魔王死す
ルーデル閣下を黄泉帰りして頂きます。
もちろんお土産付です。>チートですね。
敵はロ助でボコボコにして遊びます。
私の名はハンス・ウルリッヒ・ルーデル。
誇り高きルフトワッフェ空軍大佐だった。
大戦を闘い抜き多くの赤軍戦車を葬ったがまだ足りぬ・・。
だが大戦は我がドイツ軍の敗北で終わった。
私は最後まで敵を斃しまくり、誇りを持って連合軍に投降し戦争を終えた。
戦後は嘗ての戦友を支援したり山に登ったりして、家庭も持ち悠々自適に過ごした。
そして1982年、私は世を去った・・・ハズだったのだが??
「ルーデルよ、起きろ!!」
ナニやら煩い。私は眠いのだ。
「起きろ!!!!!」
眠いが煩いので起きる・・と???
おかしい、私は老齢で物故したハズだ。
それが若い頃の肉体を得てて足が生えてる。
戦争中に喪失した足が。有難い。
これでまたフットバーが踏めるし、マラソンも出来る。
「ルーデルよ、思案してる処をスマンが話を聞いて貰おうか?」
フム、仕方ない・・。
「やっと聞いてくれるか・・。
貴殿は大戦で敵を斃しまくって魔王とも呼ばれた。相違ないな??」
まあソ連軍から見れば魔王だろう。ただの戦闘員だったのに。
もし私が100人居れば総統閣下の願いも聞き遂げられただろう。
「恐ろしい事を考えるな・・貴殿が100人居れば世界が滅びるぞ・・。」
まあそうだろう。
私の実力は敵を恐れず弾の機動を見て避ける能力。
これこそが私の神髄。
「そこでだ。貴殿に大戦初期に帰って貰い初期から大佐の位を授けよう。
もちろん総統閣下も一緒だ。」
へ???総統閣下も??
「ウム、総統も過去を悔いており、無慈悲なユダヤ政策をしないそうだ。
そして空軍を全て貴殿に委ね・・。」
いや、それはイラネです。
私はひたすら赤狩りがしたい。
「・・そうだな。ではゲーリングの代わりにガーランド大将を据えて自由にさせよう。
貴殿は前線で闘いたいのだな??」
だからそうですと言ってるでしょうが。
あ、出来ればシュトゥルモヴィークが欲しいですね。
赤軍には勿体ない機でしたしスツーカより頑丈です。
「ウム、では赤軍の機をスツーカにして置き換えよう。」
有難き幸せ。
そして・・。
「ルーデルよ、お前にはチートも授けよう。」
へ??チートとは??
「ウム、聞きなれない言葉だろうが未来では普通に通じる言葉だ。
要するにズルだな。貴殿の元の力量に神の力を貸与するのだ。」
おお、有難い。
もしかして空で爆弾補充出来たり、弾丸燃料を補充出来るのか??
そしたら24h飛んで闘えるな。
「止めろ!!同乗者が死ぬぞ!!」
む・・・じゃたまに降りて休憩したら出撃で、戦場に戦車が潤沢だったら、
即座に空で補充で我慢しよう。
神は彼にチート与えた事を早くも後悔してた。
悪魔と魔王が合体した様なモノを産んでしまったのだから。
だが彼は早速、過去に転移してしまったのだ。
大好きなルーデル閣下が主人公です。
神様が早くも後悔しますwww