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俺はどうやら仕方ないくらいに恋愛することが他の誰よりも得意らしいのだ

作者:永峪侑正
恋愛感情はこの世で最も摩訶不思議で、美しく、一方で恐ろしく、甘くもあり苦くもあるものであり、誰もが生きていれば一度以上はそんな異常状態に悩まされるはずだ。したがって、それはある種の精神的な病であると定義することも可能だろう。気づけば特定の異性及び同性に対して変な感情を抱き、不意にその人間のことを目で追ってしまったり、その人と同じ物を買ってしまったり、ちょっと近づいてみたり、携帯電話で連絡を取ってみたり、直接お話ししてみたり、一緒に何処か遠くの場所に行きたいと思ったりと、一度その病気を患ってしまえば、二度と引き返すことができなくなる精神状態になってしまい、自分が何をしたいのか時々見失ったりもする。その際、人によって多種多様な対応があり、病状があり、方法が存在するのだ。人々はそれを思春期特有の症候群などと表現することがあるが、しかしながら老若男女問わずして、恋愛という病気は誰でも、どんな状況でも罹ってしまうために、その言い方は正しくないのかもしれない。

――嗚呼、どうして恋なんて病気があるのだろうか。

そんな風に、何気ない日常の中を生きる彼:谷崎やざき佐たすくは考えていた。

15人の女子のことを思い出しながら。感傷に浸りながら、感慨深げな顔をしながら。

恋することが得意な彼だからこそ紡ぐことができた、正真正銘の恋愛物語が終ぞ語られる。

「好き」
01_古き春の序章
2019/08/18 19:00
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