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「パンジャビ」と呼ばれる民族着を仕立て
ハンビ村は多くの西洋人が押し寄せて無為な日々を送るバックパッカー天国でした。ネットカフェだらけです。中には店舗の一角にパソコンを備え付け、日本人が置いて行ったと思しき文庫本やインド旅行ガイドを読ませる、マンガ喫茶めいた人気レストランもあります。そういう店に入って、わたしはアラキさんにメールを書きました。「休暇がとれるならインドに来ませんか?一緒に見て回りませんか?」みたいな馬鹿げた「誘い」を掛けたりしながら。
キングフィッシャーを求めて最寄りのホスペットという町へ出たついでに、「パンジャビ」と呼ばれる民族着を仕立てました。インドおよびスリランカ滞在中、ずっとパンジャビを身につけていました。人目を引くだけなので、なぜまたそのような格好をして歩いたのか、今となっては可笑しな思い出です。やぶれかぶれ寸前だったのだと思います。




