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マンガ喫茶だより インド編  作者: Haruka&Wakana
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「シッ!」「シッ!」



空港から外に出た時の印象で一番記憶に残っているのは、鼻をつくような尿臭です。あたり一面に濃く漂っていました。キングフィッシャーが高度を下げながら滑走路に近づいた時、広いスラム街が空港の敷地に迫っていた光景が今まぶたに蘇ります。インドを代表する最先端の商業都市だというムンバイ国際空港がこれ?と驚いたものです。それに、物凄く強引なタクシー運転手やらツアーガイドやらがまとわりつくようにして勧誘して来るので、覚悟していた事だとは言えビビりどおしでした。クリスの忠告に従って必ず公共交通機関を使おうと決めてはいましたけれど、通せんぼするので身動きがとれません。幸い、人の良さそうなサリーをまとった中年女性が割って入ってくれました。


「シッ!」「シッ!」と手で追い払うような仕草をしつつ、それからバス亭まで案内してくれたので助かりました。いったん市街地にたどりつきヴィクトリア駅を探し当てた時には、もうくたびれてしまったので近くのマックに入って旅行案内書を開きました。カオサンの古本屋で手に入れた案内書が一冊、それを頼りに宿探ししました。




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