表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マンガ喫茶だより インド編  作者: Haruka&Wakana
8/41

警察および心当たりの病院に問い合わせ



目的地へは確かバスでした。列車だと深夜みたいな時間に着くダイアなので敢えて長距離バスで行った記憶があります。ムンバイ観光した翌日に移動したはずです、アウランガバードに着いた日の夕方にインターネット喫茶からクリスへ宛てた Gmail の記録でもって推測すると。ここアウランガバードからと、次に行くゴアからと、インドに渡って暫くのあいだ彼には一方通行のメールを送り続けたものです。


ムンバイに比べれば小さな町でした。ごく限られた中心街と、あとは田舎同然の郊外があるのみ。インターネット喫茶といっても、宿から歩いて行くには二か所しかなく、東南アジアのバックパッカー宿と違い、インドでは客用のパソコンを備え付けていません。それでも小ぎれいな宿です。フロント係りは親切な人でした。事情を説明すると、警察および心当たりの病院に問い合わせてくれたので非常に助かりました。私一人だと電話の掛け方ひとつ知らないばかりか話が通じない不安があったので。英語が出来る人でもインド訛りがあると聞き取りにくく、まして電話の向こうだとお互いちんぷんかんぷんだろうから。


せっかく宿で調べてくれたものの、クリスについては何ひとつ判明しませんでしたけれど。奇しくも同じ宿に泊まっていたこと以外は。私がムンバイ空港から入国した当日の朝にチェックアウトしていたのでした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ