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色の世界  作者: イヴ
盗賊退治
17/60

葵の一日 part1

数日に一度より、短く毎日にしました。

また、以前アカメのステータスをヘレンと表示してしまっていたためお詫びを申し上げます。

ヘレンのステータスは出てきていません。

 烈火とアカメが弟子入りし、葵の自由な時間が増えた。ちなみに烈火と葵は葵の知り合いの宿に泊まり込み、修行の関係でアカメもよく来ていた。

 今日は烈火達が修行に言った後皇帝に会いに来ていた。


「久しぶりだね葵。」

「お久ぶりです、皇帝陛下。」

「やめてくれ、人払いは済ませているから前見たいにアレクと呼んでくれ。」


 魔法で軽く水を巻き、人がいないのを確認してから葵が口を開いた。

「どうしたんだアレク。俺を呼ぶなんて。」

「実は最近暴れている盗賊の頭を捕まえて来て欲しいんだ。」

「騎士団を使えばいいだろう?」


 帝国には4つの騎士団があり、(1つはヘレンだけだが)どれもかなり練度が高いため、盗賊を捕まえるのはたやすいはずだ。

「それがな、恐らく四天王がそれに近い奴が裏切って暗躍している可能性が高いんだ。そこで外部のお前に頼んでいる。モンスターから国を守るために強い騎士団を作っても内部で争うことになったら意味がないからな。」


 葵はしばらくは暇なので受けることにした。

「裏切り者のおおよその見当は付いているのか?」


 皇帝は言葉を選ぶようにこう言った。

「四天王は裏切ってないと思いたいが、北方騎士団の実力者達の中で最近揉め事や行方不明者が出ているんだ。バッシュには心配するなと言われているが怪しいと俺は思っている。」


 バッシュというのは四天王の1人で北を収めている。ちなみにヘレンは南だ。南側はモンスターが弱く、他の国もまず攻めてこないため1人で守っているが、北は定期的にモンスターが溢れて国へ侵攻してくるので人数が多く、兵士も気性の荒い者が多い。


「ではまず帝国の北側の外へ行ってみます。」


 帝国はこの飛び地を持たない代わりにとても大きく、大人が歩いても南の端から北の端まで数日はかかってしまう。そのため長距離の移動には大抵馬車を使うが目立つため、葵は魔法で水の絨毯を作って空を飛んで北へ向かった。


 昼飯は皇帝が高級な果物をたくさんくれたので食べながら移動した。そして北の門の上空を飛び越え、周りを見渡した。


 北も門の外は森が生い茂っていて中々人を見つけるのは苦労する。その上足音がどうしても大きくなるため隠れられたら普通は捕まえられない。そのため盗賊を捕まえるのも門の外では厳しく、キャラバンなどが襲われても荷を取り返せない。



 普通は捕まえられなくても葵は容易く見つけることが出来る。風と水の魔法を使え、魔力量の多い葵なら・・・。葵は集中して久々に自身の魔力を大量に放出した。

探知(ソナー)!!」


塵も積もれば…。時間がなくても1000字なら大丈夫なはず。

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