表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
色の世界  作者: イヴ
過去の軌跡
36/60

猫スタイル

「はぁぁぁー!」

 ヘレンが振りかぶってブルーニトログリズリーに斬りかかる。爪で防御されたが、爪の半分くらいまで刃が入っていてヘレンの筋力がよくわかる。

「今の一撃でブルーグリズリーだったら終わったよな?」

「ヘレンの力強いな、後で戦ってもらおう。」

「ここでブルーニトログリズリーに会うなんて運がいいのか悪いのか。」



 ブルーニトログリズリーはブルーグリズリーが成長し続けるとなる姿で、成体のブルーグリズリーより2回り大きく、爪の色が赤くなった固体である。この個体は純粋に力と硬さ、そしてリーチが上がっていて強い。1対1ではゴールドランクでも相性によってはやられてしまうし、シルバーランクだけではまず勝てない。

 ちなみに葵パーティーの場合、葵は詠唱できれば上級魔法で倒せ、石頭は身体強化で殴り合えば恐らく勝てる。命は倒せないが、霧などで逃げるのは簡単な敵である。


「連斬り(れんぎり)!」

 ヘレンは左腕をひたすら斬りつけ、落とそうとしている。たまらずブルーニトログリズリーも爪で反撃するが、身体がほぼ密着し続けているためうまく当てられない。

「次元断!」

 大技で腕を斬り落と・・せずに、再び連斬りを続ける。

 ブルーニトログリズリーはヘレンに抱きついて体を折に行く。捕まったヘレンだが器用に腕の周りを回転し、服だけ置いて再び斬りつける。左腕がそろそろ落とせるという段階でブルーニトログリズリーが自ら腕を千切り、こん棒のように振り回した。流石に予想外でヘレンは躱し切れずに身体を打たれて飛ばされた。

 肋骨を抑えながらくるくる回転し、着地した。

「フシャーー!」

 着地後に起き上がらずに四つん這いのまま猫のように構え跳びかかっていく。


「あれって猫だよな?」

「獣人っていってたもんなー。」

「頑張ってください。すぐ終わったらすぐ回復しますから!」


 ブルーニトログリズリーの周りを跳びまわりながら素手で再びヒット&アウェイを繰り返してダメージを与えていくが、肋骨が折れているのか見るからに辛そうで徐々に動きが悪くなっていく。

 ついにブルーニトログリズリーに捕まってしまうがいつのまにか再び剣を持っていた。

「終わりだにゃ!」

 剣を横に一閃し、両目を潰すと同時に斜めに振り、顔を斬った。

「次元断!」

 両断とまではいかなかったが顔の深くまで斬りつけたことにより、ブルーニトログリズリーは息絶えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ