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ネット喫茶に頼るほかありません
この国に来てから三日ぶりのビクトリア駅。駅舎はムンバイ観光するとき一つの目玉だと言います。ビクトリア駅と、それから博物館と、インド門およびタージマハル・ホテル、エレファンタ島。こういった所が良いとされるので見て回りました。心は別のところにあって面白くもおかしくもありません。記憶に残らないぐらいです。何もしないで待つのが辛いからあっちへとこっちへと動いたに過ぎませんでした。知らず知らず《Internet》の看板を探しています。街中のコーヒーショップに入れば Wi-Fi を飛ばしており、ラップトップを開くスーツ姿の客が少なくありません。が、あいにくそういう物を準備しないで出た旅なのでした。いちいちネット喫茶に頼るほかありません。なんともマンガチックな日々なのでした。