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僕と美少女との新しい関係

―――僕は今猛烈に走っている。今まで生きてきた中で、1番ぐらいに。 そして 酸欠になりかけで考えることすらできないぐらいに…



***************************


僕の名前は「峰原 恋(みねはら れん)」どこにでもいる帰宅部の高校生だ。

16歳の高校2年生で、身長は170cmで下の上ぐらい。

街中に両親と共に住んでいて、毎日のんびりと登下校している。



そうあいつがくるまでは平穏な日々だった…




その日はいつも通りの日。

朝は母さんの作った朝食を食べ、いつも通りの7時30分に家を出た。


家を出る時は毎日欠かさず「いってきます!」と大声で言ってる。


そして10分ほど歩くと駅に着く。いつも通り駅に着くとすぐに電車が来るので、すぐさま電車に乗った。

持っているスマホで音楽を聴きながら20分ほど電車に揺られながら通学する。

音楽を聴いてる間に降りる駅に着いた。

そこからまた10分ほど歩いて学校に到着。


教室に着くと自分の席に座り大人しくSNSを見ながら友達が来るまで時間を潰す。僕の席は窓側の1番後ろなので最もゆっくりできる席だ。


そして朝のホームルームまで友達と話して待っていた。

ホームルームの時間になり、先生が入ってきた。

そして先生は入ってきてすぐに


「転校生が来ているので、今日のホームルームは自己紹介をしてもらうぞ〜」


僕は心の中で(まじか〜、もう人増えなくていいじゃん)

と、思っていた。



だがあの子が入ってきたとたん気持ちが一瞬で変わった。


なぜなら…




今まで見たことがないほどの超ド級美少女だったからだ。

しかも僕のどストライクのタイプだった!

(黒髪ロングで清楚な感じ……最高すぎる!)

心でガッツポーズと同時にこう思ってしまった。



その子は入ってきてすぐに自己紹介を始めた。


「お、おはようございます! わ、私の名前は城野 桜(しろの さくら)です! よ、よろしくお願いします!」



僕は(テンパってるの可愛いな〜)と思っていたら鼻の下が少し伸びてるのに気がついた。

(やばかった〜)

僕はそう思った。


先生が


「城野は1番後ろの窓際の横の席、峰原の横の席に座れ」


と、先生が言った。


(先生!産まれてきてくれてありがとう!)

嫌いだった先生が一瞬で好きになった瞬間だった。



そして城野さんが僕の横の席に着いた。

緊張して体中が小刻みに震えていた。



「ぼ、ぼ、僕は み、峰原 恋…です」

(やってしまった… 緊張のあまり噛みすぎてしまった)


城野さんは笑いながら


「ふふふ、面白い人ね これからよろしくお願いします」



「う、うけた まぁ結果オーライだな この調子で、仲良くなってやるぜ! 」


その時僕はそう思った。




だが今日、学校で城野さんと話したのは、これが最初で最後だった。









「はぁ〜 何も話せなかったな…」


帰り道に1人で呟いていた。


「せっかく仲良くなれそうだったのに、なんで僕はこんなに人見知りなんだよ!!」


少し泣きそうになった。


その時


「泥棒〜〜!!!」


どこからか叫び声が聞こえた。


するとその直後 路地から黒ずくめのあきらか怪しい人がでてきた。


とっさに僕はその人を追いかけた。

足の速さは僕とさほど変わらないせいで全く追いつけない。かと言ってて差が開いてるわけでもない。



*******



そして場面は冒頭に戻る。



今死にそうなぐらい走っている。


「なんで追いつかないんだよ! でも相手も疲れているに違いない。ここは根性だ!」


僕は体と心が悶えているが根性で走り続けた。


すると相手も予想どうり疲れていたらしく足がもつれて勝手にこけだした。


「しめた!」


僕はそのまま相手の体にのしかかり泥棒を捕まえた。


「よっしゃぁぁ!! 勝ったぞぉぉ!!」


思はず叫んでしまった。


その声を聞いて近所の人が出てきた。

その人に警察を呼んでもらい、この件は一旦落ち着いた。


その泥棒が盗んだものはまさかの下着だった。

警察から事情聴取を受け終わったのは20時頃だった。


「もうこんな時間かよ 今日はついてないな」


そう思いながら警察署を出ると暗闇のせいで少ししか見えないが、見覚えのある人が立っていた。


よく見るとその人は転校してきた城野さんだった。


「城野...さん?」


戸惑いながら僕はそう言うと、ゆっくりと近づいてきた。 ようやく顔がはっきり見えるようになった。


「あ、あの、泥棒捕まえてくれてありがとうございました!」


大きくお辞儀をしながら城野さんそう言った


「え、 もしかして、被害にあった人って... 城野さん!?」


「そんなに大声で言わないでくださいよ は、恥ずかしいです」


少し顔が赤くなりながらうつむいていた。


「なんか、頑張ったかいがあったよ」


冗談っぽく僕は城野さんに言うと


「峰原くんにお願いあるの…聞いてくれる?」


(まさかの告白か!? 過去の僕 よくやった!)

そう思いながら


「いいよ 何?」


と、そう言った


「あの、こんなこと言って迷惑かもしれないけど……」


「……けど?」


「私のボディーガードになってください!」


また大きくお辞儀しながら城野さんはそう言った


「ごめん 、よく聞こえなかった 。もう一度言ってもらえる?」


「私のボディーガードになってください!」


ものすごい早さで返事がかえってきた。


「……」


「……」

沈黙のあとに



「僕に用心棒をして欲しいと?」


「……はい」


「……」


「だめ、ですか?」


「僕は――」


僕は少しためを作ってから


「もちろんいいに決まってるじゃん!」


可愛さに負けお願いを承諾した。






城野さんのこの発言から僕達の関係が始まった。










初めて小説を書きました

とにかく文章を書くのが下手くそなので多めに見てください(笑)




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