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病弱少年の異世界転生~やれなかったことをやるための物語~  作者: ◆smf.0Bn91U
プロローグ:世界に留まるキッカケを
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目覚めたそこは

 あらすじ項目に書いた注意事項の方が、本来のあらすじよりも長くなるというポカをやらかしてますが、とりあえず書き始めてみます。

 いつも見慣れた天井を、ボヤけた視界の中見つめている。


 ゆっくりと瞼が落ちていく。


 いつものように眠るだけ。


 それなのに。

 それなのに、何故か周りがバタバタとしている。


 騒がしい。

 僕はただ、いつものように眠りたいだけなのに。


 ……でも、不思議なもんだ。

 いつもなら絶対に眠れないほど煩いのに。


 今日は不思議と、瞼が落ちる。

 眠い。

 眠くて眠くて仕方がない。




 …………。




 ……ああ、そうか。


 ……まあ。

 死ぬ時は苦しいと言うけれど、こうもいつものように終わるのなら……それはそれで、ありがたい話だ。


◇ ◇ ◇


 ──ごめんなさい──


◇ ◇ ◇


 何が? とか、誰? とか、そうした疑問を反芻させながら、僕は目を覚ました。


「いった……!」


 背中が痛い。

 身体を起こしてみれば、僕が寝ていたのはただの岩の上だった。


「っていうか……」


 暑い。

 いつもちゃんと空調が効いているのに。


 六人病室だからといってそこがケチられたことはないはずなのに。

 なんせお年寄りが多いので、変にそこをケチってしまえば、熱中症や脱水症状で、そのまま病室で倒れて目覚めない、なんてことが起きかねないだからだ。


 ……いやそもそも岩の上で寝てる時点で、そういった段階じゃないから!


「ここどこだって話から始まるからっ!」

 遅筆すぎる故に話が進まないな……果たして他のキャラが出るまでどれだけの日数が掛かるのか……!

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