丸まって寝ているようだ。
「みんなで、それを考えているんだよ。」
俺は優しくサヤカに教えてあげた。
「お兄ちゃんやお姉ちゃんは、
テレポーテーションさせないこと
できるじゃん。」
サヤカは可愛らしく聞いてくる。
「そうだね。
テレポーテーションをさせないことは
出来るけど。
テレポーテーションしてくることを
止めることは出来ないんだよ。」
サヤカに英才教育だ。
「何で出来ないの?
絶対に無理なの?」
子供らしい質問だ。
英才教育として、詳しく教えてあげねば。
何で、何で、・・・・・・・・
何で?
絶対に無理?
「可能性としては、出来るかもしれませんよ。
集落の空間全体にバリアを網目のように張ることが
出来れば。」
職人部隊リーダーのマサムネさんだ。
確かに俺の防御空間の発想だ。
確かにそうかもしれないが
物質エネルギーに頼って、
そんな、アクアット星でも出来ないようなことを
可能なのか?
「凄いですね。
本当に出来れるのであれば、
地下シエルターや、貯蔵庫や農場など
重要拠点だけ守れれば、良いですよね。」
料理部隊リーダーのハムダさんだ。
確かに良いことを言う。
「あっ、それと女性用の温泉も」
ERENAZが余計なことを言う。
当然、却下だ。
「まあ、あまり期待はしないでくれ。
ただ、可能性は十分にあるんだ。
課題は、大量のエネルギーだけなんだ。
資金などを援助してもらえれば助かる。
出来なかったら申し訳ないが。」
「どうじゃ、みんな。
ただでさえ、資金は少なくなってきておるが、
職人部隊に援助しても良いか?」
サイフォン長老がみんなに諮る。
みんなに諮るということは、サイフォン長老は賛成なのだ。
会議に出席した全員が賛成をした。
精神に頼った能力だけでなく、文明に頼った能力も
必要な時があるのかもしれない。
その調和が・・・・・・・
会議は終了した。
ERENAZとサヤカは、長老たちの家に戻った。
結局、俺達の部屋に一晩だけの宿泊だった。
子猫のミャオも一緒だ。
こうして、1ヶ月ほどたったが職人部隊は早かった。
みんな寝不足で開発に取り掛かっていたようである。
特殊な部品はアクアットが売ってくれた。
3億程度だったので、それほど集落の資金は使っていない。
課題のエネルギ-源は、やはり核融合施設を拡張するしかなかった。
放射線が多少、発生するので、俺が手伝って地中深くに
作ったのだが、爆発することも無いので安全ではある。
「ユウスケさん、
それでは地下シエルターに
テレポーテーションしてみて下さい。」
職人部隊リーダーのマサムネさんからお願いされた。
俺は、言われたとおりに、地下シエルターの中をイメージして
テレポーテーションをする。
あれっ?
すごい。
できない。
テレポーテーションができないのだ。
地下シエルターの内部はバリアが張りめぐらされていない
それなのに、出来ないのだ。
「す、すごいですね。
僕には、原理がわかりませんが、
出来ませんよ。」
俺は、感動してマサムネさんに言った。
「良かった。
ユウスケさんに出来ないなら大丈夫でしょう。
地下シエルターの周り100m程度に
バリアの網を張ったんです。
当然、地下シエルターの近くには行けませんが
ガルバ達にテストしてもらったら、
テレポーテーションで地下シエルターの中にも
行けないこともわかったのです。」
マサムネさんは興奮した様子で俺に説明してくれた。
そうなんだ。
もしかして、空間を歪めてしまって・・・・
俺には理解できない。
しかし、試作品は成功した。
これを、他の重要な拠点にも設置出来れば
安心かもしれない。
長老たちは、ダイス国やカーリア国と
不可侵平和条約を締結するために飛び回っている。
飛び回っていると言っても、
本当に空中に飛んで回っているのだ。
なんだかんだ言って、長老だった。
巫女様達からコツを教わって理解すると
恐ろしいスピードで成長していった。
見た目も若返った感じなのは気のせいだろうか?
他の住民も成長しているが
長老たちの成長スピードには敵わない。
長老たちの集落を守りたいという気持ちが強いのであろう。
いや、エロ長老達の欲が凄いのであろう。
俺もERENAZや巫女様たち相手に修行をしている。
というより遊んでやっている。
俺の完璧なるテレポーテーション封じの封じ。
そう、俺のテレポーテーションを邪魔する者は
もはやいない。
なので、ERENAZや巫女様達をスッポンポンに
出来るのだが、さすがに下着までは俺の良心が痛む。
ということで、目の前には下着だけの女性が4人と
全く無事な女の子が一人。
何故か、サヤカも参加しているのである。
しかし、恥じらいも無く、こいつらに堂々とされると、
色気も何にも感じない。
こいつらの下着は、胸にはサラシ、
下は男用のトランクスパンツ姿だ。
服を脱がされる準備をしていた。
全く色気も無くて面白くない。
こいつらが、テレポーテーション封じの封じの封じを
練習したいというので、この練習を提案したのだが
余裕で、服を奪ってしまった。
「クンクン、
ハニー、アン、ジュリアン
お前たちは失格だ。
まったく汗の匂いが感じられない。
変なフェロモンの匂いしか感じない。」
「クンクン、ERENAZ、
お前は、まあまあ臭い。
しかし、まだまだ足りない。
もっと、汗臭くなるよう励みなさい。」
「ふむ。エレナはどうでも良い。
嗅ぎたくもない。」
そんな感じで俺は一人一人論評している。
俺の理想は体臭を感じられる服だ。
相手が恥ずかしがるような匂いだ。
匂いのない服など何も感じない。
「変態」
「変態野郎」
「気持ち悪いぞ」
「私は臭いぞ―、嗅いでみろ。」
罵声が飛び交うが関係ない。
俺は、今、絶対権力者なのだ。
「面白くない。
やはり、緊張感が無いと駄目だ。
次は、その下着をいかせてもらうぞ。」
俺は、ニヤリと笑って巫女様達に告げる。
「ぐぬう。
奪えるものなら奪ってみろ。
下着を奪われても心までは奪われぬ。」
ジュリアンが悔しそうに言う。
どこで、そんなセリフを覚えたんだ。
「そうだす。
私達を舐めたらダメだす。
今こそ、力に目覚めるだすよ。」
アンは気合が入ってようだ。
俺が提案してなんだが、
こんな、練習で目覚めるわけがないだろう。
「そうですね。
目覚めるしかありませんね。」
ハニーも気合が入ったようだ。
しかし、目覚める前に、スッポンポンだ。
「安心して、
もし、ユウスケが下着をとったら
その瞬間、下着を爆破させるわ。」
エレナが物騒なことを言う。
「お願いします。
エレナ様。
変態お兄ちゃんに取られるくらいなら、
ガルバにあげた方がましです。」
ERENAZも、調子にのっている。
ガルバにもらわれるくらいなら、爆破した方が良いです。
「お兄ちゃん、頑張ってね。
私も、頑張るから。」
サヤカは許してやろう。
というか、俺には出来ない。
「ミャーオ」
ミャオも参戦か?
お前からは奪うものはない。
何も着ていないのだから。
黙って見ていろ。
「フフフ
それでは行くぞ。
それとエレナ
俺の空間防御では爆破は出来ない。
俺が下着を堪能したら、返してやるよ。
まあ、泣いて土下座して謝ればすぐに返してやる・・
かもしれないがな。
ハハハハハ」
俺は、今までの仕返しとばかりに優越感に浸って言ってやった。
「変態」
「変態野郎」
「ち●ぽ、とれちまえ―」
またまた、罵声が飛び交うが俺は気にしない。
お前たちの恥ずかしがる姿を想像するだけで
オラ、ワクワクするぞ。
それでは、いってみよ―――――!
「テレポーテーション」
「・・・・・・・・・」
あれっ?
何も起きない?
いや、起きている。
「キャ―――」
俺は、叫んで大切なところを隠しながら
座り込んでしまった。
何故、俺が、逆にスッポンポンなっているのであろうか?
サヤカが俺の服やズボンを持っている。
「やったー。
お兄ちゃん。
私の勝ちだね。」
「ミャーオ」
ミャオがサヤカの顔にスリスリして嬉しそうだ。
何が起きた?
「どうやら、力に目覚めたようです。
立場が逆転したようですね。
ユウスケ」
ハニーがニヤリと笑って俺に言う。
「そうだすな。
これで、また、ユウスケを拘束することは
可能になっただす。」
「そうだね。
ずいぶんと、調子にのってくれたよね。」
「ユウスケって
調子にのると失敗するよね」
「変態お兄ちゃん
泣いて土下座してもらいましょうか?」
巫女様達とERENAZが俺に近づいてくる。
ヒェ―ーーーーーー
ちょっ、チョット待って。
何で能力が発動しない
何で?????
「ごめんなさい。すみません。
巫女様、神様、ERENAZ様
調子にのってました。
反省しています。
ウギャ―――――
せめて・・・・・パンツだけでも・・・」
その後、俺はパンツ一丁で拷問を受けたのだ。
なぜ、今日に限って俺の空間防御が発動しないのだ。
「ミャ―――オ」
ミャオの可愛い鳴き声が、意識の薄れていく中で
聞こえた。
ま、まさか・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長老たちの苦労もあって、ダイス国、カーリア国と
エデン集落は不可侵平和条約が締結することが出来た。
侵攻したら、武装化するという脅しをかけた。
武装化には、アクアット星とカーリア星の協力が得られるという
書面も用意したのだ。
ダイス国からはトロイ大統領、カーリア国からはゼブラ首長が
エデン集落に来て、長老たちの家で調印式を行った。
それぞれ、護衛の軍人達に見覚えの顔がいなかった。
なので、図々しくも、其々の軍人たちに
キメラ統帥やハバナ統帥のことを聞いてみた。
すると、驚くことに、
それぞれ、統帥をはじめ大将や少将まで軍隊を
辞めたしたらしいのだ。
どうやら、情報ではダイス教防衛軍に移籍したようで
その、実力から国でも文句が言えなかったとか。
今回の不可侵平和条約も、それが大きく影響しえいるというのだ。
ということは、
これまで、能力を与えられ強くなった軍人達は、
ダイス教防衛軍にまとまったということだ。
何をやらかそうとしているんだ?
もしかして、
これまでの全てがダイス教祖様のシナリオどおり?
俺には、全く理解が出来ない。




