心の水やり
自分が心を育てないでどうする。
ただただ枯れ果ててゆくだけだ。
自分が心を育てないでどうする。
ただただ乾いてゆくだけだ。
自分が心を育てないでどうする。
ただただ朽ちてゆくだけだ。
心には、水やりが必要である。
適度な水と肥料、そして慈愛に満ちた言葉と感情。
それらをバランスよく与えなければ、心は育たない。
だから少女は、毎日心に水をやる。
潤って、のびやかに育つようにと祈りながら。
だから少女は、適度に肥料をやる。
たくさん食べて育つようにと祈りながら。
だから少女は、適度に自愛に満ちた言葉と感情を与える。
豊かに健やかに育つようにと祈りながら。
ーーー私も、この少女のように、心の水やりが必要なのかもしれない。